ロートル技術屋の日記

オリオン座流星群 ハレー彗星の歌 当山ひとみ「銀河の片隅で」

明後日、10月21日がオリオン座流星群のピークです。
塵をまき散らしたのは有名なハレー彗星です。
通常の出現はなだらかな変化をするためピークの前後3日間ぐらいは同じ程度の活動があるとされています。
今年は月齢5と日没後しばらくすると月が沈んでしまうので月の条件は良いです。
今年のピークは21日の15時とされていますが、上記のようにピークはなだらかなのであまり気にしなくてもよさそうです。
2006年には突発的に多数流れるという現象が観測されています。
翌年、2007年にも活発な活動がありました。
12年周期で流星数が増える傾向があるそうで今年は「もしかしたら」ということになるかもしれません。
この様な突発的な増加は通常のピークと違った時間に起こることが多いので晴れていたら空を眺めてみると良いと思います。
寒いので防寒対策を忘れずに。

1986年に母彗星であるハレー彗星が回帰し4月に地球に一番近づきました。
ハレー彗星ブームが起こり天体望遠鏡が良く売れたそうです。
玩具メーカーのトミーがファミスコというセミ・アポクロマートという比較的性能の良い天体望遠鏡を販売し、話題になりました。
実際には位置関係が悪く4等級程度までしか明るくならず、尾もそれほど長くはならなかったため期待外れに終わってしまった感があります。

当時のハレー彗星ブームは望遠鏡だけでなく化粧品などにも名前が使われていました。
彗星やハレーといった言葉を歌詞に取り込んだ歌もいくつか発売されました。
そんな中、まさしくハレー彗星の事をなぞらえて歌った歌があります。
こちらで紹介した当山ひとみさんの「銀河の片隅で」という歌です。


1986年の接近と次の回帰である2061年のことを歌っています。
Youtubeにアップロードされていましたので興味のある方は聞いてみてください。
(毎度のことながら人のふんどしで相撲を取っている状態ですね)


歌詞の中では2062年と歌っていますが実際には2061年の7月28日に最も太陽に近づくと予想されており、位置関係が良いのでその前後で長大な尾が見られると期待されています。
ハレー彗星は76年周期と言われているので単純に1986+76=2062にしたのでしょうね。
木星や土星の重力、太陽風の影響などで周期は微妙に変化するので必ずしも76年周期になるとは限らないのです。
私は2061年まで生きていたとしたら年齢が3桁になっているので認知症になってわからなくなっているかもしれません。
でも、長い尾はぜひ見てみたいものです。
認知症にならないよう健康に気を付けて長生きしなくてはと思うこの頃です。

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