外房線安房天津駅出発 安房小湊までの里めぐりハイキングに挑戦。 安房天津駅から街中を抜け天津小湊公民館のわきを通り海沿いを歩いていくと
祇園信仰の神社「天津須賀神社」が現れる。 町中に静かにたたずみ、天津の海を優しく守っているような穏やかな神社である。天津須賀神社
お参りを終え、天津漁港を進むと源頼朝が伊勢の大神様を勧請したと言われる 房州伊勢の宮で800年の歴史を誇る「天津神明宮」が迎えてくれる。
凛としたたたずまいでどっしりと周りの山々と溶け合っているその姿は 思わず両手を合わせたくなる、とても趣のある良い気を感じさせてくれる天津神明宮
こんなカエルさんともご対面。
一路、国道128号線沿いに足を進め実入トンネルの隣に作られている 歩道用トンネル通称「トンネル水族館」と言われている 色とりどりの魚が回遊する模様が描かれているトンネルを抜けると 安房小湊に近づく。トンネル水族館
歩道沿いに直進。海沿いの歩道は眺めが良く歩く には気持ちがいい。この辺でランチタイムとしよう。
本日の食事処は「千家」このあたりで食するのは、 各店の自慢の丼「おらが丼」だぁ~ 千家のおらが丼は海の幸が こんもりと盛られている海鮮重である。これで¥1.575は、都会では、ちょっと味わえないと思う。
なんといっても特筆すべきは「新鮮」と言うこと。 おなかも満たされハイキング続行。 安房小湊駅を左手に直進 目指すは「誕生寺」 1276年日蓮誕生の地に弟子の日家大上人が一宇を 建てたことが始まりと言われており、毎年、七五三詣りの お会式(祭礼)にきれいに着飾った子どもたちで にぎわいを見せるとのこと。誕生寺
誕生寺を抜け裏道の雑草林を進むと目の前に 現れてくるのは「鯛の浦遊歩道」 別名「ビタミンウォーク」と名付けられているこの遊歩道は 小湊を訪れた際には是非立ち寄って欲しい。 日蓮聖人が、貞応元年(1222)2月16日 小湊片海の地に降誕したその時 海面に大小の鯛の群れが集まったと言われる不思議な地。 本来、深海性の鯛が浅い海を群れで泳ぐ不思議な姿が 運が良ければ見られるという遊遊覧 時間が許せば乗船してみるのもおすすめ。 その昔、日蓮聖人が父祖の供養のため帰られた折 海に向かってお経を唱えられ 南無妙法蓮華経のお題目を書かれその時、波の上に その文字が現れ多数の鯛が集まり そのお題目を 食べつくしたという言い伝えがある。 それ以来、鯛を「聖人の生き姿」と考え信仰したという。 この一帯は今でも禁魚区とされている。 妙の浦(鯛ノ浦)を見ながらの散歩である。 そんな話を聞いたせいか、この遊歩道は、なんとなく パワースポット的な感じがした 別名がビタミンウォークというのもきっと「元気が出る道」 の意味が含まれているのではないか? もう1度、元気をもらうためにゆっくりと訪れたいビタミンウォークであった。お土産は鯛せんべいだ・・・
房総の旅 鋸山編は別ページで→人気ブログランキングへ
Twitterブログパーツ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます