「道の駅 コスモール大樹」だより

北海道南十勝の「道の駅 コスモール大樹」の職員が独断と偏見で勝手に発信をする道の駅情報です

最新技術を見ました

2006-10-17 09:48:59 | 管理人のひとりごと
最新技術を勉強

15日の日曜日、
大樹町の防火安全協会の研修で
「帯広消防署」と「更別企業」を訪問しました。

帯広消防署では、
通信司令室を見学し、
署員の方からいわゆる119番の仕組みの説明をうけました。


通信司令室の内部です

初めて室内に入りましたが、
オドロキでした。
多分、こんな感じなのだろうとは推測していても
実際の現場を見て説明を受けるとちがいました。

帯広の消防本部は平成11年の新庁舎になり
その機会に現在のシステムを導入したそうです。

202-通信指令システム
というそうです。

119番を受信すると、
 受信時間と発信場所が表示され、
 同時に発信場所の地図が画面に表示され、
 内容により「救急」か「火災」を確認し、
 出動する車両が指定されます。
 それと同時に緊急放送が流れ、
 もよりの場所の地図が車両待機場所へプリントされる。
というような流れになっています。

丁度、説明を受けているときに救急119番を受信し、
臨場感がありました。

毎日ご苦労様です。
帯広消防本部のホームページがありますので、
興味のある方はどうぞご覧ください。


また、
更別(さらべつ)企業」では
BDF(バイオ・ディーゼル・フュ―エル)の説明を受けてきました。

BDFとは、
化石燃料(軽油)の代替燃料として、
植物性の油を原料にしたディーゼルエンジン用燃料のことです。

廃油(天ぷら油など)を回収して、化学反応を起こして
軽油の代替燃料を製造しています。

BDFは植物系燃料のため、Co2排出量がゼロ
炭素、水素以外に酸素が多く含まれていて、
 排ガスの硫黄酸化物(SOx)は含まれていなく、
 黒煙の発生が非常に少ない
環境・安全の観点から法律をクリアしていて
 公道走行可能な軽油代替燃料であり、 
 市販のディーゼル車に使用できる

ということでした。

現在は1日約200リットルを生産していて、
十勝エコネットワークの会員である
更別村、大樹町などの事業用燃料として使用されているそうです。

北海道の冬は気温が低下しますが、
現在低温でも使用できる研究を続けていて
マイナス20度程度までは使用可能となりそうとの事です。

ともかく、
地球の温暖化防止にも効果がある新技術
今後の推移に期待したいとおもいます。

更別企業では、
廃油のBDF化過程で出るグリセリンは
食物残渣と共に肥料に加工しているそうです。

ではまた


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