母の味。

今日のお弁当は。

豚肉とピーマンのおかか甘辛炒め。
卵焼き。
キャベツ炒め。

ご飯にゴマ塩。

母が、
「豚肉あったから作ったよ～♪」
と、甘辛炒め作っておいてくれてたの。

きゃー。
めちゃめちゃ嬉しい。

さっそく、お弁当に詰め詰め。

一口ぱくり。

うんうん。
この味。
とても美味しい。

甘くて、しょっぱくて。
ご飯にとても合う味。

高校まで作ってもらっていたお弁当に、よく入ってた甘辛炒め。
お肉が豚肉だったり、鶏肉だったり、お野菜もにんじんとか、玉ねぎとか。
いろんなバージョンがあったけど、どれも大好きだった。

自分で料理を作るようになって、いろいろ料理を覚えたけど、この味に近づくことすらできない。

料理の腕の差や、母の経験値の高さもあるだろうけど、それだけじゃないんだろぅなぁ。

旦那様だったり、奥さまだったり、子供達だったり。
大切な誰かのために作る料理は、自分のための時以上に、栄養や味つけを気にして、美味しくおいしく作ろうとするもの。

食べるのが自分だけだと、美味しく作ろうと思っても、なんとなく違う？
いや、自分で作るときだって、美味しい方がいいから頑張ってるけど…。

誰かのために、思いを込めて作ることができるって、幸せなことだね。

私も愛情をこめたお弁当を、誰かに作ってあげてみたい(と、思っても相手がいませんわ。)
まあ、私の料理の腕がアレなので、美味しいかどうかはわかりませんが。

素敵な出会いを期待しつつ。
(まだ、期待しとんのかーい。)

この味に少しでも近付けるよう、料理も頑張ろう～♪

さ、今日も頑張ってきまーす。