コマクサ 

四季を通じて山や自然を愉しみ、トレッキングやハイキング、自然を愉しむ人と交流するサイトです。

下山の西天狗岳~唐沢鉱泉ルートは展望台続き♪

2018-08-19 00:00:00 | 縦走トレッキング
西天狗岳からの下山ルートは、ものすごい石ごろごろの下山ルートでした。
日差しが照り付けるなか、集中力を切らさず下山していきます。
女性はここは絶対に、手袋があったほうがよいです。
でかい石なので、手を使って降りるほうが安全。八ヶ岳特有な石ごろごろです。

時々振り返ると、絶景です。


振り返れば向こうのほうには東天狗岳となりの根石岳の山頂と、根石山荘が見えます~

展望台につきました!!! 稜線歩きで景色が良くなっていたけど、ここは森林限界の樹木も無く、展望が最高です

南方面に、くっきり南アルプスが見えます!!! 正面は仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳だそうです。

少し東に目を向けると、南八ヶ岳の峰々です。だいぶ先ほどより降りてきました。


朝が早かったので、ここで10:30くらいだったのですがおなかがすいてしまい、黒百合ヒュッテのお昼用に用意してもらったお弁当を頂きました。

油がのったサバ?のみりんの甘い味が、疲れはじめていたときにちょうど美味しい
山に来ると、ふだん白いごはんをたっぷり食べるのは億劫なのに、なぜか少ないおかずでペロリと食べられてしまうんですよね~♪
ここで、写真タイム&登山・下山の人たちとおしゃべり。景色が良くて、天気も良いと、知らない人との話しも弾みます♪

また少し稜線の下りを歩いていくと、第2展望台にきました。景色がだいぶ変わりました。

茅野の盆地がよく見えます。向こうに引き続き南アルプスが見えます。南アルプスも行きたいな~♪

南八ヶ岳もだいぶ遠くに見えてきました。

15分も歩くと、森林限界が終わって、針葉樹林帯に入ってきました。
八ヶ岳特有の石ころごろごろが続きますが、下山すればするほど岩が石になり、小石になって、雑木林の土の道になっていきます。

かなりつづら折りのくだりの長い道を1時間以上降りて、最後は深い森のなかを降りました。
あまり人が歩かないルートらしく、一人だと動物が出てきそうでちょっと怖いかも、です。
ここは下山ルートとして下るのにもけっこう長丁場なので、このルートの登りは、けっこうそれなりの中~上級者コースのように思います。

やっとやっと、降りてきました。唐沢鉱泉です。


山からの川が、鉱泉になってオレンジ色の川になっています。

唐沢鉱泉旅館だけが1軒ありました。

まだ春になったばかりで、都会ではもう咲き終わったお花も、ここでは今咲き始めたところです。

でも、とっても大きく、開放的な旅館なので、とっても落ち着けました。
立ち寄り湯もok、宿泊もあり、ランチメニューも充実して、温泉あがりのお食事も、いす席でも畳の部屋でもあったような気がします。
それほど人がいなかったので、みなさんそれぞれに、田舎のおうちに来たみたいに靴下をぬいで、お風呂上がりでのんびりしています。

私たちはここからまだ渋の湯のバス停まで歩かなければならなかったので、
残念ながら温泉には時間的に入ることができず、一息します。
アイスクリームも自然な味でキンキンに冷えていておいしかった~!!!そして赤いジュースは長野県の一般家庭なら必ず出てくる紫蘇ジュースです♪
私も親戚の家で飲んだことがあり。すっきりしていて、酸っぱいほどでもないさわやかな感じで、色がキレイ。

ここで英気を養って、この唐沢鉱泉旅館の後ろの山の山道を超えて、渋の湯へ向かいます。

あとバスまで60分!間に合うかな~。

こちらは先ほどと違って、明るくて風通しのよい雑木林です。

ぎりぎり50分くらいで渋の湯まで降りてきましたーかなり急ぎました。


15時のバスにぎりぎり間に合いました。
いつの間にか出発するときにはたくさん登山客がバスに乗り込んで、座席は満員になっていました。
中型のむかしのマイクロバスでしたが、これで茅野駅までたっぷり60分揺られてみんなで爆睡して茅野駅まで送ってもらいました。
梅雨まえの絶景天狗岳登山は、大満足でした
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晴天の東天狗~西天狗岳トレッキング!!! 

2018-08-06 00:00:00 | 縦走トレッキング
朝になりました!!! 鳥の声がすごい!そして早起きして縦走する人の物音が早い!
外は雲ひとつない晴天です!!!
昨日登った正面の高台もくっきり!

気温はまだ8度くらい。すっきりして気持ちいいです!



朝ご飯を早々に食べて朝7時に黒百合ヒュッテを出立します。
東天狗岳を左からアタック。そのため中山峠へ向けてトレッキング開始です。


中山峠から見える雲海がすごい!東のほうに中央アルプス?!それとも蜃気楼かなと思うくらい神々しい山並み!

さあっ、東天狗~西天狗岳が見えてきました。

ごろごろの石がたくさん出てきます。

どんどん登っていくと北の空は、北八ヶ岳がくっきり見えてきます。蓼科山はほんとうにきれいな姿です。


だいぶくると、東天狗の鼻がどこだかわからない真下まで迫ってきました。
岩がごろごろ。小さいころはこの岩がでかすぎて、手が届かなかったり足が届かなったり。親についていくのに大変でした

やっと朝出た黒百合平が見えてきた!かなり高いところまで登ってきました。

あと少し~と思うけど、まだまだ。。

大人も這いつくばって登ります。

晴天はやっぱり気持ちいい~♪

さいごはだんだん強くなる日差しの暑さに負けじと、黙々と登りました。
大体80分くらいの登りで、着いた!!!

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夕暮れの東天狗~西天狗岳の絶景!!!

2018-08-02 00:00:00 | 縦走トレッキング
夕暮れになってきて、夕ご飯の声がかかったので食堂へ行きました。


みなさんといっしょにご飯です。

ものすごくおなかがすいていたので、平らげました。
欲を言えば、お弁当用のトマトケチャップやマヨネーズを携帯していたら、味付けにかけると良かったです。
味にうるさい方には少し物足りない食事かも・・・
最近山小屋もこぞってグルメ化しているので期待値が上がってしまっていますが、おなかがすいているとありがたいです。
ただ、黒百合平は、むかし湿地帯っぽかったところですが、数十年前もとても乾燥していて、喉がカラカラで今回もそうだったので、お茶はたくさんいただきました。


この日は夕ご飯後も晴天のため夕暮れがきれいだったので、みんなこぞって、黒百合ヒュッテの前の高台に登りました。
この頂上が見晴らしがとてもよく!岩でガれていますが、登ったほうが良いです!

登って振り返ると、黒百合ヒュッテが!!!
ほんとうに窪地に立っているんですね。


少し行くと、高台に分岐がありました。ここを右に行くと、東天狗岳への左回りのルートで登っていけます。

正面にはすりばち池が!

真夏はこの水が干上がってしまいますが、まだ早春だったので、これは雪解け水がたまったものなんだそうです。
このすりばち池を左回りに、正面左手の東天狗へ登っていくんですねー。

向こうのほうは諏訪盆地と美ヶ原も見えているかなー?

とてもすがすがしい夕景です!!!登ってきてよかったー!!!
東に目を向けると、こちらは蓼科山です。なんだかとても幻想的な感じ。
諏訪富士ともいわれるくらい、やはりお姿はきれいですね~。


高台を降りてくるころには7時になり寒くなってきました。
温度計を見たら10℃を切ってる!!!
山小屋の2階に泊まったのですが、寝る9時ごろには0度くらいになり、寒くておふとんを被って寝ました。
写真が明るく映ってしまっていますが、かなり寒い!

テントの人はこごえそうだったんじゃないかと思います。
おやすみなさい~。

~つづく~
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早春6月の八ヶ岳・天狗岳へGO!

2018-07-30 00:00:00 | トレッキング

春から歩き出して、もう雪は無いかな?そろそろ2,500ⅿ以上の山に行っても大丈夫かな?と思い、梅雨前に天狗岳へ行くことにしました。
ちょうどウン10年前に登った記憶があり、今はどのくらい登れるようになったのかな~という気持ちもあり。
懐かしさ半分、久しぶりの八ヶ岳でわくわく感いっぱい!!!

今日の中央線は朝7時台なのでゆっくり。

新しいスーパーあずさです♪


今日はものすごい天気がよさそう
小淵沢を過ぎて、茅が岳や南八ヶ岳が見えてくるころになるとワクワク!!!
このあたりの車窓から見える景色で雲がかかっていると天気が悪いんだけど、今日は大丈夫そうです


JR茅野駅に着きました!
今日は八ヶ岳開山祭の日だから、たくさん茅野で降りるかと思いきや・・・あれれ?
茅野駅から発車するバス停に並んでいる人がほとんど人がいません。


次のあずさが来たら、だいぶ人が集まってきました・・・が8月に来たときと比べてずいぶん人が少ないな~・・・
と思っていたらバスが来ました!それも一斉に!!!
一番前が「渋の湯」行き、その次が「北八ヶ岳ロープウェイ」行き、そのあとが「美濃戸口」行き、になっています。
一番うしろが一番健脚の人たちが乗るバスです♪



私たちは渋の湯へ向かうため、渋の湯行きのバスに乗りました。
途中までは北八ヶ岳ロープウェイや蓼科山へ行く道と同じで、先に途中から右折して、八ヶ岳へ近づいていきます。

高原みたい!



田植え時期でたんぼがキレイです。


途中で真正面に蓼科山が見えました。看板が・・・

北~南八ヶ岳連峰って感じです。

このへんから、渋の湯の方向へ、山に向かって進んでいきます。
お、尖石(とがりいし)遺跡のバス停まで来ました。
昔はもっと、田舎でさびれていたような気がしたな~・・・

と思ったら、ここに温泉ができたみたい。だから奇麗になったんですね。

まっすぐ行くと、唐沢鉱泉へ行く道。天狗だけへは唐沢鉱泉から登れるコースもあります。
が、私たちは左へ折れて渋の湯方向へ。

右側にはずっと八ヶ岳が見えてます。今日はいい天気!!!

北八ヶ岳もとってもいい天気!今日の北八ヶ岳の開山祭は絶好のイベント日和ですね!


ここから山へ向かって登っていきます。バスのエンジン音がすごくなってきました。ちょっと古いバスだからかな。
でも新緑がものすごく奇麗です。

少ししたら、静かできれいな池が見えてきました。御射ヶ池(みしゃがいけ)です。
この画面の左側にはものすごい数のカメラマンや観光客が居て、大騒ぎの場所でした。
ここは有名な、日本画家・東山魁夷の、静かな白馬がみどり色の池にたたずむ絵のモデルになったところです。
絵と同じくらい静かで山が深そうに見えるところです。ただ、ここはちょっとした山林ぽい感じで、まだ八ヶ岳の懐という感じではないです。
どんどんバスが登っていくと、だんだん風がひんやりしてきました。
長袖だったので、まだ16℃くらいだったかも。
山桜が華やかに咲いていました。

ここから山岳道路のように、日光のいろは坂なみに登っていくと、川沿いを進み、山が迫ってきたところで終点。

ここが渋の湯温泉でした!!!
昔の有名な旅館が1軒あるだけで、旅館以外はもう山の登山口という趣です。
旅館の脇をまっすぐ山のほうへ進んでいくと、左へ登れば高見石方面、右へ登れば天狗岳(黒百合平方面)へ進みます。

右へ吊り橋を渡って、登山開始です!!!



ところどころ分岐が出てきますが、途中途中で何回も高見石(北八ヶ岳)方面への分岐が出てきますが、ずっと右方向です。

このへんから、大き目の石がごろごろ出てきて、うっそうとした森のなかをひたすら登っていく登山道になってきました。
ちょうど2130m付近です。
日差しが差し込まない涼しい森という感じです。


ここが分岐です。
道しるべがとってもわかりにくいんですが、進んできた方向から左へ向かうのが、黒百合平の方向です。
右方向へ行ってしまうと、唐沢鉱泉方面へ下る道へ行ってしまうので要注意です。


この先進んでいくと、どんどん登りがきつくなって、登山道の石の大きさがだんだん大きくなってきます。

蓼科山などの、石がごろごろした道を歩いたことのある人はそれほどきつくないかもしれませんが、
石ごろごろの道が不慣れな人にはちょっと疲れる道かも・・・

途中から川が出てきます。


この川を左に見ながら最後の登りが始まります。

ところどころ道がなくなってしまい、桟道があります。
川のなかの道を避けて、途中から山側の道を通るとよいです。
どうやら6月は、まだ雪解けしたばかりで、増水していたようで、桟道を通らないと危ない・・・

でもこの桟道のおかげで滑らず歩きやすく、どんどん高度を稼げます。

山を出ました!黒百合平です!!!着きました!!!

山桜がやっといま咲き始めたところでした。2600m近くあるから、まだ低地でいう早春ですよね。

黒百合平の真ん中に、黒百合ヒュッテがあります。懐かしい~。昔と何にも変わっていません。
入口ちかくで温度計があって16℃でした。

ヒュッテの前でキャンプもできます。
みんな到着したばかりで、これからテントを張る人たち。


ヒュッテに入ると受付があって宿泊の手続きをします。なんとモンベルと石井スポーツの会員証があると割引が効くそうです。

懐かしい黒百合ヒュッテです。
写真も趣深い・・・

ピアノもあって、音楽会をやったりしているんですよね。

黒百合ヒュッテの2階は、大部屋でした。向こうのほうに少し広いスペースができたみたい。
とても清潔感あります。

お店のところへ行ったら、お水をはったボックスにジュースがたくさん。
でも氷なんか入れる必要がないくらい冷えてます。

バッジもいっぱい!!!

荷物を出してみたら、いつものぱんぱんでした!!!

きのこの山もぱんぱん!!!


そろそろ夕ご飯です。外は夕焼けでノルスタジックな風景になっていました。


~つづく~

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三つ峠~母の白滝へ下山トレッキング

2018-07-02 00:00:00 | 縦走トレッキング
甲斐犬・かこちゃん・ゴンくんにお別れして、下山することに。
三つ峠には、立派なルートマップがあって、とても分かりやすいので、コレと地図を頼りに下山します。
今回は、初めて見る「母の白滝コース」、つまり川口浅間神社へ降りるコースへ出発します。

三つ峠ルートマップはこちら。http://www.mitsutoge-info.jp/root/rootmap.php


このマップを見る限り、観光協会ご推奨の道ではないようです・・・
というと、かなり急だったり道が荒れていたりするのかな・・・?
グリーンセンターへ降りる道は、長距離&かなり急峻で、午後遅くだったり疲れているときは下りないほうがよく、
また登ってきた天上山へ下りるコースも、下りであってもそれなりに時間がかかるので、今回はこの道を選びました。
が、なぜお勧めではないのかが、通ってみて分かったのでした。。。

三つ峠山荘から元へ来た道を戻って木無山へ向かいます。
木無山は文字通り、樹木が無い、笹の原という感じでした。
その中を道なりに進んでいくと緩やかな傾斜が始まります。
振り返るとこんな感じ。

登山道はえぐれて歩きやすいですが、雨が降ったら水の通り道なんだろうな・・・



途中、りんごの花のような桜の木がありました。白くて花びらが細い可憐な花びらでした。

しばらく60分くらいは、足元がフカフカな、滑らない歩きやすい下山道です。
ここを最後に登ってくるのはけっこうきっついだろうなー・・・という感じ。

でも広葉樹の森の中なので、森林浴をしている感じです。風通しも良く、気持ちがよい山道です。

気が付いたら急に林道へ出ました。
後で、地図を見てみましたが、ここがどこだったのか地図上ではよくわからない所です。

標識通りに進んでいくとまた林道とお別れですが・・・ムムム。
熊に注意?!
そういえば、これだけ下りてきたのに、登りも下りも誰一人会わず・・・たしかに午後2時を過ぎての下山なので、本当は自分たちの行動時間がマズイのではありましたが・・・
たしかに私たちだけということは、動物も出てくるかもしれない・・・気を付けねば。

ここからの道が、結構スリリングでした。
道がおそらく雨による水の通り道になったせいか、崩壊していて、とても歩けず、脇の歩けそうな所を歩きます。


それまで、森がシーンとしていましたが、水の流れがちょろちょろ出てきました。
こういった水の湧き出しているところを何度も渡ることに。

ところどころこういった平らで歩きやすい雑木林的なところはあるのですが、だんだん15時近くなってきたので急ぎます。


鉄塔まで来ました!
ここまで難路は無い、歩きやすくて穏やかな道でした。でも急坂なことはたしかで、山道を歩き慣れていないとコースタイム通りには難しいかもしれません。

鉄塔を右回りに道があります。
避けて、また森に入っていきます。

赤松がたくさん生えていました。植えたのかな・・・?秋は松茸が生えるのかな?


ここからが、文字通り、「マップにお勧めしていないコース」の理由っぽい山道でした!
道幅は人一人通る幅だけで、片側は常に崖。時々、こういったコースを示してくれるものはありますが、やはりそれほどメジャーなコースでないためか、ところどころだけです。

こんなにでっかい岩も、急斜面の途中で止まっています。。。いつか落ちてきそう・・・

さわさわ聞こえてくる中を、どんどん降りて行くと、出てきました、沢です!!!
何か足元に落としたら、脇の崖を転がって沢まで落ちていってしまいそうな感じです。


だいぶ降りてきました。
何となく、山道に人の手が昔入っていたような雰囲気になってきました。

三つ峠の名前のいわれが書いてあります。

さっきまで、崖の下のほうに見えていた沢が、時々こうやって、同じ高さを流れてみたり。
この辺まで来ると、ザアザアものすごい水量で、滑るように流れていく岩も、どうやらデカい・・・?

と思ったら、この岩が何と物凄くデカくて、山道は回り込んで階段が付いていました。
ものすごい岩が削られてる!

階段を下りてみたら、鳥居があって、小さな滝がありました。
とっても気持ちいい~!!!

もうこのへんまでくると、水しぶきがかかるか?ぐらいのザアザア言うなかを、階段をどんどん降りていきます。
あれ?滝を横から見てる?

すると・・・ここでした!母の白滝です!!!


轟音というより、繊細な水しぶきと滝から噴き出すようなマイナスイオン!!!
ものすごく涼しくて、ものすごくエネルギーにあふれている感じで、ここまで熊の標識にちょっと怖がりながら急いで下りてきた汗もすっかり吹き飛びました!!!


ここで友だちと、残りの行程とバスの時間を考えて、次のバスに順延することにし、その代りにこの滝で30分くらいゆっくりすることに。
爆音という滝ではなく、かといってサラサラいう滝でもなく、ちょうどよい迫力と水量で、神秘的な感じがしました。


すると、普段着でほうきとちりとりをもったおじさんが一人で登ってきたので、ここの管理人なのかな?と思い、話しかけてみると、
観光客が時々来るところなので、おそうじをしに来ているらしく。最近、この滝の上の岩?木が流されてしまい、それが元で、昔は真ん中に一本で落ちていた滝が、左側の流れが出来て、結果的に3つの流れのような滝に変わってしまったのだとか。
知らなかった~。話しかけてよかったと思いました。
今後、看板などで、昔の写真を見れるようにしてほしいな~。昔の人はどういう滝を見てこの「母の白滝」という名前を思いついたのか、知りたいです。

ここでしっかりマイナスイオンを浴びて爽快感たっぷり・鋭気を養ったところで、出発することに。
おじさんに聞くと、ここから降りて行くところで林道に出るが、右の林道を降りて行くと、ものすごく時間がかかるので、左の山道を必ず下りたほうが、下山は早いということで、左側へ行くことに。

途中階段もあり、どんどん降りて行きます。このへんから山を下りてきた、という感じで蒸し暑くなってきました。

あ、林が切れるところまで来ました。あれ?なぜか工事現場みたいなところです。

道なりに降りてきて振り返ったらやっぱり工事現場でした。
登山客以外は立ち入り禁止にして、河川工事をやっているみたいですね。

ここから5分くらい歩いたらやっと人家が初めて見えました。


この途中を降りて行く右側に河口浅間神社がありました。
(午後だったので写真を撮って何か映ってしまうと怖いので写真は撮りませんでした)
由緒がきを読むと、どうやら、昔は富士山に登る前に、この河口浅間神社へお参りした際に、母の白滝まで登って行って、お清めの滝行をして、それから富士山へ登ったのだとか。
昔の人はスゴイですねー・・・

ここからがまた長かった・・・アスファルトの田舎の道を、車道が広くなる方向へ歩いていくと、やっと広めの道路に出ました。

ここから道なりに左へ歩いていくと、やっとお店と人を発見!!! セブンイレブンがあって、やっとトイレを見つけ、お水を買うことが出来ました。

このセブンイレブンの前から、家の屋根の上に、三つ峠が見えました・・・
河口浅間神社周辺の村から見ると、三つ峠の稜線は直登っぽく見えます。山が村に迫っていて、いかに急坂を下りてきたのかわかりました。
最初のマップでいうと、2時間ちょうどくらい。母の白滝でゆっくりしたのを除けば、急いで歩いてのコースタイム通りの下山でした。
バスが来ました。河口湖周遊バスっぽいでしたが、ラッピングされていて、バスは新品ぽくとても大きいバスでした。
インバウンド効果で大忙しなのかな~?

バス路線はこの通りに3本ありましたが、何故か2本は時間になっても来ず・・・?
3分遅れで来たバスがあって良かった~・・・
河口湖発渋谷行きの高速バスの発車10分前でした。ぴったり!!!


三つ峠は、富士山が見える人気の山ということですが、結構な急勾配と崖が多いコースなので、初めての登山には向いていない山もしれません。
ただ、富士山が見える山が好きな方、それから三つ峠が好きな方はコースが4つ選べるので、下山したあとの交通の便は必ずしも良いとはいえませんが、いろんな楽しみ方ができる山なのではと思いました。



出典:富士急行HP "開運の山 三つ峠山" http://www.mitsutoge-info.jp/

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三つ峠~天上山ルートトレッキング

2018-06-29 00:00:00 | トレッキング
梅雨の前に少し高い山へ登れるように、少し負荷をかけるトレッキングに行ってみたいな~と思っていたところ、そういえば三つ峠の甲斐犬・カコちゃんに1年ぶりに会いにいきたくなり、週末トレッキングに出かけることにしました。

珍しく今回は渋谷から発車する高速バスを見つけることが出来、7時過ぎのバスに乗ったら爆睡してしまい。。。
気が付いたらいつもの慣れている中央道ではなく、東名道の御殿場に着いていました。
そして、曇りなのに、雲のなかに富士山がどーーん!!!

街中の景色に富士山がこんなにドアップで、しかもこんな大きさで見えたので、眠気も一気に吹き飛んでしまいました。。。
御殿場の人たちは毎日こんなに大きな富士山を見てるんですね~・・・
東京に住んでいると、富士山はものすごく小さいんです。

まるで水墨画の世界みたいです・・・
真っ白だから怖いという感じは無い日でした。


高速直通バスだったので、河口湖に到着しました!でも、三つ峠登山口方面のバスはもう出ちゃった・・・

御坂峠方向へ行くバスは、週末は河口湖発で朝2便しか無くて、朝9時40分のバスに乗り遅れると、三つ峠登山口まではタクシーしか足が無いんです・・・
今回は、御坂峠方向からの登りは諦め、初めて、天上山から稜線を登っていくコースに行くことにしました。
前回の登山から、あまり足慣らししていないので、天上山からのコースは長距離の登りなので、大丈夫かな~・・・?

河口湖駅から徒歩で河口湖のほとりにある天上山ロープウェイまで10分程度。
とことこ歩いている途中で、ふつうの民家のコロッケ屋さん?でも、店の中で人がいっぱい並んでる!!!
中を見たら、芸能人のサインが幾つか。並んでいる人に話しかけたら、山梨県のテレビでは何度も紹介されていて地元では有名なコロッケ屋さんなんだとか!!!


ここでコロッケと白身のフライを買いました!お昼に食べます!おじさんは寡黙ですが、全部揚げたてを出してくれます!


河口湖畔に来ました。左が河口湖畔、右斜面がロープウェイ入口です。


何となく、家族経営的な、手作り感満載のロープウェイ。。。

でも高度があがると、眺望は最高でした!!!

すれ違います~!!!


頂上駅に到着しました。

少し歩いたら凄いです。富士山がどーーん!!!


このロープウェイは、外国人YOUたちに人気みたいで、この富士山の眺望を写真を撮りにたくさん来ていました。
山頂にお店もあるので、みんな軽食を食べていました。
私たちはここから登山です。なんか、ここから3時間の登りがあるとは思えないようなかわいらしい登山口・・・ちょっと拍子抜け。

最初は、散策路でした。フカフカの土の道で15分くらい平らな山道を右へ左へと、山奥へ進んでいきます。

あれ、道路へ出ました。ここから直進です。

このへんはすごく削れてます。でも石も無く、土の上を歩いていくので、足も疲れず、全然登っている感じもしません。

ちょっとだけ傾斜もありますが、高尾山より楽ちんです。林業をやっている人の道なのかな?

途中、りっぱな藤の花がありました。

少し開けたところに出ると、右側には必ず富士山がどーーん!!!

やっと地図に載っている鉄塔が見えました。このへんから登りが登りらしくなってきました。

ここで眺めがよいので休憩している人が多かったです。

この先はまた林道です。地図上では稜線歩きの表示です。といっても登りの稜線歩きではなく、散策路みたいです。

春の花がいっぱい咲き始めていました。


2時間経ったくらいから、急に道幅が狭くなり、登山道っぽくなってきました!!!
このへんから、息も上がってきて、さすがに長時間登山をしている感じになってきました。
心拍数もたぶん150くらいになってきたかも!こういうときに脂肪を消耗するんでしたっけ?

3時間経過したころから、石がゴロゴロ、急登になってきました。かなり登山道っぽいです!!!
ここに来てこの急登か~・・・という感じ。なので、この登山道は最初から飛ばさない方がイイデス。
結構キツカッたので、写真が撮れていないです・・・

40分くらいキツイ登りを登ったら、いきなり平らになりました・・・あれ?という感じ。


ここは、三つ峠山荘のおじさんのドキュメンタリー番組で甲斐犬のかこちゃんと散歩していた道です!!!

この展望台も、かこちゃんとおじさんが富士山の眺めを眺めていたところでした!!! 今日は雲の中だけど・・・



三つ峠登山口からの合流地点にでました。



三つ峠山荘へ到着しました!!! 今回の目的はかこちゃんとごんくんに会うことだったので一目散で会いにいきます。
居たーー!!! ゴンくんです。

今日は退屈していたみたい。

ほどなくして、三つ峠山荘のおじさんが草刈りから帰ってきて、お供していたかこちゃんも戻ってきました!
1年ぶりの再会です!

今日は富士山の眺望は午後になってしまい全然見えなくなってしまいましたが、ゴンくんかこちゃんに会えたので良かった!!!
実は、かこちゃんはもうご老体になってしまい、目が見えなくなって、感覚だけで暮らしているということでした。
またごんくんはかこちゃんの息子と聞いていましたが、純粋な甲斐犬ではなくて、かこちゃんと野犬の子どもということでした。
道理でごんくんは野生的な雰囲気だし、デカいなーと思った・・・

お昼は勝ってきたコロッケを食べました。

おじさんが「登山は疲れるから」と塩をふってくれたのですが、その塩気があって、美味しかった!
揚げたての熱々は冷めていたけど、新聞でくるんでもらっていたので、ちょうどよい湿気でした。サクサクでした。

午後おそくなってきたので、そろそろ帰ります。ごんちゃんかこちゃんと会えてよかったー!たくさん遊びました。
ちょっと寂しそう・・・ごんくんまた来るねー。


~つづく~
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早春の焼岳・大正池ハイキング

2018-06-25 00:00:00 | 縦走トレッキング
いつも上高地は明神~徳沢方向にハイキングしてしまうので、今回は焼岳・大正池方面へハイキングしてみることにしました!!
それにしても、昨日があんなに寒い雪だったとは思えないような晴天
岐阜県側からこちらへ滝雲が下りてきていたのが、上空へ飛んで行きます!


焼岳が午前中からくっきり!!!
穂高連峰が見えていても焼岳が見えないことは多いのに、今日は朝から素晴らしい天気

西穂もくっきり!

大正池方面へ歩いていくと、湿地帯がたくさん出てきました。こんな所があるとは知らなかった...
焼岳登山のときには、登山口は山の麓まで北西方向へ、山に向かって歩いていくのですが、大正池のほうに行くには梓川の南側のほうへと歩いていきます。
湿地帯はまだ、春を迎えていませんでした。遠くに岳沢が見えます。だいぶ遠くへ来ました。

西へ向けば焼岳がだいぶ近づいてます。
山頂をよく見ると、すこ~しだけ噴煙が出ているのが見えます。

梓川の川岸まで木道が近付いて、川岸へ出ました。焼岳が真正面に!!!ここは焼岳の写真スポットかも!!!

梓川に、カモさんが浮いていました。今日は気持ちよさそう~♪


そういえば大正池にはホテルがあったなと思い、トイレをかりるべく、お昼を食べに寄ることにしました。

2階へ行ってみたら何と絶景
大正池~梓川~焼岳を見るには絶景ポイントでした!!!

と思ったら、レストランに『限定~焼岳カレー』なるメニューが。
頼んでみたら、ものすごくウィットに富んだご当地カレーが出てきました!!!
大正池・梓川の流れを辛めのカレールーで、立ち枯れてる木を焼いたブロッコリーで表現
割谷山からの稜線を野菜で表現していて、焼岳はたまご型のご飯?

ご飯をスプーンですくってみたら何と!、中から半熟たまごの黄身がとろ~りと出てきました
これは焼岳の溶岩を表現しているのか?!

ほうれん草はバターで甘く炒めてあって、カモ肉のスライスはちょっぴりスパイシー。
焼いたブロッコリーは甘くてピリ辛なカレーが絶妙です!!!
この焼岳カレーは限定20食でした!13時頃にはあと少ししか残っていなかったので、早めに行ったほうが良さそうです。
少なめかな?と思ったけど、女性がハイキングをしてきたくらいなら十分にお腹いっぱいになるカレーでした。
友だちは次に有名な山賊揚げの定食を食べました。これも美味しかったです。ちょっぴり女性向きな小さめだったかな?

デザートには大正池ホテルでは有名なチーズケーキを頼みました♪
しっとりしっかりめなチーズ生地でフルーツもジューシーでした。
オレンジソースは濃厚で美味しかったです。


早春の大正池ハイキングはまだまだこれからの季節という感じでした。


バスに乗るために、河童橋のほうへ戻ってきました。
岳沢のほうが晴天になって、登ってみたいなー!と思うくらいくっきり見えてきました。


まだバスまで時間があるということで、上高地温泉ホテルへ日帰り温泉を入りに来ました。
上高地はホテルも充実していて温泉がついていますが、源泉かけ流しなのはここと他1か所だけ。
無色透明で熱すぎず、ぬるすぎず、のちょうどよい温度です。人も多すぎなくて、脱衣所も清潔で登山の前後でも観光の立ち寄りでも、なんかほのぼのします。登山のたびに日帰り温泉に寄らせてもらいますが、ここの温泉は自分の好きな温泉の5つのなかの1つです♪♪
そしてここの1階のラウンジのカレーも辛めで美味しいのですが、なんと今年から新しいお菓子が!!!


さっそく頼んでみることにしました!ピスタチオのアイスソフトクリームと、信州の100%りんごジュースです!!!
毎回100%りんごジュースを飲んでます♪

爽やかでふんわりした、不思議な食感。アイスというよりムースに近い感じです。
出されてすぐに食べると固いアイスクリームというだけの感じですが、時間を置いてくださいと言われるままゆっくり食べていると、どんどんフワフワなムースになっていきます。爽やかな味でとっても美味しいです♪


温泉に入り、爽やか冷たいフワフワのムースを食べて元気いっぱい。
上高地バスターミナルに戻るときには「あ~もう帰らなきゃいけないのか~」と残念な気持ちになるくらい、気持ちの良い日でした。

上高地温泉ホテルの隣りだったかアルペンホテルの玄関だったか、には、桜が咲いていました。
なんかソメイヨシノよりもっと和風な趣です。

川のなかには、カモさんのつがいが居ました。足元まで近づいているのに食事さがしに忙しいのか夢中です。



バスに乗って帰ります~・・・残念だけど、また上高地にたっぷり鋭気をいただきました。
いつ来ても神秘的で、元気になれる不思議なところです。

振り返ると、上高地はすっかり雲が晴れ、穏やかな穂高連峰が見えていました。
今年もまた来ます~






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GW・雪の上高地は寒かった...

2018-06-21 00:00:00 | 名物・おみやげ
雪が降ってきました・・・しかも、街中の雪じゃなくて、上高地の雪です!!マズイ!!
どんどん寒くなるのかもしれない・・・

動かないと寒くなるような気がして、お昼前くらいからテントを抜け出して、おみやげとグルメ(温かいもの!)を探しに出かけることにしました。

振り返ると、映画みたいな上高地の冬が・・・!!


あまりにも寒いので、建物の中へ行こうということで、グルメな定食がいっぱいある、お昼どきには寄らない上高地バスターミナルへ行ってみることにしました。
お目当ては、信州のヒメカワマスのお刺身定食!!
有りました!! 皆さんあまりの寒さに、バスターミナルの2Fに大勢避難していて、レストランはごった返していましたが、お昼どきよりちょっと前に行ったので、30分並ぶ程度で席につけました。
お刺身定食!! 信州は海が無いので、川魚を食べる習慣なのですが、マスというけどトロサーモンみたいな脂ののった柔らかなお刺身です!! 
いつも写真で眺めていたけれど、やっと食べられました。

友だちは、山賊焼きとメンチカツの乗った定食。山賊焼きは、信州でいう竜田揚げですね。


上高地バスターミナルの出店には、こんなかわいい河童焼きも小腹の足しになります。温かくて美味しいです。



そういえば、バスターミナルの隣に、こじんまりした山小屋風の建物があり、何だろなと思って近づいてみたら郵便局!!

記念切手があるかもと思って入ってみたら、記念切手どころかスゴイものを発見!!!
自分で全部スタンプを押してみました!!!

もちろん記念切手もありましたが、これはかなりなおみやげになりました~♪

午後になって外へ出てみたら、だいぶ温かくなっていました。
河童橋に戻ってくると、少し雲も上がって。明神岳も見えてきました。



河童橋の向こう側に、鯉のぼりが泳いでます!こんなに寒いけど5月だったんだ・・・


河童橋を渡った売店は、温かいものはもう売り切れてしまい、冷えたジュースがたくさん並んでいました・・・


散歩がてらに、岳沢登山口のほうまで散歩に行くことに。
まだまだ冬の景色です・・・


と思ったらカモさんが泳いできました。鳥が出てきたということは晴れるかな?!

おお、晴れてきました。

テントの人たちも、晴れてきて、活気づいてきました。
朝の雪がウソみたいです。

と思ったら、クマの目撃情報!!
そうですよね。クマがこれから出てくる季節です。用心せねば。。。



翌朝はよく晴れて、雪だった昨日がウソのようです。

焼岳方面を見たら、今日は快晴になりそう!
今日は焼岳のほうへ行ってみることにしました。


~つづく~
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小梨平の初キャンプ・上高地

2018-06-14 00:00:00 | 日記
河童橋から見える上高地は寒そうー・・・
奥穂高岳の頂上は雲の中です。そう、この日は3000m以上の山は、雲に覆われていました。


岳沢のドアップです!

まだ雪渓があって、軽アイゼンを履いて4番あたり?からは雪の上を登るような話を聞きました。

梓川も心なしか増水しているような気がします。ものすごく流れが速い。


キャンプの準備のために、暗くなる前にキャンプ場へ移動です。
小梨平は河童橋から数分。樹林帯のなかにあって、岳沢が望める場所にあります。
小梨平キャンプ場のまんなかには、受付棟とお風呂、レストランと売店があり、何でも揃っています。
こちらは、キャンプ場受付とお風呂の入口。
ここのお手洗いは水洗で、便座は温かいです(耳より情報)。

反対側は、レストランとキャンプ道具や食べ物何でもアリの売店です。

すごい品数!「そうそう、こういうのがあればキャンプですぐにご馳走作れるよね」というものが1個100円程度で売ってます。
本当は近所のスーパーに行けば、簡単に手に入るんだけど・・・
不慣れな人は、いきなり重い荷物を持ってくるのはハードルが高いので、買っちゃったり、キャンプ道具をレンタルしちゃえばよいかと。
私たちも、キャンプ道具は買うかどうか迷いましたが、「元が取れる自信」が無く、レンタルしました。


お酒もいっぱい。都会より20円くらい高いです。


実は、どんな商品よりも人気があったのは、レジ横にあったゆで卵とバナナでした!!!
徳沢や涸沢からの帰り道でいつも売店に立ち寄り、バナナか~と思っていましたが、
ツアーガイドさんに聞くところによると、下山したあとの体に栄養を最初に補うのに、バナナがちょうどいいんだそうです。
いつも山から下りたらバナナ、栄養を付けるにはタマゴ!と思っているのですが、当たり前すぎてなかなか。。。
でも今日は何故か買いました。
翌日、テントから出られなくなるとは、買っておいて良かったと思うことになるとは、この時は思いもよらず・・・!!!


夕ご飯の用意を始めたら、だんだん辺りも暗くなってきました。
岳沢が正面!こんな夕方まで上高地に居たことがありません。なんか感慨深い・・・

夕ご飯は、寒くなるからと、具だくさんカレーです♪
前の日まで冷蔵庫にあったきのこ類やナスやたまねぎ・にんじんなど、冷蔵庫おおそうじくらいの野菜量が入ってます。
少しピリ辛で美味しかった♪ そしてこのカレーがスタミナたっぷりで辛かったのが翌日幸いすることになるのでした・・・!!!


トイレを確認しておこうと思い、散歩に行くと、ニリンソウ。高尾山では大騒ぎしたけれど、上高地ではふつうに脇にたくさん生えてます!

山桜が咲きそうでした。
いかに寒いかが、この心細そうな桜の様子から伝わってくるような・・・

これはフキノトウでしょうか?でっかいです。

小梨平のテントは大分埋まってきました。もう夕方になると、徳沢・横尾方面へ向けて歩いていく人も居なくなりました。


夜は、レストラン・売店は18:30まで、お風呂も特別延長の19:00までで、終わってしまいます。
といっても18:30というと、5月ではだいぶ暗くなってきていますが。
鳥の声も聞こえなくなり、小梨平の上空の風がざわざわ吹き始めました。
お風呂に入っていなければ、だいぶ寒くなってきたーと思うような気温です。
正確には計っていないけど、おそらく5度以下に下がり始めていたかも!
小梨平は携帯が繋がるので、ニュースや気象予報で確認したところ、翌朝~日中は雪!
キャンプ場で雪って?!
昨日まで晴れると言っていたのにー。でも、上高地で雪ってどのくらい寒くなるんでしょうか?!
これはヤバイことになったかも。。。と思ったのはこの時初めてでした。

夜はあまりにも寒くて早めに寝袋に入ってしまい、トイレに1回外へ出ましたが、ダウンを着ても寒い!
しかも、外の公衆トイレなので、薄暗くてトイレットペーパーは入口にあるのみ。
やはり、昼間は何となく見過ごしてしまいましたが、真っ暗になったら不便なことを考えて、ちゃんと見ておくべきでした。
トイレから戻ってくるとき、友だちが「星が見えるよ~」と言ったような気はしたけど、あまりにも寒くて逃げ込むようにテントに入りました。。。
その数時間後、気が付いたら、しゃりしゃりしゃりしゃり・・・という音が。
何だろ?と思って、友だちを起こして、外を見ていると、雪だ!!!

そういえば、レンタルしたモンベルのこの寝袋は「2」だっけ?「3」だっけ?と、友だちと焦りだすことに。
「2」だと、利用最適温度はマイナス2度まで。「3」だと0度まで(だったような)。
上高地で雪が降るということは、「2」じゃないとかなりまずくないか?! 友だちと焦り、とにかく着込んで、首の部分を隠して、
テントの外側にリュックや荷物を固めるようにして、自分たちが外気に寄らないようにして暖を取りました。
「いつまで降るんだろう・・・」と思うと、歩けばすぐ五千尺ホテルもキャンプ場受付もあるところだけど、大自然のなか心配になり、寝付けない時間を過ごしたのでした・・・

~つづく~ 
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GWはまだ冬だった...上高地

2018-06-12 00:00:00 | ハイキング
春山シーズンとなって、1000mくらいの山は登れるようになったけど、ちょっと北アルプスの春にも興味があり、上高地線の高速バスを予約してみたら取れました!
ということで、初めてのゴールデンウィークの上高地へ、行ってきました!

バスは新宿から。このとき新宿の気温は17度くらい。半袖でもいいけど、朝晩は長袖を羽織らないとね...というくらい。

朝7時過ぎの発車で、中央道へ乗ります。


談合坂SAで休憩。今日は渋滞も無く、まあまあ順調です。
ここまで来るとありました!ご当地ジュース!!!



次の休憩地・諏訪湖でパチリ。夜便(上高地朝着)だと、諏訪湖SAはちょうど朝2時3時位だったりするので、真っ暗で景色が見れたことはありませんでした~



いつもは諏訪湖SAの奥のほうには行かないのだけれど、行ってみると、ご当地ソフトクリーム!!!
爽やかで美味しかったです♪
最近は、ソフトアイス(シャーベットみたいなアイス)が多く、ダマされた感でがっかりすることがありますが、ここのはちゃんとソフトクリームでした。


ここから、松本へ直進せず、左方面へ曲がって、上高地へ向けて山岳地帯に入っていきます。
この道路ってサラダ街道?!だったんですね、知らなかった~


新島々へ着きました。
アルピコ交通の電車版!!! 長野県にアルピコ交通は欠かせません。山からアルピコ交通のバスの模様を見ただけで、「下界へ降りてきた~」と懐かしくなる感じ。山登りしている人なら分かっていただけるでしょうか


自販機を見ると、ここにもご当地ジュース♪

「ここから山岳地帯です、バスが揺れます」というアナウンスとともに、川に沿って、ぐんぐん登っていきます。
ヨコの梓川が、夏より水が多いような・・・前日雨だったからかな?


いつも真っ暗でちゃんと見たことがない分岐。
奈川渡ダムから左に折れると、あの野麦峠?! ちゃんと地図を見なければ!



やっと上高地の入口あたりまで登ってきました。
ものすごい水量です。そして、左側斜面は崖崩れしてます・・・

いつも思うんですが、あの橋脚はなんでしょう・・・?と思っていたら、昔作ろうとした橋脚だそうで。
数年後、新たな建設道路が計画されているそうですが、焼岳の横を通るんだそうです。
だいじょうぶかな・・・?


中の湯温泉まで来ました。もうそこは釜トンネル!!!
上高地の入口です。


ここからまた一気に登っていきます。バスがぶんぶんいってる。
トンネルを幾つも抜けて、じゃあじゃあ言っているトンネルの中を抜け・・・
出たら、大正池でした!!!
焼岳がもやのなかから見えてます!!!

大正池から見た岳沢です!!! 3連休中は絶景が見れるかなー!!!

上高地帝国ホテルのあたりは、雪かきした残雪がいっぱい山になってました。

やっとこさ、上高地バスターミナルへ着きました!!!
バスを降りてみたら寒っ!!! 気温は昼の12時半を過ぎているのに7度!!! 
長袖を着込んで、帽子を被らないと、乾燥していてきりりと寒いです!!!
バスが朝から関西・関東のあちこちから集まってきていました。

どんどんバスが着いて、どんどん下ろしていくので、バスターミナルはかなりの人が居ました。
それでも、まだ7月8月の人数よりは控えめです。

さあっと思い、梓川のほとりまで行ってみました!!! 岳沢、見えました!!! 上高地にキタ~♪

河童橋のほうまで行ってみよう♪
このへんは、おサルがよく人間が歩いているのを脇で座ってジロジロ見ているんですが、
そんなことは気にしていられない。河童橋!

河童橋に到着しましたー


今回の目的は、初キャンプ。キャンプはいろいろと物入りで大変だろうということで、小梨平という何でも調達できる場所で、
初めての初春の上高地で挑戦。
思ったより寒いけど・・・天気も持ち直しそうで、安心しました。

~つづく~
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山小屋サミットへ出かけてきました

2018-05-24 00:00:00 | 山イベント
今週はのんびり過ごそうということで、家事と、少し足を伸ばして、いつもお世話になっている(と勝手に思っている)石井スポーツ主催の、山小屋サミットへ出かけてきました。
週末とあって、銀座の町は大賑わい。
しかも交通会館周辺には、各都道府県のアンテナショップがたくさんあり、そんななかを山小屋サミットへ行くというのは、東京の中心に居ながらにして、地方を感じることができる、不思議な感覚でした。

最初の入口は、各メーカーさんの新商品。
そのあと、三浦雄一郎さんの講演を聞きに。
テレビで見るより、もっとがたいがよくて(失礼ですが、お年寄りなのに、あんなに体が分厚くて頑丈な人を初めて見ました!)、しかも、健康オーラが出てる!!!
健康でパワーがみなぎっている人ってなぜかわかるのですが、そういう人って、何か熱い空気みたいなものを持っていて、タンタンと喋っていても、空気が変わるんですよね。そういう感じの方でした。
そのあと、ブースみたいなところがあるので、行ってみたら、なんと山脈ごとに、相談できるようなブースがあり。
一番最初に、南アルプスの人と静岡県の方に話しかけられ、話していたら、そうだ!今年は南アルプスへ行きたかったんだと思い出し。
資料をもらったところ、「スタンプをあっちでもらってくるとバッジをくれる!」ということで、行ってきました!
そしてバッジをもらいました!とってもカワイイ。

北アルプスや中央アルプスに比べてちょっと地味めに受け止められがち?な南アルプスですが、実は山が雄大で、トレランの人も南で手こずると言われるほど。バスの便がちょっと関東からは不便だけれど、山ガールのツアーではそのほとんどが、北岳や仙丈ケ岳を目標に6か月の山行き計画が立てられているほど。今年は行きたいです~

そして、八ヶ岳のブースのほうへ行ってみると、各山の名前のところに、各山小屋の方々がいらっしゃいました
蓼科山荘のご夫婦。私が行ったときは小屋番のお兄さんたちだけしか居なかったけど、「こんなに若くて素敵なご夫婦が山小屋やっているんだ~」と感じてしまうような、素敵なご夫婦でした。
個人的には八ヶ岳には小さいころから特別な思い入れがあり(小さい頃は親に連行されていたようなもので、山に登る意味が分からず、よく泣いていました)が、「山って面白い!」と初めて思ったのが、北八ヶ岳の山をたくさん歩いて、その違いが比べられるようになってからでした。
また小学校の時(多分偶然だと思いますが)、”だいだらぼっちの歌”という曲を合唱部で歌うことになり、八ヶ岳には、だいだらぼっちとかでいだらぼっちとかいう巨人?の伝説があったり、富士山と八ヶ岳が競争したとか、面白い・しかもちょっとずつ似ている伝説がいっぱいあったりするのを知り、まんが日本史を丸暗記しつつある年ごろだったので、「これはいつの時代のことなんだろうか?」と摩訶不思議な気持ちになったりして、面白かった記憶があります。(地質学的には、八ヶ岳の噴火とかちゃんと解明されているらしく、またそういうのも調べてみるとオモシロイです。)

たくさんお喋りして、何とたくさんのおみやげももらってしまい、恐縮です
でも、これからも八ヶ岳はたぶんどの山脈よりも特別なので、これからもルートを変えて何度も行きたいなと思います。
八ヶ岳の山小屋というと、グルメ大会みたいに、今や”食べログ”にまで紹介されてますが、山小屋の魅力は食べ物(夕食)だけじゃなく。談話室の雰囲気だったり、軽食が充実していたり、近くで動物や星空の観察ができたりと、こんなに”山そのものを楽しもう”と下手に観光地化されたイベントではなく、いろいろな手作り感のあるラインナップが揃っているのは、八ヶ岳の山小屋ならではだと思います。
こちらはいただいた、昨年の開山祭のときの記念バッジ。
今年は6/2.3で、北八ヶ岳ピラタスロープウェイあたり?と、赤岳周辺でイベントがあるのだそうです。

オコジョと黒百合! オコジョは警戒心も強いらしいけど、好奇心も強くて、よくひょっこり出てくるらしいので、また逢いたいです。

その他こんなにもらいました!!!


それから印象的だったのは、平湯温泉から新穂高を経由して行ける鏡平~双六小屋。
私は北アルプスは上高地側からしか行ったことがなく、昨年、偶然に新宿から平湯~新穂高ロープウェイを経由すれば、上高地の逆側から稜線歩きが出来る!と知り、新穂高温泉に興味を持って行ったのですが、(詳しくはコチラ https://blog.goo.ne.jp/comacusa/e/022f4c783fe1636a4945c09fa71c396e?fm=entry_awc )
あの新穂高から右へ反れず、まっすぐ駐車場の奥に、双六岳へ続く山脈があったとは!!!
鏡池から見る槍ヶ岳の景色!!! 写真は見たことがありました。NHKにっぽん百名山だったか...そして双六岳といえばたしか、雲の平とともに、日本百名山踏破の人が最後の最後まで取っておく山。そう、山へ入ったら1日や2日では戻ってこれない、そのくらい山が深いところという知識くらいでした。。。
槍ヶ岳なんて、私にはまだ全然...と思っていたけれど、説明を聞くと、そうか、憧れの山を望める山に景勝地へ登ってみて、そこから雄大な景色を眺めるという手もあるのだ!と、初めて知りました。
実は、新宿駅から平湯温泉行きは、けっこう予約が取りやすいんです♪
温泉目的か、登山目的の人しか乗らない雰囲気の路線だった記憶で、上高地のように観光(散歩)目的という乗客が「居ない」。だから取りやすいんじゃないかと思います。
たしか上高地の玄関口・釜トンネルに入る前にぐっと左折して、山を越えていくんですが、釜トンネルから平湯温泉まではたしか30分かかったかな?。日曜日の15-16時は当然帰省で渋滞しますが、中央道ほどの渋滞ではなくて、ただ信号待ちくらいな自然な渋滞です。
今年の山行きリストに入れられるかな~?
そろそろ、バスも電車も、数か月前から予約が開始されるので、毎日間違えずに予約していかねば!!!
最近異常気象が多い天気だけれど、平日はちゃんと頑張るので、週末は晴れてください~ と神様に毎日お願いすることにします。
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都民の森・三頭山③ムシカリ峠から三頭大滝へ

2018-05-21 00:00:00 | トレッキング


富士山の外輪山がよく見えています!

三頭山がこんなに眺めのよい場所だとは思いませんでした~

ここから、今日はムシカリ峠方向へ、最終的には三頭大滝を目指して下山します。
この道は南西方向なのか、広葉樹がたくさんあって、まだ芽吹きしていないので、直射日光があたり、明るくて暑いくらいのコースです。
広葉樹の落ち葉がすごくて、ゴソゴソ・・・ 階段のところは落ち葉で段差がわからないので、意外に神経を使います。

足をくじかないように降りて行くと、あっという間にムシカリ峠です。

午前中の登りと全然違う山みたいに明るくて広い道が続きます。

でもだんだんつづら折りの下りの道が続き始め、沢を降りて行くにつれ、横に沢があるので、道も狭まってきます。

結構な斜度なので、降りるのはスイスイ歩けるけど、登りは長くてキツイだろうな~・・・
途中から沢に水が現われ始めました。

ここの川は伏流水になっているそうです。
かなり下のほうまで下りてきてから、やっと「川」らしくなってきます。


だいぶ降りてくると、もうザアザア音が聞こえるくらいの大きな川になっていました。
ここで橋を渡ります。もうだいぶ降りてきました。


あれ?あそこまで歩いていけるのかな?

橋が出てきましたが大きい!!!

三頭大滝でした!!!
けっこうな落差があります。あんな斜面の伏流水が、いつの間にかこんな滝に!!!


とても揺れるので、ちょっと怖くなって退散です...
見上げれば品の良いピンク色のミヤマツツジと、新緑で、目が癒されます。



帰路の途中は、大きな木の下にいっぱい高山植物がありました。


ここまでくると、もう車の音がして、檜原街道から遠く五日市の町のほうも見えます。

日本カタクリも咲いていました。







朝の登山口まで戻ってきました。西日があたってミヤマツツジが本当にきれいです!

登山口の売店は、朝採れタケノコが並んでいました!!!

春の山っていう感じです~


最後はバスに乗って、檜原街道途中にある数馬の湯に立ち寄りました!!!


三頭山登山ではとても有名なところだそうですが、ここは村営らしいです。
とてもアットホームで、ちょうどよい湯加減の温泉でした。

御岳山や大岳山とはまた全然違った、かなりの急登のある山の雰囲気と、
日当たりのよい斜面は高山植物あり、広葉樹林で明るい山の雰囲気あり、と懐の深い山でした。
「都民の森」のなかに、いろいろなコースがあるので、何度も楽しめる山だと思います。

温泉のなかに、白い袋みたいのが浮いていますが、あれは薬草の束だそうです。

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都民の森・三頭山②鞘口峠からブナ路コース

2018-05-14 00:00:00 | トレッキング
さあ、ここから登山開始です。このトンネルをくぐると山道が始まります。


立て看板はしっかりあります。
それにしても、クマさんの絵はちょっと怖い・・・



どんどん山道を上がっていきます。
そういえば登山口からものすごい斜度で上がってる。これは最初からゆっくり行かないと後で足にくるぞ~と思い、ギアチェンジ。
ゆっくり歩きます。


いやいや、つづら折りまで始まって、ものすごい坂。
前の人がかなり上を歩いてる・・・・
最初の15分程度が、『都民の森マップ』ならふつうの舗装道路つづきかと思ったのに、ものすごい急登。
15分で140mちかく高度を上げちゃいました。。。
そしてあっという間に鞘口峠に出ました。


北斜面でずっと森の中でしたが、一気に汗が噴き出す始末・・・
まだ30分も経っていないのに。
ここでレイヤリングして、ここから稜線?なだらかになるかな~と思いきや!!
またすごい登り!!!
足場はしっかりしているけど、一歩一歩高度が確実に上がっていきます。
三頭山てそういえば、どの山歩きの本にも、初級じゃなくて中級コースって書いてあったな・・・
そう思い出したのはこのへんでした!!!

これは足にくる登りだったので、余裕も無く、写真が全然撮れてません・・・

だいぶ登り切って、ここから分岐です。登山道とブナ路コース。10分先で合流するんですが、登山道のほうでしょと思って歩いて行ってみると・・・

うわ、いきなりやせ道!!! 北側にガリガリの道です。
あとで合流した立て看板をみて唖然。。。

冬季は通行止めなくらい危ない道だったんじゃないですか。。。
でもまあ北アルプスにはちょいちょいこういう所はアルネくらいなので、気にしない気にしない。
ブナ路コースに合流すると、日当たりもよくなだらかで少しずつ登るような道になりました。
説明書きも丁寧についてる。

春山っぽくなってきました。

ここまでで、少し防寒を気にしすぎだった私は、レイヤリングしていたものの汗が止まらず。
このへんで落ち着いた感じです。三頭山の思い出=暑い山になりそう。
1000mだけど、広葉樹が多くて、春先なので、日当たりが多く、陽気もよい日だったからだと思います。
もうすぐ頂上付近。
といっても、三頭山て、本当に頂上が3つあるのかな?という名前。
この暑い中、登り返しをまさか2,3回まだ歩かなければならないのか??
と思っていたら、展望台が登場。
北の方に奥多摩が見えるよ、と教えてもらい、見に行ったらものすごく良い景色!!!
中央線で武蔵五日市方面に来てしまったので、南側に立っていて、小河内ダムを間に挟んで、北側は中央線の奥多摩方面なんですねー。


おお、奥多摩三山の御前山、大岳山が見えてる。
大岳山は去年登ったので、感慨深い。

そんなことを思いながら、またコースに戻って歩き始めること5分。
「頂上だよ!」という掛け声で、いきなり東峰の頂上です。

少し広くなっているけど、眺望はなく、林の中という感じ。
ここでお昼を食べるのはちょっとなと思い、コースに戻って歩いていくと、5分もしないで中央峰に到着。

ここもちょっとだけ広くなっていて、さっきよりは少し眺望はあるけど、お昼ご飯はここじゃないような気がして、
また少し先を歩いていくと、出た!登り返し。

ただ、何となく、空も近くなってきて、次の頂上がそれほど遠くなさそうな気がしてきたので、最後の力を振り絞れたような。。。
登ってみたら、頂上でした!!!お疲れさまでした。こちらが一番良い眺望のある場所でした。

何と南側は、富士山がものすごい大きさで!!!

この眺望を望みながら、ステーキを焼いている人たちが居ました。気持ちわかる!!!
そのくらい空気も澄んで、雲一つ無い、素晴らしい日でした。
富士山は秩父あたりからみると、かなり小さく見えるけど、ここ三頭山からだと、まあまあの大きさで見られます。
そして、富士山の外輪山である、三つ峠や黒岳などもくっきり。
登りがかなりきつかったので、ここで日光浴しながらゆっくり休んだのでした。

~つづく~
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都民の森・三頭山トレッキング①

2018-05-01 00:00:00 | トレッキング
奥多摩三山といえば、御岳山・御前山・三頭山。
ということで、今回は三頭山へチャレンジしてみることにしました。
折しも、1か月ほど前に季節遅れの雪が降った時に、奥多摩湖側に降りようとした人たちが遭難してニュースになった山。
といってもガイドさんに事前に聞いてみたら、奥多摩湖川は北斜面でとても急で、寒いので、
初心者・中級者は都民の森から行った方が楽しめる、ということだったので、
都民の森から行くことに。

調べたらなんと、バスがとっても少ない!!! ということで、新宿発ホリデー快速おくたま&あきがわ6:37発に乗ることに。
6時過ぎると、新宿駅の中央線下りは、完全に山行き客でホームはいっぱいになるのに、JRさんは増便しようとか気が付かないのかな?・・・
と思いながら、早めに並んでいると、10分前に到着。新宿駅で10分近く停車する中央線て珍しい。

ここで、奥多摩行きは6両、あきがわ行きは4両で、拝島で切り離しになるので、乗車するときはお間違えないよう。
でも新宿駅であっという間に満席です。しかも、山行きの格好をしたお客さんだらけ!!!
1時間以上特急に乗りっぱなしなので、あずさと同じくらいスピードを出すし、止まる駅も僅かです。
座れたらラッキー。爆睡できます。
終点の武蔵五日市駅!!! 着いたら改札を出てバス停までダッシュ!!! 知ってる人だけが急ぎます!!!

そう!ここで早く並ばないと、バスが少ない場合、次のバスはとんでもなく時間差があるので午後の行程まで響くほど、
えらい遅くなってしまいます。

でも、西東京バスさんは心得ていたようで、今日は行楽日和ということもあり、バスは臨時便を2台、
合計で同時発車3台を用意してくれていました。

ここからバスで1時間10分!!! 高尾山や伊勢原の大山に比べても、駅から大分遠い・・・
奥多摩の山って、そうなんですよね。山が深すぎて、バスに乗る時間がかなり長い。
できるだけバスは座っていくことをお勧めします。

出発前、サイクリング好きの友だちのfacebookで「最近のチャリダーのメッカはヤビツ、都民の森」と書いていたけど、
ここかー!と思うような坂!!!
トレッキングする人なら、ヤビツ峠は丹沢の有名な登山口だし、都民の森というココは三頭山の登山口。
トレッキングの私たちはバスでスイスイ行ってしまうけど、チャリダーの人たちはえっさえっさと自転車を漕いでました。
とにかくずっと登り。駅前は標高200m(新宿は30mだったからそれでも中央線で登ってた!)だったけど、
どんどん標高が上がっていきます。(トレッキング用時計はこういう楽しみもある♪)


どんどん里が無くなって、山道も狭くなっていきます・・・
この道路は、檜原(ひのはら)街道というらしい。

となりを流れている川は、秋川ですが、どんどん川も細くなって渓流っぽくなっていきます。

数馬の湯を通り過ぎて、最後に一気に登る山道を登ったら、着きました!!!都民の森入口です。
未だ山桜が咲き始めたばっかり!!!

そして、標高がちょうど1000mになった!!!
駅前は半袖でも大丈夫かな?というくらい日差しが強い暑くなりそうな日だったけど、ここは空気が冷たい!!!

バスも3台到着できる広さです。
駐車場は30台くらい、チャリダーやバイクの人もたくさん来てます。
ちょうど檜原街道の見晴らし台みたいな場所にあり、とっても眺めもよいです。

春らんまん!!! ここが都民の森入口・三頭山登山口です。

隣りのトイレ・売店では大賑わい。この上にもトイレはあるので心配しないで大丈夫ですが
ここの売店がさいごの売店・水が売っているところになるので、みなさんここでペットボトルを買っていきます。
(値段は都内と同じです)
皆さん朝早かった組なので、ここで朝ごはんがてらデッカイ味噌だんごを頬張っていました。

山菜!!! ”のびる”や””ぜんまい”など、春の山菜が300円で売っていました。

空を見上げれば青空と新緑とミヤマツツジ!!!
こういう景色を見ちゃうと、だから山はトリコになります


ここから登山開始です!!!
最初は山道が10分ほどは舗装してあるのですが、いきなりの急登。
ここで調子に乗って急いだりすると、後で足にきます・・・・!!!


~つづく~






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山桜の城山~高尾トレッキング

2018-04-12 00:00:00 | トレッキング
緑のニリンソウを見つけて興奮したあと、歩いていたら、
コワッコワッと何かの鳴き声が・・・
ここから聞こえます!!!
これは、冬眠中のカエル?!
実は、数歩行った先で、でっかいカエルが昇天していました。
まだ穴から出てくる前みたいですが、「ほらっ!」という掛け声をかけると、なぜかコワッと鳴きます

桜かな?と思ったら、明らかに草っぽくて、枝にとげが!
これはxxxイチゴだそうです。そういわれてみればイチゴの花と同じだ。

途中分岐?のように見えますが、ここは車道を道なりです。
左の山は、林道を整備している人が通る作業道です。みんな間違えて歩いていっちゃうけど、大丈夫だろうか・・・

日影沢の道は、かんたんにいうと林道(車道)です。でも標高差500mを約90分で登るので、それなりにトレーニングになる道です。
でも春行くと、つづら折りの道の途中途中は、南斜面に出るので、お花がいっぱい!!!


木を伐りだしたばっかりは、年輪がスゴイ。


タカオスミレは、淡い紫色の花と、濃い赤紫っぽい葉っぱが特長です。
高尾山にしかない固有種です。

つづら折りの道をどんどん登っていくと、だんだん明るくなっていきます。

これも山野草。


山桜が出てきました。

桜の木がたくさん出てくると、もう標高は、高尾山より高い700mを越えています。

スミレの紫色が濃い!

あれれ、ここの鳩は、足元まで来ても全然逃げない。。。

ムムム!春のトカゲです。落ち葉の下からよく出てくるので、ガサゴソいいます。
信州の人は、カガミッチョと言います。

実は、今年はまだウグイスがあまり鳴いていなかったんです。
例年よりニリンソウも咲き方が1週間くらい遅かったし、やっぱり寒かったのかも。

城山がちらっと見えてきました!

あちらは城山~一丁平ですね!


一丁平の先に見える山は、伊勢原の大山ですって!!!
大山に雲がかかっていない日は珍しいです。

だんだん城山に近づいてきました。ここらへんでもう標高は750mを越えています。


ここから城山頂上まで、各種桜のトンネルです。
去年よりいっそう整備されて、標識も出来て、桜や草木の手入れが行き届いてる感。


途中、新緑のもみじが!秋は紅葉できれいでしょうね~。

城山に着きました!!!


城山の春美茶屋と城山茶屋さんが並んでます。今日も大盛況。

山桜も7分咲きくらいです。


あそこに霞んで見えるのは、富士山!!!


南斜面は、去年以上に整備されていました。
新しい看板も出来て。神奈川県が、相模湖へ降りてください~と言いたい感じ?

今日はここを歩いてます。

南斜面は緩やかな坂で、庭園みたいにお手入れしてあって、ここがスゴイ。
自生している木なんでしょうけど、お手入れの甲斐あって春の桜や桃が満開です。みごと!!!
この木の下では、みんなが斜面にレジャーシートをひいて、寝転がってのんびり楽しんでます。

ここの、相模湖へ降りる道の途中がスゴイ!各種さくらの通り道です。



城山は、日当たりもよいし、お茶屋さんののんびりなイイ感じの行楽気分があって、どうしてもここで、いつも長居しちゃいます。
今日は高尾山口へ降りるので、ここから9キロくらいのトレッキング開始です。

~つづく~
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