今度はピークアウト
昨晩の安倍首相の緊急事態宣言の会見の中で
「人と人との接触機会を最低7割、極力8割削減することができれば、2週間後には感染者の増加をピークアウトさせ、減少に転じさせることができる」
と発言していました。
この「ピークアウト」という言葉、必要でしょうか?
「ピークアウト」を調べてみるとWeblio辞典に
頂点(peak)に到達し、もうこれ以上は上昇・成長しないという段階、これ以降は下降・衰退していく他ないという段階に至ることを意味する語。市場経済などの分野で用いられることの多い語。
とありました。
経済用語のようです。
「人と人との接触機会を最低7割、極力8割削減することができれば、2週間後には感染者の増加を減少に転じさせることができる」
ちゃんと伝わりますよね。
経済関係の方にはおなじみの言葉なのかもしれませんが一般の人は知らない英語です。
英語が得意ということをアピールしたかったのでしょうか。
あるいはわからない言葉を使って煙に巻きたかったのでしょうか。
私はには使った理由が理解できません。
失敗した場合に責任を取るのか?
余談ですが、会見の最後、予定時間を過ぎてからの海外記者の「失敗した場合に責任を取るのか」という質問に対し、、「最悪の事態になった場合、私が責任を取ればいいというものではない」と答えていました。
責任は取らないということです。
腹をくくって対応しているとは思えないですね。
このような発言をしているから政府は信用されないのだと思います。
森友問題、加計学園問題、桜を見る会の疑惑、自殺者の証言があっても再調査しない、従来の決まりを破ってでも検察庁長官を自分の知り合いにさせ続ける、責任を取る気など全くない人だから当然かもしれませんね。