河童橋から見える上高地は寒そうー・・・
奥穂高岳の頂上は雲の中です。そう、この日は3000m以上の山は、雲に覆われていました。

岳沢のドアップです!

まだ雪渓があって、軽アイゼンを履いて4番あたり?からは雪の上を登るような話を聞きました。
梓川も心なしか増水しているような気がします。ものすごく流れが速い。

キャンプの準備のために、暗くなる前にキャンプ場へ移動です。
小梨平は河童橋から数分。樹林帯のなかにあって、岳沢が望める場所にあります。
小梨平キャンプ場のまんなかには、受付棟とお風呂、レストランと売店があり、何でも揃っています。
こちらは、キャンプ場受付とお風呂の入口。
ここのお手洗いは水洗で、便座は温かいです(耳より情報)。

反対側は、レストランとキャンプ道具や食べ物何でもアリの売店です。

すごい品数!「そうそう、こういうのがあればキャンプですぐにご馳走作れるよね」というものが1個100円程度で売ってます。
本当は近所のスーパーに行けば、簡単に手に入るんだけど・・・
不慣れな人は、いきなり重い荷物を持ってくるのはハードルが高いので、買っちゃったり、キャンプ道具をレンタルしちゃえばよいかと。
私たちも、キャンプ道具は買うかどうか迷いましたが、「元が取れる自信」が無く、レンタルしました。


お酒もいっぱい。都会より20円くらい高いです。


実は、どんな商品よりも人気があったのは、レジ横にあったゆで卵とバナナでした!!!
徳沢や涸沢からの帰り道でいつも売店に立ち寄り、バナナか~と思っていましたが、
ツアーガイドさんに聞くところによると、下山したあとの体に栄養を最初に補うのに、バナナがちょうどいいんだそうです。
いつも山から下りたらバナナ、栄養を付けるにはタマゴ!と思っているのですが、当たり前すぎてなかなか。。。
でも今日は何故か買いました。
翌日、テントから出られなくなるとは、買っておいて良かったと思うことになるとは、この時は思いもよらず・・・!!!

夕ご飯の用意を始めたら、だんだん辺りも暗くなってきました。
岳沢が正面!こんな夕方まで上高地に居たことがありません。なんか感慨深い・・・

夕ご飯は、寒くなるからと、具だくさんカレーです♪
前の日まで冷蔵庫にあったきのこ類やナスやたまねぎ・にんじんなど、冷蔵庫おおそうじくらいの野菜量が入ってます。
少しピリ辛で美味しかった♪ そしてこのカレーがスタミナたっぷりで辛かったのが翌日幸いすることになるのでした・・・!!!

トイレを確認しておこうと思い、散歩に行くと、ニリンソウ。高尾山では大騒ぎしたけれど、上高地ではふつうに脇にたくさん生えてます!

山桜が咲きそうでした。
いかに寒いかが、この心細そうな桜の様子から伝わってくるような・・・

これはフキノトウでしょうか?でっかいです。

小梨平のテントは大分埋まってきました。もう夕方になると、徳沢・横尾方面へ向けて歩いていく人も居なくなりました。

夜は、レストラン・売店は18:30まで、お風呂も特別延長の19:00までで、終わってしまいます。
といっても18:30というと、5月ではだいぶ暗くなってきていますが。
鳥の声も聞こえなくなり、小梨平の上空の風がざわざわ吹き始めました。
お風呂に入っていなければ、だいぶ寒くなってきたーと思うような気温です。
正確には計っていないけど、おそらく5度以下に下がり始めていたかも!
小梨平は携帯が繋がるので、ニュースや気象予報で確認したところ、翌朝~日中は雪!
キャンプ場で雪って?!
昨日まで晴れると言っていたのにー。でも、上高地で雪ってどのくらい寒くなるんでしょうか?!
これはヤバイことになったかも。。。と思ったのはこの時初めてでした。
夜はあまりにも寒くて早めに寝袋に入ってしまい、トイレに1回外へ出ましたが、ダウンを着ても寒い!
しかも、外の公衆トイレなので、薄暗くてトイレットペーパーは入口にあるのみ。
やはり、昼間は何となく見過ごしてしまいましたが、真っ暗になったら不便なことを考えて、ちゃんと見ておくべきでした。
トイレから戻ってくるとき、友だちが「星が見えるよ~」と言ったような気はしたけど、あまりにも寒くて逃げ込むようにテントに入りました。。。
その数時間後、気が付いたら、しゃりしゃりしゃりしゃり・・・という音が。
何だろ?と思って、友だちを起こして、外を見ていると、雪だ!!!

そういえば、レンタルしたモンベルのこの寝袋は「2」だっけ?「3」だっけ?と、友だちと焦りだすことに。
「2」だと、利用最適温度はマイナス2度まで。「3」だと0度まで(だったような)。
上高地で雪が降るということは、「2」じゃないとかなりまずくないか?! 友だちと焦り、とにかく着込んで、首の部分を隠して、
テントの外側にリュックや荷物を固めるようにして、自分たちが外気に寄らないようにして暖を取りました。
「いつまで降るんだろう・・・」と思うと、歩けばすぐ五千尺ホテルもキャンプ場受付もあるところだけど、大自然のなか心配になり、寝付けない時間を過ごしたのでした・・・
~つづく~
奥穂高岳の頂上は雲の中です。そう、この日は3000m以上の山は、雲に覆われていました。

岳沢のドアップです!

まだ雪渓があって、軽アイゼンを履いて4番あたり?からは雪の上を登るような話を聞きました。
梓川も心なしか増水しているような気がします。ものすごく流れが速い。

キャンプの準備のために、暗くなる前にキャンプ場へ移動です。
小梨平は河童橋から数分。樹林帯のなかにあって、岳沢が望める場所にあります。
小梨平キャンプ場のまんなかには、受付棟とお風呂、レストランと売店があり、何でも揃っています。
こちらは、キャンプ場受付とお風呂の入口。
ここのお手洗いは水洗で、便座は温かいです(耳より情報)。

反対側は、レストランとキャンプ道具や食べ物何でもアリの売店です。

すごい品数!「そうそう、こういうのがあればキャンプですぐにご馳走作れるよね」というものが1個100円程度で売ってます。
本当は近所のスーパーに行けば、簡単に手に入るんだけど・・・
不慣れな人は、いきなり重い荷物を持ってくるのはハードルが高いので、買っちゃったり、キャンプ道具をレンタルしちゃえばよいかと。
私たちも、キャンプ道具は買うかどうか迷いましたが、「元が取れる自信」が無く、レンタルしました。


お酒もいっぱい。都会より20円くらい高いです。


実は、どんな商品よりも人気があったのは、レジ横にあったゆで卵とバナナでした!!!
徳沢や涸沢からの帰り道でいつも売店に立ち寄り、バナナか~と思っていましたが、
ツアーガイドさんに聞くところによると、下山したあとの体に栄養を最初に補うのに、バナナがちょうどいいんだそうです。
いつも山から下りたらバナナ、栄養を付けるにはタマゴ!と思っているのですが、当たり前すぎてなかなか。。。
でも今日は何故か買いました。
翌日、テントから出られなくなるとは、買っておいて良かったと思うことになるとは、この時は思いもよらず・・・!!!

夕ご飯の用意を始めたら、だんだん辺りも暗くなってきました。
岳沢が正面!こんな夕方まで上高地に居たことがありません。なんか感慨深い・・・

夕ご飯は、寒くなるからと、具だくさんカレーです♪
前の日まで冷蔵庫にあったきのこ類やナスやたまねぎ・にんじんなど、冷蔵庫おおそうじくらいの野菜量が入ってます。
少しピリ辛で美味しかった♪ そしてこのカレーがスタミナたっぷりで辛かったのが翌日幸いすることになるのでした・・・!!!

トイレを確認しておこうと思い、散歩に行くと、ニリンソウ。高尾山では大騒ぎしたけれど、上高地ではふつうに脇にたくさん生えてます!

山桜が咲きそうでした。
いかに寒いかが、この心細そうな桜の様子から伝わってくるような・・・

これはフキノトウでしょうか?でっかいです。

小梨平のテントは大分埋まってきました。もう夕方になると、徳沢・横尾方面へ向けて歩いていく人も居なくなりました。

夜は、レストラン・売店は18:30まで、お風呂も特別延長の19:00までで、終わってしまいます。
といっても18:30というと、5月ではだいぶ暗くなってきていますが。
鳥の声も聞こえなくなり、小梨平の上空の風がざわざわ吹き始めました。
お風呂に入っていなければ、だいぶ寒くなってきたーと思うような気温です。
正確には計っていないけど、おそらく5度以下に下がり始めていたかも!
小梨平は携帯が繋がるので、ニュースや気象予報で確認したところ、翌朝~日中は雪!
キャンプ場で雪って?!
昨日まで晴れると言っていたのにー。でも、上高地で雪ってどのくらい寒くなるんでしょうか?!
これはヤバイことになったかも。。。と思ったのはこの時初めてでした。
夜はあまりにも寒くて早めに寝袋に入ってしまい、トイレに1回外へ出ましたが、ダウンを着ても寒い!
しかも、外の公衆トイレなので、薄暗くてトイレットペーパーは入口にあるのみ。
やはり、昼間は何となく見過ごしてしまいましたが、真っ暗になったら不便なことを考えて、ちゃんと見ておくべきでした。
トイレから戻ってくるとき、友だちが「星が見えるよ~」と言ったような気はしたけど、あまりにも寒くて逃げ込むようにテントに入りました。。。
その数時間後、気が付いたら、しゃりしゃりしゃりしゃり・・・という音が。
何だろ?と思って、友だちを起こして、外を見ていると、雪だ!!!

そういえば、レンタルしたモンベルのこの寝袋は「2」だっけ?「3」だっけ?と、友だちと焦りだすことに。
「2」だと、利用最適温度はマイナス2度まで。「3」だと0度まで(だったような)。
上高地で雪が降るということは、「2」じゃないとかなりまずくないか?! 友だちと焦り、とにかく着込んで、首の部分を隠して、
テントの外側にリュックや荷物を固めるようにして、自分たちが外気に寄らないようにして暖を取りました。
「いつまで降るんだろう・・・」と思うと、歩けばすぐ五千尺ホテルもキャンプ場受付もあるところだけど、大自然のなか心配になり、寝付けない時間を過ごしたのでした・・・
~つづく~