古代に遡る極めて民衆的神事なのか
現在は回顧的に極めて簡略化されているが明治中期まで継続された。
4人の三叉鉾の神は
越の国を4地域に分け、それぞれの地域の裕福な家から頭を抽選し、
3年周期で頭となった家を移動する。
瀬織津姫と奴奈川姫が年ごとに交互に妻を務める。
この4人の神々はこの地域に、稲作、鮭漁、酒造を伝授した。
頭に選ばれた家は、税を免除される代わりに
年二回、3日三晩、それぞれの地域住民100名づつに酒や食事の大盤振る舞いを強いられる。
4人の神それぞれと、女神それぞれとの交互の婚礼儀式である。
身上つぶす家も多かったとか・・・・
考えてみれば、これは地域の富の平準化につながり、カタルシスに寄与したのか?
と同時に、無礼講の神々の婚礼の儀礼は
若い男女にとって年2回の神と同化した自由恋愛の時でもあったことは容易に想像できる。
この4人の神々は食だけでなく、村々が平等で子宝にめぐまれる繁栄の仕組みを伝授したかもしれない。
最上段、三叉鉾の神4体、足元に鏡(瀬織津姫か奴奈川姫)4体、交互のめ・お12、御幣のさされた鏡餅10
土着の地主神(宇名具志神?)+三叉鉾の神4体+2女神+蔵王権現(13世紀以降)の神仏習合
プリミティヴかつ本質的に合理的 さすがミラクルミックス ひのもとの国
10:00~11:30 又倉神社:延喜式宇名具志論社
年一度の王神祭にて
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元バンカーの一言
36500円~39000円 12月中旬
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