毎日、昼休みに福原直人さんの「星が好きな人のための新着情報」というホームページを拝見して天体の情報を見ています。
ここ数日、忙しくて見ていなかったのですが、今日見てみたら土曜日の記事で「Meade社が倒産の情報」という記事がありました。
Meade社はCelestron社と並ぶ2大天体望遠鏡メーカーでした。
歴史的にはCelestronの方が古いようです。
Celestron社と同様にシュミットカセグレン望遠鏡という大口径ながらコンパクトで性能の良い天体望遠鏡を製造・販売しておりました。
主に惑星の観測に威力を発揮していました。
マイコンを使った自動導入システムがありアマチュア向けの冷却CCDカメラが普及すると肉眼では見えない銀河が撮影できたため、一世を風靡していました。
私の手元にもMeade社、Celestron社のシュミットカセグレン望遠鏡があります。
(いずれもジャンク品という動作保証のないものを手に入れて整備しました)
口径20cmのシュミットカセグレン望遠鏡を使うとこんな写真を撮ることができます。
昨年の火星大接近頃の画像で、左から火星、木星、土星です。(気流の関係であまり鮮明ではありません。)
Celestron社も会社の名前は続いていますが現在は台湾の会社の傘下になっているようです。
Meade社の方は別の天体望遠鏡メーカーが再生に乗り出しているようですがどうなるのでしょうか。
日本にも過去に一般向けの天体望遠鏡作っていたメーカーがたくさんありましたが今は5社ほどになっています。
安かろう悪かろうの製品を販売していた会社も多かったので自然淘汰されたのかもしれません。
Meade社も倒産するようでは世界的に星に興味を持つ人が減っているのでしょうね。
残念です。