【ニキビケア】過酸化ベンゾイル&ティーツリーオイル

2015-12-02 | コラム

過酸化ベンゾイル&ティーツリーオイル

 

ニキビは10代だけでなく、たくさんの人が経験する肌トラブルです。
”ニキビは約95%の人口に影響を及ぼしており、一般的に11歳~50歳の間に経験する”といいます。

ニキビとは?
ニキビは「炎症」です。

ニキビの原因
1.ホルモン(主に男性ホルモンーアンドロゲン)
2.炎症
3.皮脂の過剰分泌
4.不規則な、または度過ぎの皮膚表面及び毛穴の角質除去
5.毛穴の奥にたまったバクテリアによる炎症
6.化粧品や食べ物、医薬品に反応

 

ニキビ治療:過酸化ベンゾイル
過酸化ベンゾイルはニキビ治療において、最も効果的な方法です。
過酸化ベンゾイルは毛穴の奥に浸透してニキビを作るバクテリアを壊して炎症を予防します。

塗るタイプの抗生剤や抗バクテリア成分(処方医薬品)とは違って、過酸化ベンゾイルは肌に刺激を与えず、バクテリアが耐性を持たない成分です。
製品に含まれる過酸化ベンゾイルの濃度は2.5%~10%までですが、2.5%のものがずっと肌にやさしく、高濃度のものと効果は同じです。
ですが、2.5%のもので肌の反応がなかったら5%や10%の濃度を試してみるのもいいでしょう。

 

代替成分:ティーツリーオイル
ティーツリーオイルは効果的な抗菌剤の役割をするという面白い研究があります。
ただ、過酸化ベンゾイルに比べると、
5%の過酸化ベンゾイルが持つ効果を出すためには5%のティーツリーオイルが必要になりますが、
問題は、その濃度が含まれた効果の高いティーツリーオイル製品は市中にないということです。

今まで確認できる最も高い濃度のティーツリーオイル製品は0.5%入りのものですが、これはニキビ治療に適していません。
純ティーツリーオイルと宣伝するものにも一般的にキャリアオイル(ベースオイル)に割った3%になりますので、
成分の効果を期待することは難しいです。






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