コマクサ 

四季を通じて山や自然を愉しみ、トレッキングやハイキング、自然を愉しむ人と交流するサイトです。

槍ヶ岳望む鏡平へGO!!! 

2018-11-26 08:30:00 | 縦走トレッキング
おはようございます!!!
下界は35℃の日でしたが、ココわさび平の朝は14度でした!
朝5時には皆さん朝食をほとんどの人が食べており、6時までに全員出かけるという早起き!!!
そう、ここからが本格登山の道すじです。
谷合いなので、日が明けたか明けないかがわからない感じの薄暗さです。

わさび平から20分くらいアーチ型の林道を歩いていくと、いよいよ川に出ます。
向こうに、先に出発した人が点々と見えます!

この辺までくると、川沿いを歩いているので、ざあざあすごい渓流の音がします。
そして、時々、左側の山の斜面から渓流が滝のように降ってきています。
これは笠ヶ岳から沸いている清流かな?

川に沿って行くと、どんどん山が開けてきます。
そして天気が昨日より良くなってきた!!!

ここまでくると有名な分岐です。
右へ行くと、西鎌尾根からいく槍ヶ岳!!!、左へ行くと、鏡平~双六、そしてもっと奥は雲の平などの裏銀座の山々です!!!



ここから左へ進むと平らな道は終わって、石畳の花崗岩の坂道が始まります。
石が敷き詰めてあるみたい!この道は上の鏡平山荘などの親父さんたちが道を整備してくれた賜物なのだそうです。

途中、崖崩れしそうな坂道が脇に出てきます。石に気を付けてね!

振り返ってみたら!
西穂高岳の山並みです!

そして、ぽこっと焼岳!

正面右脇には、槍ヶ岳の隣りの山並み!

ほどなくすると、坂道がいつのまにか急登になってます!!!

下のほうに登山客が見えます。

四方八方すごい景色になってきました!

ここが休憩ポイント?と思いきや、休んでいる人はいません。がれきの場所だからかな。

振り返ると、焼岳を望みます。


焼岳のうえに笠雲?そしてその奥には乗鞍岳が!!! 今日は本当に天気がよいです。

このへんは直射日光で暑い!でも上は岩稜帯なので、日焼けの危険もあり、風も強くもあえい、長袖でいきます。

あれは笠ヶ岳の山並み!ふだん曇っていて、なかなか見えないんですよね~

シシドウヶ原へ来ました。だいぶ高度間出てきました。
山並みが雄大すぎて、包まれているみたいな景色です!

このへんから、山を右にそれていきます。
樹林帯が出てきました。


またかなりの急登を上ると、「熊の踊り場」というところに出ました。
ススキ?が踏みならされた感じ? 昔河原だったのかな?

紅葉しかけている樹林帯へ入ってきました。色がものすごくキレイ!!!

ぐんぐん登ります。ここまでかなり登ってきているので、このくらいは階段かな、くらい。

あれ?正面が開けてきた!

振り返れば、笠ヶ岳が全部見えます。すごく高いところまで来た!

あれ?平らなところに出ました。

ま、まさかここが鏡平?!
見えました!槍ヶ岳が真正面に!!! そして、雲一つない快晴!!!

鏡池に、槍ヶ岳の山並みが写ってます!!!

ここまで登ってきてよかった~

新穂高から3時間半くらいかかって登りましたが、途中はずっと絶景で、登りながらも雄大な景色を楽しめました。
そしてここ鏡平からの槍ヶ岳!!!
最高のルートのひとつになりました!!!

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新穂高直ぐのわさび平小屋は快適♪

2018-11-24 13:00:00 | 縦走トレッキング
わさび平小屋の入口は、夏休みの小屋みたい♪
トマト・きゅうり・すいか・ジュース・ビールなどが、清流からひいた水桶のなかで冷え冷えに冷えてます。

建物の全貌はこんな感じ。右の棟の1Fは入口・食堂で2Fは宿泊部屋、左の棟の1Fはトイレ・歯磨き場所、2階は宿泊部屋です。

暗くなってきちゃいました・・・と思ったら急に寒くなってきた!
ここは谷合いの川底みたいなところなので、けっこう底冷えするような寒さです。
でも、小屋の明かりがキレイで温かい感じ。

外で鍋をやって、お酒飲んでるグループが居ます。真っ暗で見づらいし寒くないのか~?
でも気持ちは若干わかる。。
わさび小屋のなかは、本当にキレイ!!! 山小屋とは思えないくらいキレイで、しかも安全性とかキレイに保てる工夫が行き届いてます。
こちらはトイレと歯磨き台。
うす暗いかんじはまったく無くて、床も寒々しくないです。
ただ、冷え性の女性は、靴下を履いていったほうがよいかもです。
トイレはたしか水洗のエコトイレだった気がします。ただし、夜は省エネ電源になるので、ヘッドライトは忘れずに~。

宿泊部屋のほうの2階へ来ました。廊下もとてもキレイ。
お部屋のなかに荷物スペースがあるので、廊下の棚に置く必要が無く、取り忘れた荷物をわざわざ廊下まで取りに行くことはありません。

お部屋のなかはこんな感じ。
二段ベット式になってます。
中2階も3階も天井は低いけど、ふとん1枚に3名も寝るほどのひどい仕打ち(!)はこういうしくみだったらされることはないだろうな~。
急に起き上がると頭をガツンとうつけど、
とてもキレイでふとんもそこそこ良いので、満足です♪


夕ご飯になりました。
ゆうごはんも、女性が手作りしているみたいな野菜タップリの山小屋ごはんです。

朝ごはんもこちら。


たぶん総合的にみて、今まで泊まってきた山小屋のなかで1番よいかも!!!です。
それほど大規模ではないけれど、修学旅行じゃないので、中規模できれいで、温かい感じが良いです。
そして、明日ここから登るコースは、双六岳でも6時間、さらにその奥へ行くには、ここでちゃんと休んでおかないと!
一人1つのふとんでゆっくり寝られました。

~つづく~

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双六岳へ向けて新穂高~わさび平小屋へGO!!

2018-11-12 00:00:00 | 縦走トレッキング
今回は、鏡平から槍ヶ岳を見ながら双六岳へ向かう新穂高ルートを選びました!!
今年のメインイベントのひとつ!! そしてちょうど9月下旬にさしかかり紅葉が始まっている頃ということで、今年のハイライトです!!!
ということで、今回は濃尾バスさんにお世話になり、新宿から出発です。


もう上高地や平湯・乗鞍で今年は何度通ったかわからない道なので、釜トンネルまで爆睡。。。
釜トンネル付近で、目を覚まし、ワクワクしてきました!!!
左折してからが、スイッチ入りました!!!

平湯に着きました。ちょっと曇りだ・・・でも今日はワサビ平までなのでゆっくり行けるし、何より明日明後日の晴天が重要なので今日は文句言いません。


平湯からバスで新穂高まで行きます。
ここも、今年もう3回目くらいかな?
だいぶ覚えました。

ちょうど30分くらいで、新穂高センターまで来ました。
次の終点、ホテル新穂高前・ロープウェイ入口駅までは、乗車時間3分。坂道100mくらいです。
下山してきた人たちが、新穂高センターの真後ろの温泉とその後ろのホテル新穂高の温泉のどちらに入ろうかとウロウロしているような距離です。

この看板!!!
これを見ると、ここからがレベルの高い人たちが行くルート!っていう感じがしちゃいます。。。

でも、この登山にくるときまではそうでした・・・
戻ってきてからは、ここの雄大な景色と達成感で、ひとつまた階段を上れたかな?という気分になる登山になりました!!!
そのくらいハードでしたが、この登山口から登る景色は、雄大で、お勧めです!!!

それほど今日は時間に焦る工程でないので、遅いお昼ごはんを、新穂高ロープウェイ駅のなかにある喫茶店・笠ヶ岳で食べることにしました。

テレビで見ました!新鮮な鮎が手に入る地域のアユ料理はこれがあるんだそうです。

大好きな、昔ながらの醤油ラーメン!!! 

この窓から、ふだんの天気のよい日なら、5割くらいの確率で笠ヶ岳が見えるのですが、今日は真っ白でした・・・

お昼休憩して、新穂高センターに戻ってきて、これから、登山開始です。
といっても今日は序の口で、ここからワサビ平まで、80分もかからない平らな道です。
今日は1200mのワサビ平小屋まで歩いて、明日の朝早く鏡平を目指します。

川をわたって、笠ヶ岳のふもと目指してトレッキング開始です。

途中、新穂高ロープウェイ乗り場が対岸から見えました。ロープウェイは1時間に数回しか出ないのでちょっといいタイミング!


そのあとは、ロープウェイよりももっと山奥へ、今度は川の右側にわたって、山道を歩いていきます。
舗装してあったり砂利道になったり。工事中のようですが、完全な舗装道路にできる道ではないくらい、川がとなりでものすごい水量で、
山も切り立っています。


やっと、登山道の入り口まで来ました。


掲示板が古いけど、ここから本当の、歩いてしか行けない登山道の始まりです。
ちなみに、新穂高センターを出たあたりから、携帯電話は3キャリアとも入りません。ご注意ください。
自分の足と経験でしっかり歩いていきます。
とにかく平らな砂利道をずっととにかくまっすぐ突き進んでいくのですが、時計の高度計は若干ずつ上がっています。
そして、途中に右わきに、風穴がありました!お助け岩と書いてあります。
わりと、林道なのですが、日当たりはよいので、暑い暑いと思いながら歩く登山者には、お助けです!
もう9月なので、涼しいというより冷たい風でした。

またどんどん進んでいきます。
あまり人も歩いていない、ツウしか登らない登山ルートなの?と、だんだん心配になってきました。

ちょっと右側に開けたところで仰ぎ見たら、真っ黒な山が!あれば、おそらく西穂高岳~奥穂あたりの峰々です。眩しい!!!


そんな風に思いながらだいぶ歩くと、急に開けてきました。
さっきまでの林道の砂利道から、いきなり川のなかに出てきたようなかんじです。


とはいえ、また直進していくと、森のなかに入って、あれ、うっそうとした森のなかの、左に看板が出てきました。
笠新道?!と思っていたら、猛者たちが数名降りてきました。
今までみたことのある登山者と明らかに違う!!! なんだか人というより熊っぽい人たちです・・・


あとで調べてみたところ、ここが笠ヶ岳から降りてくる道で、登りは直登だそう。
途中危険な岩場もあったとか聞きました。
が、わりと登山者はたくさん歩いていました。
私たちはまだ、そんな上級者でないので、まっすぐのワサビ平小屋目指して、直進します。

とっくに道路は車の通行禁止区域なので、車は来ないのですが、さすがに登山靴を履いて80分も平らなところを歩くのはなあ・・・と思いかけていたところ、見えてきました!ワサビ平小屋です!!!


名物の、小屋の前の冷水で冷えた野菜・果物です。
昔はこうやって冷やして食べていたよね~と懐かしくなります。他にビールやジュースもこうやって冷やして売っています。

壁に、地図が描いてありました。
どうやら私たちは、双六山岳共和国に入国したらしいです!!!


今日はこのワサビ平小屋で1泊。明日は早朝起きて、鏡平~双六小屋を目指します。
上高地とは反対側から見る、穂高連峰~槍ヶ岳!!! このルートは初めてなので、楽しみです

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初秋の爽やか大菩薩峠♪

2018-10-27 12:00:00 | 縦走トレッキング
唐松尾根からのトレッキングは、福ちゃん荘の分岐から始まります。

最初はこんな感じ。緩やかで、森林浴トレッキングです。
30分くらいなだらかな山道を、ゆっくり登っていきます。

振り返れば樹木のあいだから、富士山が見えます!
今日も、きれいな富士山がみえたー

途中途中で、平らなところがあるので、レイヤリングします。


木陰の間から山脈が見えます!
もしかして、南アルプス?中央アルプス? 今日は雲の上に浮かんで見えます!!
だんだん高い木が少なくなり、斜面も急になっていきます。

だいぶ急登になってきちゃった。

正面に、大菩薩の頂上が見えます。今日は快晴だ~

唐松尾根は、大菩薩峠からは左手の、雷岩の直下を登るので、頂上近くまで登ってくると、富士山が右手に見えます。
雲の上に、富士山がちょこんと見えます。プリンみたい!!!

カメラで撮影すると小さくなっちゃうんですが、肉眼ではこのくらい大きく見えます。

たぶん私がいろんな山の頂上から見る中で、一番きれいな富士山が見えるところがここなんじゃないかな?と思うくらいです。

さいごの登りです。
さいごの30分は樹木も無くなって、直射日光の下登っていくので、アチアチなトレッキングになります。
(なので、途中から上着は脱いでおいても大丈夫です)

あともう少し!!!

この上が、雷岩です。
ガリガリの大きな岩で、真っ黒に見えます。

唐松尾根の頂上はこの雷岩です。
右に尾根つたいに歩いていくと、介山荘のある大菩薩峠、左へ行けば、大菩薩嶺です。
大菩薩嶺は森林のなかにあって視界は無いので、雷岩や大菩薩峠の周辺でお昼ごはんを食べる人が多いです。
風が多少強いところだけど、眺望は北~西~南方向に向けて開けているので、眺望は絶景です!!!
北アルプス~中央アルプス~南アルプスが見えます。

右方向へ見ると、大菩薩峠の稜線が見えます。

眼下には、紅葉前の森林が見えます。
小さくぽこっと小屋が見えるところが、登山口だった福ちゃん荘です。


稜線をずっと歩くと、気持ちよい稜線トレッキングです。



大菩薩峠まで行ってしまうと、富士山が視界から消えてしまうので、途中までは稜線歩きをしながら富士山を見てください~♪

眼下の雲のなかに、電線の鉄塔が見えるのですが、ふわふわの雲のなかにか細く埋もれてるみたい~

富士山が山の影で見えなくなってしまったころには、大菩薩峠の介山荘が見えてきます。

また、大菩薩峠の本を読む前に来てしまった~・・・えへ。

振り返れば、雷岩のほうの稜線です。ここから見ると結構アップダウンあるんですね。

そしてここが、有名な大菩薩峠の碑があるところです。



最後は、前回朝9時にシカさんに会った上日川峠の道を下っていきます。
今日の大菩薩峠は最高でした。




下山してきました。
午後はバスがたくさん待っててくれていました。


私たちはレンタカーを借りていたので、勝沼まで下りてきました。
そのあと、ブドウの季節ということで、勝沼のJAの直売所に来ました。

100%ブドウ果汁のジュースです。さらっとしているのに濃くて美味しかった!!!

たくさんのブドウが、都内では信じられない値段で売ってます!!!

そして、ものすごいスピードで、どんどん売れていきます!!!


最後に、今日の疲れを流します。
勝沼に来たら、いつもここの日帰り湯へ入ります。
フォッサマグナの中心にある山梨の温泉だそうです。すごく気持ちよくて、何より高台にあるので眺めが最高♪
南アルプスも見えます!!!


今日もお疲れさまでした~♪♪♪





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大菩薩~唐松尾根トレッキング

2018-10-11 00:00:00 | 縦走トレッキング
次回の紅葉シーズンは新穂高から奥へ行くために、今回は練習トレッキングです!
ということで、眺めのよい、小さいころから大好きな大菩薩峠へ行くことにしました。
玄関口はここからです。

よくバス通りから来ると、こちらから来ます。

この脇から出発です。

9月初旬の天気のよい日で、前日まで雨だったので、みどりがとてもキレイデス。
向こうは登山道ですが、私たちはここは車道からパチリ。

着きました、福ちゃん荘です。ここまで徒歩15分くらい。
親子連れやハイカー?が多いです。


今日はとても天気がよいです!
頂上の景色が期待できそう♪

ここでトイレを借ります。右側のトイレは若干キレイデス。
ここで、左へ行くと、唐松尾根方向です。


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西穂独標へGO!!!

2018-10-05 00:00:00 | トレッキング
朝になりました!「晴れるよ!」という声で飛び起きました!!!
このルートは晴れていたら絶景♪
すぐに朝ごはんを食べに行きます。


外に出たら霧でした・・・
でも、予報は天気は回復するという話を信じて、出かけます。

このあと、独標からピストンで西穂山荘に戻ってくる方は、西穂山荘に荷物を置かせてもらい、アタックバックをもつかスタッフバックを買って、
独標へ行くとよいです。
ただし、道のりは初級と言われていても、穂高連峰の稜線歩きなので、風は強く、道は険しいです。
水筒だけというより、何かあったときのための準備(水筒・手袋・カッパ・軽食・救急セット)くらいは持って行ったほうがよいです。
スタッフバックを買ってた人を後ろからパチリ。ただの布ではなく、しっかりした撥水性のあるロゴつきのスタッフバックなので、かっこよさげです。


左側(岐阜県側)のほうから猛烈な風が巻き上げてきて、稜線を歩いている私たちにぶつかります。
中山までは楽、ハイキング、なんていうけど、この風は結構危険度を感じます。
とはいえ、中山までは大腿部くらいまであるハイマツの中を歩いていくので、安心です。
ときどき、正面に西穂高岳がちらっと見えます。すごい山容!!!


雄大な景色です!!!

ここは、正面が西穂高岳、右斜面の崖の下が上高地、
左斜面の崖の下が新穂高口、振り返れば焼岳、そして天気が良ければ乗鞍岳が見えます!!!すごいロケーション!!!
ときどきこんな荒涼としたがれきの場所も。
しっかり登りです。。


きくところによると、白山だそうです!
天気が良くなってきた!


目の前に見えました!!!これが西穂高岳全容です!!!
ものすごい威厳と狂気に満ちた威圧感があります・・・!!!

どんどん登っていくうちにだんだん怖くなってきた・・・
アップダウンも出てきます。そして、ツアーで来ていた高齢のおばあさんたちも、「ここで私は待ってる」という人が出始める。

独標、ピラミッドピーク、西穂山頂、ギザギザで真っ黒な山で、あそこから先は、選ばれた上級クライマーしか行けないんだな、という神域な感じがします。
この先は、ストックをしまったり、ピストンの人はリュックサックを置いて、最後は手を使って登ります。
独標のさいごの100mは、初級の人にはちょっと怖いですが、すぐ登れます的に本に書いてありますが、最後は鎖場で、ちゃんと三点支持しないと危険区域です。
風が強いとかなり怖い。ここは自己責任の世界です。子供さんが登っているケースもあるけれど、ここはちゃんとガレ場や鎖場を経験したことがある子どもでないと、足がすくんでしまうと思います。(そのくらい崖の突先です)

さいごの30分は、写真を撮れる余裕はありませんでした・・・
でも足場はこんな感じ。


独標に着きました!有名な頂上で、みんな写真を撮ります。が、ここは15人程度しかいられないスペースで、その先ピラミッドピーク・西穂へ進んでいく人の道の途中でもあるので、譲り合って座ります。

とはいえ、槍ヶ岳の頂上みたいな感じなので、ピラミッドピークへ行くほうも、90度の崖を降りてから次のピラミッドピークへ行くし、独標から西穂山荘へピストンするにも、あの鎖場をまた下山で!通過しないといけません。かなり怖いです。
鎖場の下でぎりぎりパチリ。撮らせてもらいました。


帰路ふりかえって、すごい道だったなーと実感。


登った道を帰るときは良い天気!!!
達成感と、開放的な景色に、大満足。

足取りも軽く、景色を楽しんで山荘へ戻れました。







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快適な西穂山荘☆彡

2018-10-03 09:00:00 | トレッキング
西穂山荘へ向けてがんばるぞー!!ということで、ここから登山口。

かなり真っ白で、ガスっていてというより、もはや雨が降りそうだけど、念願の西穂山荘なので頑張るぞー!!!

90分、それほどきつくないと聞いていたけれど、最初からアレ下りだ。。。と思いきや10分ほどすると、登りが始まりました。
このころには歩いている人全員がゴアテックスのカッパを着て、雨なのかガスなのか汗なのかわからない状態で登っていきます。


このルートは、冬もスノートレッキングができるコースらしい。あのマークはおそらく冬のコースのマークなんでしょうね。
雪ってあんなに積もるんだー!

ちょっと楽になったかと思いきやまた登り・・・
ちょっとひごろの疲労・寝不足と、この雨・湿気で、それほどでもないと思っていた登りも、それなりにきついです。


この間、雨がだいぶひどくなり、カメラが濡れる危険性があったため、あまり写真を撮れませんでした。。。

ここの登りは、山道といっても比較的石ごろごろも無く、歩きやすく整備されています。
ただ、雨が降ると、人が歩いてえぐられているためか、水路にもなるようで・・・けっこう川になって流れている個所がありました。
ちょっときついなと思ったのは、最初の10分下ったり、平らになる程度で、残りの80分はひたすら登り、
しかも、段差もそれなりにある階段状の道のせいかと思います。
階段てけっこうくるんですよねー・・・

でも90分我慢したら、アレ?平らになったと思ったら、ブーンと音がしました!西穂山荘のバッテリーの音です。
着きました!!!


建物をぐるっと回ると、となりに東邦大学のお医者さんの山小屋もあります。
この日は夏やすみ最後の営業だったらしく。翌日は戸を張って、山を下りる日でした。
どうやら、がたいのよい前後に歩いていたソロの男性は「あと10分ですよ」と教えてくれておかしいなと思ったら、ここのお医者さん関係だったみたい。
お医者さんでこんなところへ来る人ってすごいなー。


有名な西穂山荘のテラスです。今日はまっしろ!



別館に喫茶店あります、ということで、行ってみたら、そこが有名な西穂ラーメンのあるところでした!
右が味噌ラーメン、左が醤油ラーメン。
この標高で麺が茹で上がりにくいため、細麺を開発したときいただけあって、細麺です(笑)
醤油ラーメンが有名らしいけれど、私は味噌ラーメンのほうが美味しいと感じました。

チャーシューも500円で追加オーダーができます。
そして、意外にも美味しさを発見したのは、ホットカルピス!!!
温かくて、しかもほっとする感じ♪

たくさんのメニューがあります。どれも美味しそう♪
というのは、その山小屋に女性スタッフがどれだけ居るか、で、山小屋の食事が美味しかったり、寝心地が良かったりはだいぶ違うと思います。
従来型(昭和時代)のように、白飯と漬物がありゃいい、雨風しのげるのが山小屋、来るものは拒まずの山小屋なんだから雑魚寝は当たり前、
それはそうかもしれませんが、よく考えてみてください、ふだんこんなにきついトレーニングはしないで登ってきて一息つけたところで、
華美ではないけれど、てづくりの美味しいごはんやランチがあったら、元気出ますよね。
くたくたで横になったときに、120センチの布団に2-3人寝させられるより、1人1枚の布団で寝られるほうが、疲れは取れますよね。
しかも「半年も前から予約しているのだから」。
西穂山荘はそういう意味で、人気がある理由が分かりました!
キレイ・しかも食事が美味しい・休憩談話室があったりして、ほっとできるスペース・雰囲気があります。
廊下もこんなにキレイ♪

この日は雨のわりには混んでいたけれど、1人1枚の布団で寝られました。
話を聞くところによると、西穂独標まで行く人、西穂高岳や奥穂高岳まで行く上級クライマーの人、焼岳まで行く人など、さまざまでした。
明日はよい天気になると予報が出ているので、楽しみ!!!


時間はたっぷりあったので、山荘のなかをめぐりました。
岳のポスター!そう、ここも映画に出てきましたよね。



夕食になりました。ここもてづくりの美味しいごはん!!!
集まってきた人を見たら、ツアーの女性客も居たけれど、こころなしか燕岳なんかのときより、上級クライマーの男性比率が高い・・・
そう思っていたら、山小屋のご主人で気象予報士さんの「あしたの天気」のお話が始まりました。
テレビの気象予報士さんみたいな説明であした天気になるかちょっとわかりにくかったけど、どうやら五分五分で予想しづらい日だったみたい。

それでも、この岐阜県と長野県の県境にあり、西穂山荘の稜線はやせ尾根で危険地帯が続くルートだから、気象のインプットはありがたい!!!
夜はこんなかんじで、食堂は3交代で、ごちそうになりました。
消灯は21時くらいでしたが、ここの山小屋は、どちらに行くにもこの先のルートが長いせいか、19時くらいから眠りにつく人が多く、
早めに横になりました。。
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西穂山荘へGO!!!

2018-09-15 17:00:00 | トレッキング
今回も、毎日あるぺん号さんのお世話になって出かけます。
この前は竹橋集合だったけれど、今回は新宿集合。新宿の都庁地下駐車場で、受付けしてから、バスが来るのを待ちます。

この日は暑い日で、23時にもなろうとしているけど、33度くらい。
みんな「バスのなかでこれから寝るぞー」という時間なのですが、暑くて寝られるのかな?と思っていたところ、なんとグリーンカー並みのバスが来ました!!!ラッキー☆彡


最近は慣れて、夜行バスのなかで寝られないこともなく、サービスエリアのトイレ休憩でワクワクして外に出ることもなく。
今回は上級クライマーさんたちのまねをして、100円ショップで購入したサンダルを履いて、はおる長袖、アイマスク、温かい水筒などを座席に持ち込んで、爆睡の準備万端です

登山バスは、出発して、一通りドライバーさんからの説明があったあと、10分ほどで消灯します。
グリーンカーの場合は座席にゆとりがあるので、通路側の人はカーテンを引くことができ、また全員が爆睡するので、シートの背もたれは全開に近いくらい全員が一斉に倒して寝ます。
女子はちょっと怖いんじゃない?と思うかもしれませんが、「これから登山する」人しか居ないので、みんな赤の他人には無視。下手に話しかけたり気を遣う必要はまったく無しです。
ただ、トイレ休憩だけは、全員が時間より早く戻ってくれば、1分でも早く出発します。そこだけ注意です。

平湯~新穂高についたころ、急に目が覚めました。
ちょうど5時くらい。新穂高温泉でほとんどの人が降車しましたが、私たちはその先の鍋平まで行きます。
昨年5月に新穂高ロープウェイには来ているので、第1ロープウェイは省略。
詳しくはこちらをご覧ください→ https://blog.goo.ne.jp/comacusa/e/a0ff5d507ef51eb84d61f117222eb4ec 

鍋平に着きました!

外は明るくなっていました。が、軽い小雨です。上空は視界無し。今日は急いで登っても期待できないか~・・・

鍋平のレストハウスまで行ってみます。階段を10段のぼるくらいで徒歩3分程度です。
第2ロープウェイまで行ってみました。
ホワイトボードにとっても上手な絵で、今日の天候が書いてありました。今日は雨か・・・

でも、天気予報は明日以降回復すると出ているので、午後になれば回復してくるかも、ということで、
1年前にたいそう気に入った第2ロープウェイ乗り場前の「神宝の湯」が開くまで、朝食を食べてゆっくり休憩することにしました。
それにしても、すごいボルトです。
新穂高ロープウェイは、途中鉄塔が何か所かあり、登っては鉄塔のところで水平になり、ぶら~んぶら~ん揺れます。
気候も、とても厳しいところなので、人工的に作られたものは、メンテナンスも大変そう。


朝食に持ってきたおにぎりと一緒に、あつあつの飛騨牛コロッケと温泉たまごを食べます。元気をもらえそう。


神宝の湯がオープンしました。
まだ9時半なので、誰も居ません。ということで、パチリと撮らせていただきました。

人工的につくられた風流ではなく、ここは紛れもなく自然のなかそのままです!!!
露天風呂しかなく、洗い場などはありませんが、登山客なら絶対に入りたくなる露天風呂。
ここは温泉の下からお湯が沸いていて、壁側からもお湯が出てくるのですが、けっこう熱い!!!
お水を加水していますが、お湯は熱めで、しっかり体も温まります。
女性の露天風呂の右側からは、晴れていると焼岳が目の前に望めます。


お風呂から出ました。雨があがったので、ロープウェイで上まで向かうことにします。
今日は西穂山荘まで行ければいいやと思い、ゆっくり移動します。


頂上駅に着きました。周りは猛者ばかり!!!

お土産を見ると、ぱんぱん!!!


晴天ならくっきり西穂高岳や槍ヶ岳まで見える展望台も、今日は真っ白・・・
残念です・・・

気を取り直して、登山口まで歩きます。このへんまではトレッキングというより散歩ができるように整備されています。


開山した上人様が指をさしています。行ってきます!!!

登山口に着きました。ここからです。



~つづく~
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燕山荘のご来光☀

2018-09-13 00:00:00 | 山小屋
朝になりました。
ご来光は見えないかも・・・と周りがそわそわするなかで、もっそり起き上がって、ご来光の時間を確認して、先に朝ご飯を食べることにしました。
日本の朝ごはん!という感じで、炊き立てのごはんと塩辛くないおかずがとっても美味しかったです。
昨日のおかずも、味はお母さんの味という感じのしっかり薄味で、丁寧なごはんで美味しかったです。



ごはんを食べていたら、ご来光が食堂の窓から見えてきました!!!
みんなが外に出て、歓声を上げてます!!!

ごはんを食べ終わって、外に出てみました。
さっきより、なんとなく太陽がオレンジ色に見えるような気がします。
まん丸くて、眩しくて、凝視できないくらいものすごいパワーです!!!

ちょっと時間を置いてみたら、雲が垂れ込めて、その間から光が出ています。幻想的です。


今日は雲海がすごいです。どこの山だかわからないけれど、時々山の端が見えます。


さて、今日は連休最終日ということで、下山が渋滞してしまうと、下山してから温泉に入れないということで、
早めに出ます。7時くらいで下山を開始することになりました。
今日もちょっと天気は不安定、、、だけど、まあまあ景色が昨日よりは見えています。

昨日は全然見えなかった登山道、稜線歩きが見えます。

明るくなってきました。
ここは登りで30分かかったところですが、下山は15分程度で降りてきてしまいました。

振り返ると、燕山荘が!!! 要塞みたいです。

どんどん遠くなっていくのが惜しいです・・・

途中で、ホシガラスくんがぴいぴい泣いて、別れを惜しんでくれました。

ここはハイマツの実もたくさんあって、ちょっと朝ごはんのお邪魔をしちゃったかな?

稜線歩きが終わるくらいから、
ばたばたと音がして、よく見たら、雲の間にヘリコプターが。

どこへ行くんだろう?何かあったのかな?と心配で見ていたら、ヘリコプターは燕山荘の頂上で荷卸しを始めました。
連休中にたくさんの登山客がお邪魔したので、ごみ下ろしや食料の配達を朝7時過ぎから始めていたのでした。
日本一の山小屋と聞いていったけれど、広くて、キレイで、美味しくて、なるほどなと思うところや、
合戦尾根や表銀座の厳しいロングコースというハードトレイルの世界の中で、スケールの大きい、またレベルの高い広い世界を見ることができた燕岳登山になりました。

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燕山荘の夕暮れ

2018-09-10 00:00:00 | 山小屋
遅い昼ご飯でおなかがいっぱいになって体も休まったところで、少し晴れてきたので、穂高槍が見える西方向へ行ってみることにしました。
燕山荘の正面入り口より反対側になるので、山荘のまわりをぐるっと歩けるため、散歩してみることにしました。
歩く道がまっ白!ほんとうに不思議な山です。


穂高連峰・槍ヶ岳が見えるほうへ行ってみると、まだ雲がもくもく。

足元は白い砂でさらさら。そんななか、囲われているのはコマクサの群落です。

今年は、前回の乗鞍岳に続き、コマクサにまた会えました!!!
ここの房はものすごく花が多いです。でも、雲の平方向からの風でふきさらしのなか絶えています。


もくもく雲のなかから見えてきました!槍ヶ岳です!


ドアップにしました! 神々しいというか、怖いくらいです。

大天井岳から常念のほうへいく表銀座ルートのほうは、雲海で山の端がすごいです。

ずっとここで1時間くらい風にさらされながら、穂高連峰と槍ヶ岳が出てくるのを見ていました。
みんな座って時間が止まったような時間を過ごしていました。

「ブロッケン現象が見えるよ!」ということばが聞こえて、トタン板のうえに人がたくさん集まっているところに行ってみると、
雲のなかに、しんきろうのようななかに写っている自分が見えました!
ふしぎ!でも写真にはどうしても見えませんでした

ぐるっと周回して戻ってくると、燕山荘の本館と別館が見えました。ここがよく写真に載っている風景なんですね。

雲がどんどん飛んでいくのでときどき晴れ間に燕岳が見えます!


山荘に戻ってきて、自分たちの休むところへ行ってみます。

山荘のなかはとても明るくて、ウッディな空間でした。
はしごをつたって上に登ると、3畳間があるのですが、今日は大賑わいということで、ここに今日は6人寝てくださいという・・・
本当か?!と思いましたが、どうやら本当に1畳に2名寝るみたい。
去年の10月も涸沢ヒュッテがおなじような状態でしたが、大きくて有名な山小屋ってどうしてこんなに混ませるのかな・・・
何か月も前から予約して来ている人をこんなに詰め込んで、もし何かあったらどうするんだろう?
と心配になってしまいました。。。
でも、トイレや廊下、談話室的なフロアは床も机もとてもキレイで、安心しました。
山小屋ランキング№1というのはうなづける感じはしました。

夜ごはんになりました!!!
夜ごはんの時間も、何組かに分かれていると聞いたので、少し時間より早めに行って、並んでいることにしました。
夜ごはんは、噂どおり美味しかったです。

まさかあんな急登を上ってきて、新鮮なナマ野菜や炊き立てそのもののごはんを食べられると思わなかったので、
疲れた体に感激もひとしおでした。

食べ始めたら、有名なご主人が出てきて、燕山荘のことや燕岳のことを話してくれました。
みんな食べ始めたばかりなので、あんまり振り返っていないけど、このあとご主人のアルペンホルンを聴くころには大注目でした。


夜は消灯が21時ごろで、その前にみんな疲れて19時半には横になっていました。
が、狭いところに疲れた人がたくさん寝ているので、熱気でムンムン・・・
あまりにも暑くて、へんな夢を見そうで、2時間くらい、山荘のなかをウロウロ歩いていました。
談話室のようなフロアは、あまりにも暑くて寝るところから逃れてきた人たちが自分の布団やキャンプ用の下敷きを持ってきて、
自分の寝場所を確保して、川の字になって寝ていました。。。
やっぱり予約詰めすぎなんじゃないかな・・・
ちょうど山の日だったのですが、結局窓を少し開けて、寝られるくらい涼しい夜でした。
気温はちょうど13℃くらいだったかと思います。
やっぱり山の日は、たくさんの人が詰め寄せてものすごい特異な日なんだな、、と思いました。















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燕山荘で美味しいランチと絶景を堪能🎂

2018-09-03 00:00:00 | 山小屋
合戦小屋でスイカを食べて、60分くらいゆっくり。

実はここまで一気に登ってくるので、疲労していて休憩という意味もあるけど、高度順応のために休憩する必要もあるんだそうです。
また、合戦小屋のスイカは、波田のスイカといって、松本から上高地までバスで登ってくる途中にある波田地区で取れた、美味しくて有名なスイカなんです。
ここで美味しいスイカはご当地モノということもあるけど、実は体にもとってもいいんです!!!

スイカには豊富な水分があって、糖分やカリウム・カルシウムなどのミネラル分、ビタミンB1・B2・Cなどのビタミン類が含まれていて、スイカの糖分は果糖とブドウ糖で、すぐに吸収されてエネルギーに変わるため、くたくたで登ってきて食欲がない時の栄養補給に最適なんです♪
また、シトルリンという血流を改善させて、体内に発生した活性酸素を分解して、排泄するための働きもあり、カリウムは、余計なナトリウムを出して利尿作用を高めることから、ムクミ改善にもなるそうです。(いろいろな方のブログによる情報です)。

ということで、合戦小屋で十分休んで元気になってから、再びトレッキング開始!!!
といっても、ここからは、登りはあるものの、稜線に出ます。
この日はあいにくの曇りで視界はゼロだったけど、登りはきつくありませんでした。
ここから出発です。


途中、ブルーベリーの実みたいのがたくさんついていました。

ナナカマドの実も、ここまでくると真っ赤に。
もう秋が近くなってきているんでしょうか。

ここからの展望は良いそうですが、あいにく真っ白。。。

ここからは普段なら燕山荘が上に見えるらしいですが、ガスのなかを進んでいきます。
ここから燕山荘までは、緩やかだけど、ちょっとした崖をつたって、20分くらいです。


途中、お花畑みたいにいっぱい花がありました。



これは怖い花です。

ちょっとがりがりしたところも出てきました。


見えました!真っ白ななかに燕山荘が見えます。

最後の崖はキャンプ場の下です。といってもキャンプ場が小さくて密集してる。
高校生などは宿代が無いので、キャンプしにくるそうですが、キャンプ場がいっぱいで帰らされてました。
かわいそう・・・

着きました!燕山荘。

振り返れば、燕岳山頂の方面です。まだ見えない・・・

有名な花崗岩のまっしろな砂浜みたいな登山道です。
山のうえにこんなところがあるなんて・・・という感じです。
見えました!!!有名なショット。
左側は岐阜県側。右側は長野県側で、長野県側は常にガスってました。

燕山荘は崖の上に楼閣のようにそびえたっている感じなのですが、下のほうはハイマツと、石ころ。
ホシガラスが忙しそうにハイマツのごちそう探しをしていました。

受付を済ませて、お昼にぎりぎりありつけた!!!
これが燕山荘の有名なカレーです。

どちらもスパイスが効いていて美味しい♪
どちらかというと、今風のカレーで、さわやかな辛さが先に来て、あとからじわっと美味しさが来る感じ。
グリーンカレー風の骨付きチキンカレーと、王道カツカレーです。
もう14時ぎりぎりだったので、おなかがペコペコで、ペロリと食べてしまいました。
そして、有名なケーキセット。
これも、今日は4種類あって、一番人気のあったアップルシナモンのケーキを食べました。
紅茶のティパックも、外国のもの(スーパーでどこにでも売っているものじゃない)だし、ケーキも美味しかったです。
特徴としては4種類とも、生クリーム製のものはなく、ムース系が多かったです。
コーヒー味のスポンジもほろ苦くて、ちゃんと作ってるな!という味でした。


15時くらいになって、外に出てみたら、燕岳が晴れてきました!!!
絵に描いたような山岳地帯!360度山々が雲に隠れつつも見渡せて、ものすごい大自然のなかに立っているんだ!という圧倒感に浸りました!


燕山荘や燕岳がなんでこんなに魅力的に感じるんだろうと思って考えましたが、
合戦尾根の急登のきつさ、燕山荘を中心にした北アルプスのど真ん中にいるかのような眺望、
槍ヶ岳や穂高連峰まで見渡せるロケーション、などがあって、これだけきつい登りを上ってくるんだなーと思いました。
何も、ケーキセットのためにだけ頑張るっていうとそうはいかない(笑)
そのくらいきつい登りだったです。
ただ、ここが登れたら、表銀座に行きたい、正面の雲の平のほうへも行きたい、と夢が膨らむような気もしました。

~つづく~
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霧中の燕岳トレッキング!!!

2018-08-29 00:00:00 | トレッキング
北アルプスの女王だとか、山小屋ランキング№1の燕山荘とか、いろいろな情報はあったけれど、一番気になったのは天気と合戦尾根でした・・・
そもそも、今年は7月に入っていきなり梅雨明け。そのあと台風が妙なコースで日本を通り過ぎたり、ものすごい洪水が起こったり。
去年までの、月2回ちゃんとトレッキングして足をつくる、という目標は今年はたしかにあったはずなのに、天気が悪い週末が多くて練習できない・・・
そしてそれよりも問題なのは、仕事が佳境になってしまい、早く帰れず、ふだん歩いてない/階段も登ってない、という状態。
これで、日本三大急登・合戦尾根を上れるのか?!
ほんとうにヤバい状態のまま、当日を迎えてしまいました・・・

今回は何と竹橋から!!!
登山バスの「毎日アルペン号」初体験です!!
竹橋の毎日新聞社に行ってみたら、夜の22時半すぎだというのに、ものすごい人!人!人!
しかも、猛者ばかりです。

これから山へ行くというのに、都会から出発するのはなんかへん、、と思いながらも、夜景の皇居周辺を見ながら出発します。




毎日あるぺん号は、ふつうの観光客などは乗降しない、山ゆき専門のバスなので、
みなさん乗ったらすぐに爆睡。
私も真っ暗になったらすぐ爆睡。ということで、いきなりのアナウンスで気がついたら、常念岳のふもとでした。
一の沢バス停だそうです。

と思ったら、この先は行き止まりらしく、Uターンして中房温泉へ向かいます。
ものすごいヘアピンカーブが続く、登山道路です。

バスの座席にはスイッチがありました。携帯の充電器、持って来ればよかった・・・

途中、有明荘でもバスが止まりました。
どうやらここから燕岳に登る人も居るみたい。
なんだか夏らしい山荘です。

10分ほど道なりに登っていったところが、燕岳登山口の中房温泉でした。
温泉といっても1軒あるだけで、トイレがあり、自販機があり、駐車場があるだけで、人気の燕岳の入り口ということで、
人でごった返していました。
ここのトイレは、男子トイレが長蛇の列。女子は全然並んでいませんでした。
どうやら縦走する人含めて、このレベルまでくると、女子の人数はへるっぽい。

バス停で下してもらうと、脇は温泉でもうもうとしていました。でも有毒ガスが出ているとかではないみたい。

登山口に来ました。よくテレビでも出るところ!


いよいよ出発です。

茂みの中を歩いていきます。

5分ほどしたら水場、ここからが本格的な「合戦尾根」にむけての始まりです。

この水場、いきなり垂直に降りる道でちょっと怖そうでした。第1ベンチです。
40分くらい歩いたところで、滑車の音が!

何かと思ったら、何かが運ばれていきました!これはもしや合戦小屋にスイカを運んでいる?!

第2ベンチです。ここらへんまでは、トレッキングを月2回くらいしている人なら大丈夫。
問題はここからです。

途中途中で、このような平らな尾根道ぽいところもたまには出てくるんですが、また登り・・・
ずっと登りで、ここまで長かったことは今までなかったかもしれない。。。

第3ベンチに着きました。まだここまでは大丈夫でした。

ここから、足元がなんだか白く、岩じゃなくて根っこもない、岩が削れたような道になってきました。
つらくなり始めたのはこのへんからでした!!!

富士見ベンチです。第3からがきつい、富士見ベンチからがきついと、人さまのブログで拝読していたのですが、
私は第3から富士見ベンチ以降がきつかったです。


こんなにえぐれちゃって・・・


この日は、前日までの雨で天候は回復しておらず、濃霧のような雲に覆われて、若干シャワーに近い雨もパラパラしたりして、
汗とすごい湿度で、びしょぬれ状態で歩きました。
本当に我慢大会でした!!!
でも、ベンチの標識を見てホッとし、またがんばるぞーという気にもなり。
最後のほうで、この標識を見たときは、わー頑張らなきゃ!と思いました。



やっとやっとの合戦小屋到着です!!!
コースタイム通りでした。

合戦小屋のいわれが書いてありました。眺めた記憶はあるんですが、疲れ切っていたのか全然覚えてませんでした。


うわーそして、ご褒美のスイカ!!!一切れ800円でも食べます!!!
ここのスイカは合戦尾根の登りがきついだけではなくて、ここまでくる間に通り過ぎてきた波田地区のスイカが美味しいらしく、
疲労回復と、一番の思い出にと思い。1人分を2等分に切り分けてくれるので、塩をかけてこのままがぶつきます。

さあ、ここからが最後の登りです。もう少しで、稜線に出ます!

~つづく~
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乗鞍・剣が峰の360度快晴ビュー!!!

2018-08-24 16:00:00 | トレッキング
さあ、ここから剣が峰へ向けて乗鞍トレッキング開始です。
と、鶴ヶ池に火山の標識が出ていました。
乗鞍は、八ヶ岳などよりもっと古い火山らしいけれど、こうやっていつ噴火してもおかしくない危険情報が出ていると、気も引き締まります。

鶴ヶ峰のほとりを回り込んで、これから登山開始です。
それにしても、青い空!白い雲!

高山植物も生き生きしてます。


そして、雪渓の白と、高山植物の緑いろのコントラストがすごい!!!
夏まっさかり!という感じです。

剣が峰方面を向いて振り返ると、穂高連峰がどーーん!

正面の剣が峰方向は、カール状の崖に、雪渓がへばりついていて、しろい煙みたいのが立っています。
暑い日なので、たぶん雪が直射日光で溶けだしているんじゃないかなー


歩いていくと、東大の施設が出てきました。このあたりで、山では見かけないようなきれいな顔をした数人の高校生?が。
話を聞きながら歩いていたら、現役の東大生でした。
やっぱり「学校の施設」だと親近感でもあるのかなー?

このへんまでは、いわゆるごろごろ石の山道ですが、みんなが歩いているので、それほど足元に気を取られず歩けます。
そして、肩の小屋へ来ました。

ここまでくると、正面に山がひとつ、さらに奥にもうひとつ山が見えます。その奥の山が剣が峰。
振り返ると、肩の小屋がすぐに眼下に見えます。

石ごろごろがだんだん大きくなってきました。
そして、森林限界はとっくに超えているので、日陰がなく、心地よい風と直射日光を浴びて、結果ものすごく暑い!!!
汗がどんどん出てきて、このまま下手すると脱水症状になりかねない・・・と思い、前日から少し水分摂取には気を付けてきましたが、
なおいっそう水分をとるようにしました。

剣が峰に行く途中の丘のような稜線、谷に切れ込んでいる下の雪解け水の湖、と、なんだか他の山ではみたことのない光景です。
乗鞍って、こんなところだったのか!とびっくり。
バスでかんたんに登れるにしては、ものすごい大自然です!!!


足元がさらにごろごろしてきた。。。

さあ、もうあと少しで剣が峰です。このへんは白砂で、まっしろ。
しかし、この先がまた岩ごろごろ。すごく変化にとんだ地形です。

中腹まで登ってくると、さすがに「3000mの山だな」という感じになってきました。
足元は踏み固められている岩なので、神経をつかって足の置き場所を選ぶ必要はそれほど無いけれど、
吹き付ける風と、灼熱の太陽で、集中力が切れかけそう。
と思っていたら、乗鞍頂上山荘が出てきました!
そういえば、昨年冬に「山小屋の修復を行っていますが、資金の募金お願いします」という張り紙があって、
初めて山小屋に募金しました。
たしか屋根の銅板に自分の名前が刻まれるんだっけ?と思い、ちょっと恥ずかしくなって見回してみましたが、名前が書いてある面は見えませんでした(ですよね・・・・)


あれれ!ここからが何と大渋滞!!!
どうやら、この先が最後の頂上・神社があるので、お参りするのに時間がかかって渋滞しているらしい。

それにしても、360度見渡すと、今日はものすごい絶景!!!正面南側に見えるのは、木曽の御嶽山です。
こんなに近く見えるとは知らなかったー・・・


頂上はお宮が立っていて、人がぐるっと周囲を歩いたり立ったりできる幅は10人立てるくらい・・・
渋滞しているので、長居はできず、登山の感謝を申し上げたあと、すぐに降りるしかありませんでした。
登りは、長野県側の登山道を歩き、降りるときは岐阜県側の道を自然と歩いたのですが、降りるときは高度感ありますね。

いろんな石・岩といっしょにリアルな溶岩もあります。

降りるのはあっという間で、肩の小屋に半分の時間で戻ってきてしまいました。
それにしても暑かった・・・と思ったら、途中から手袋をしていたからよかったものの、手の甲が日焼けして黒くなってる!
これは週明け手が出せなくなると思い、以来手袋はつけることにしました。
肩の小屋で休憩をとると、いつもの通りパンパンです。

バサバサいうので何かな?と思ったら、ホシガラスでした。
黒い羽根に白い縁取りのしっぽ。わかりやすいです。



戻ってきましたーーといっても、写真が少ないのは、景色が素晴らしくて、下りが急で、ちょっと写真を撮る暇がなかったもので・・・。
ちょっと気になるのは、やはり手軽に初心者でも登れてしまう山ということで、調子を悪くした人やマナーがなっていない人が多かったこと。
ロープが登山道に張ってあるのに、なぜかそのロープの外でリュックを下ろして座り込んでいる!
がそこは一歩踏み外したら崖だよ!というところでも平気。
何人か声かけさせてもらいました。。何かあったらほんとに危ない。。
登山ブームかもしれないけれど、やはりルールというか、マナーは、状況判断から気が付かないものなのかなー?
「登り優先、下りの人は山側に立って場所確保」などは、私は親から教わったけど、
山にくる前に知っておかないと、自分が事故を起こしたり、人を巻き込んだりする・・・
注意されてびっくりしていたり、笑っている人が時々居るんですが、「なぜなのか?」がわからないみたいなんですよね。
3000mの高地に居るんだという特殊環境なことを理解して、ちゃんと基礎知識は身につけてきてほしい・・・
見ていて危なっかしくて、そう思いました。
でも私も余裕があるわけじゃないので、注意注意。

鶴ヶ池まで降りてくると「あー空気が濃くなったなー空気が暑くなった」と感じました。
やっぱり剣が峰までいくと、空気が薄くて乾燥してピンと張りつめている感じ。
鶴ヶ峰とは300mも標高差があるので、あっという間に行ってこれますが、けっこう直線距離にして相当あるので、空気の違いを感じました。
足元は高山植物で溢れていました!!!


時間に余裕のあるかたは、畳平の建物の裏にある遊歩道で1時間でもゆっくり散歩すると、ここは高原みたいでリフレッシュできます。



これが、黒百合です。ユリの仲間だけど、四角くて、真っ黒くて、独特の雰囲気と存在感。


夏の週末午後は臨時便が出るそうです。本当にこんな感じで、アルピコ交通さんがスクールバスみたいに迎えに来てくれます。

このバスがとってもきれいで、シートも座り心地がちょうどよくて最高。
いつも信州のトレッキングでは、本当にお世話になってます、アルピコ交通さん。
帰りはまた60分、バスに揺られて下山しました。
どんどんバスの中が暑くなっていく・・・
それはみんなが疲れて、バスに揺られて爆睡してしまうから、というのもあるけど(笑)、
やはり3000mは相当涼しかったからだと思いました。
まだ雪渓があんなにあって、しかも雪渓でスキーをやっても崩れないほどまだ氷で固まっているというのは衝撃でした。


新宿発平湯温泉行きから乗鞍スカイラインに乗り換えて、畳平まで。手軽に、とは言いたくないけれど、
またほかの山とは違った大規模な自然のなかで見るものを遮らない絶景ビューの稜線歩きで、乗鞍岳は最高でした







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乗鞍岳の爽快360度パノラマビュー!!!

2018-08-23 00:00:00 | トレッキング
おはようございます!ということで、乗鞍岳に行く直行バスはご来光バスもあるんですが、
私たちはそこまで...ということで、朝いちばんの8時前のバスに乗って向かいます。
平湯バスターミナルは直ぐ。ここで、飲み物・食べ物は全部調達していったほうがいいです。
なぜなら、バスに乗ると60分程度、山岳道路を揺られっぱなしで、着いたらいきなり(バスターミナルはあるものの)観光地で、
ミネラルウォーター1本でも倍の値段に跳ね上がるからです。

バスに乗ると、乗鞍方面に向かってぐんぐん登っていきますが、途中「ほおのき平」というところで泊まります。
ここ長野方面からくると遠いんですが、関西からマイカーで来る人は、ここで車を止めてバスに乗り込むらしい・・・
駐車場は朝8時だというのに満車です。


ここから登山道路になっていきます。
すごく蛇行するので全員着席です。

20分もすると、山の高いところを走り始め、長野県側の山がよく見えてきます。
たぶん穂高連峰ですよね~今日は快晴です

60分くらい乗っていると、耳がキンキンしはじめ、手元の高度を示す時計も2700mまで来ちゃいました。
本当に、信じられないくらい高いところまでバスで来ちゃいました!と実感できるところです。

途中、雪渓がまだ残っていました!

そして畳平に着きました。
交通規制されている道路のせいか、バスターミナルだけど車がまったく居ない・・・バスだけです。
そして、チャリの人がけっこう居ます・・・そうか、ここはバイクロードとしては聖地ですもんね。
大会はいつなんだろう?それにしても、バスで登ってきたこの道をバイクで人力で登るなんて信じられない・・・!!!

ここは乗鞍の神社です。みんなお参りしてから登ります。

ここらへんに、乗鞍岳で宿泊できる山小屋(山荘)も密集しています。

山荘の1階は全部お店になっているので、少し入って、高度順応のために休憩してブラブラしました。

お酒はまた岐阜県や日本海側の感じがある日本酒がいっぱいありますねー


そして飛騨牛コロッケ!!!
手頃な値段で塩分と油分が取れるので、山にくるとコロッケは結構ありがたく、美味しく感じます。

バスがいきなりたっくさん来ました。
バスしか足が無いのは環境に良いですね~。そしてバスも古いバスじゃなく、キレイで乗り心地は抜群のシートです。
ありがたや~。

みなさんここのバスターミナルで必ずおトイレしてから出発します。

まず魔王岳。
といっても、駐車場の脇にあるこんもりした山です。
が、いきなり、駐車場から山道に入る脇の崖に、コマクサの大群です。本当にいきなりなので、見落とし注意!!!
バスで一気に連れてこられているので、ここが北アルプスの山々の頂上と同じくらいの高さだということを最初忘れちゃってます。


それにしても快晴です!そして、日差しが強くジリジリします。

振り返ると、バスターミナルの脇には、鶴ヶ池という雪渓が解けた池が広がっています。すごく深そう。


魔王岳頂上に来ました!足元は2700mらしく岩ごろごろ。登山靴がないと足が怖いです。
ただ、バスターミナルから歩いて5分!びっくりする近さですが、北のほうを見ると穂高連峰が今日はくっきりです。感動

上高地の裏側からk来たつもりだったけど、畳平は、上高地の南側から見ているんですよね。岳沢カールがくっきり見えます!!!
そして手前に見えるこんもりした山が、焼岳。穂高連峰より低く見えますが、奥穂に比べたら300mくらい低いけれど、
おそらく乗鞍に近いので、目の錯覚かなと思います。

すごい。こんなに手軽に来られる場所とは思いませんでした。
南方向に振り返ると、乗鞍岳の剣が峰方向も折り重なって見えます。最高の登山日和です♪

ここで感動しすぎると、剣が峰まで行けないので、先を急ぎます。
バスターミナルまで戻ってきて、鶴ヶ池の脇からいよいよ剣が峰へ向けて、出発です。
と、、バスターミナルのなかを颯爽と一輪車で走っているナゾの人を発見。
まさか一輪車でここまできたんじゃないよね(笑)




~つづく~
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マイナスイオンたっぷりの秘境!!! 平湯大滝

2018-08-20 00:00:00 | トレッキング
今年は梅雨がいきなりあけました!!!7月初旬から関東地本はカンカン照り!!!
毎年梅雨に山歩きしなくなってしまい、足が萎えてしまうので、7月の始めはまた高尾山から・・・と思っていたのですが、
梅雨がいきなり開けてしまったので、ウキウキして高速バスを調べてみたところ、平湯温泉行きのバスが開いてる!!!
新穂高ロープウェイ方向には昨年行ったので、かといって、まだ笠ヶ岳や穂高の裏側まで歩けるほど鍛えていないので、
初心者コースの乗鞍岳へ行こう!と思い立ちました。

乗鞍岳は、バスタ新宿からだと平湯温泉まで行って、そこからバスを乗り換えていきます。
平湯温泉は、落ち着いた温泉地で、観光地っぽくはないところがいいところです。

ということで、平湯温泉行きに乗って出かけます。
富山や岐阜というと、立山とか海側とか飛騨高山のほうが目立ってますが、実は温泉がそこらじゅうにいっぱいあるんです。
バスはつねに満席ではないけど、一人あたり荷物の多い人が多くて、登山客はなんとなく上級者のツワモノばかりな気がします。


今日はいい天気!!! 梅雨が明けたばかりでちょっと雲は多いけど。やはり小淵沢過ぎたあたりでカラッと晴れているかどうかが一つの目安です。


諏訪湖サービスエリア。ここまでくると、信州へ来たーーーー!という感じがします。
サービスエリアのメニューも地方色満点です♪
いつも山行きのために通過してグルメはそんなに食べていないな~・・・


一番奥の上島珈琲のコーヒーソフトクリームは絶品です!!!

諏訪湖の絶景。でも・・・いつもなら関東地方より5度くらい涼しいのに、東京と変わらないくらい空気が熱い。そして日差しもジリジリ!
信州で夏ってこんなに暑いの?という感じ。
いつも上高地線に乗るときは、夜行朝着が多いので、諏訪湖通過は午前2時くらいが多くて、昼間のこの暑さにびっくり。


ここから中央道を降りて、左折して上高地と同じ新島々のほうへ向けて登山道路を登っていきます。
いつも気になっていたんだけど、この道路ってどこを通ってるんだろうか?
もう新しい道路を造ると、自然破壊とかメンテナンスとか維持費にお金もかかるので、いまあるものを上手に生かしてほしいです。
北アルプスを掘ると、ものすごい湧き水が出て難工事になるんですから・・・

いつもは窯トンネルまで午前4時くらいに通る道なので、真っ暗でバスの中で寝ていて見えたことがなかったけど、
ものすごい登山道路でした。運転手さんすごい!!!


窯トンネル入り口前で、上高地とは分岐して、左折していきます。

ここからバスで15分くらい、焼岳のヨコを回って、岐阜県側に行きます。
ここが安房峠。何かの本にあったかな・・・安房峠のトンネルもたしかとっても難工事だったはずです。。

着きました!!!ここが平湯バスターミナル。
ここまでくると、いつもお世話になっている長野県のアルピコ交通のバスは見当たらず、白と緑色の濃飛バスばかりになって岐阜県へ入ったなーと実感。


このバスターミナルは、それほど大きくないですが、乗鞍方面・新穂高方面・上高地方面・飛騨高山方面の拠点にもなっているところで、
バスターミナルの後ろは、徒歩5分程度のところに、平湯温泉郷があります。
人が多すぎないので、このバスターミナルに、食堂・立ち寄り温泉・バス切符売り場、コンビニの役割が凝縮されていて、とっても便利♪

新宿を朝7:15に出て、中央道が若干渋滞したため、到着は13:30ごろでした。そのためここから今日中にいけるところはそれほどなく、
ちょっと穴場の、平湯大滝へ行ってみることにしました。
実はこの平湯大滝。地図で見てもぽちっと印があるだけで、どうやって行けるのかわからず、観光地なのかどうかも分かりません。
ただ、大滝というくらいならきっと見ごたえがあるに違いないということで、ググってみたら、どうやら冬に結氷するらしく、
冬はライトアップなどがすごいらしい、、、くらいで、夏はどうなのかまったく情報は無し。
バスターミナルでアクセスを聞いたら「歩いて行けますよ、でも路線バスに乗れば次のバス停です」ということだったので運よく路線バスに乗りました。
本当に、大きな道路の次のバス停でした。ただこの日はじりじり暑くて、アスファルトの上り坂をこんなに歩くもんじゃないくらいの微妙な距離でした。
振り返ったら、それなりの上り坂でした。


バス停を降りると、ここから左に入っていくみたい。ここから歩いて15分です。
冬はスキー場みたい。

途中、キャンプ場がありました。

このへんから、川に沿って上っていくのですが、周りの観光客風の人たちはみんなスニーカーでいくくらい。
上り坂だけど緩やかなスロープっぽい坂で、若干のむかしの舗装道路を歩いていきます。

途中で由緒書きが出てきました。
平湯大滝は昔から有名だったみたいです。知らなかったのは私だけか・・・?!
戦国時代から、もう知られていたんですね。


実は登れば登るほど、ゴウゴウ言うような水量で、この先に滝があるんならおそらくか細い滝ではないんじゃないか・・・と想像。
音がどんどん大きくなっていくと、途中から山道になりました。なんか急に秘境に来たみたい!!!
新宿を出てあっというまです。


水量が見た目より凄くて、しかもものすごい急流です。


澄んでる~♪水を触ってみたら、キンキンに冷えてます!!! 今日の暑さが嘘みたいにキンキン!!!

着きました!!!あそこです!!!

このへんに来たら、一緒に歩いている友だちの声が聞こえないくらいの爆音です!!!
写真だと小さく見えるんですが、とにかくでかい滝なので、たぶんここからまだ1㎞先くらいの距離はあるんじゃないかと思いますが、
近くに寄れば寄るほどでかくて、爆音と、滝から吹いてくる風がものすごい!!!
たぶん滝つぼの近くまでは、危なくて近づけない感じです。
メガネやサングラスをかけている人は、10分でびしょびしょ!!! しかも滝が落ちた水しぶきがそのまま飛んできているみたいで、
水滴が冷たくて気持ちいい~♪
写真に写るかな?と思ったら写せました!
ものすごい水滴で霧のシャワーみたいです。気持ちいい~!!!

たくさん写真を撮ったのですが、私の技術だとこの平湯大滝の大きさや爆音、霧シャワーの気持ちよさが伝えられるほど上手くなく、
ぜひここは、すぐに行けるので、行っていただきたいです
とにかくすがすがしい空気と気持ちいいシャワーで、これがマイナスイオンの正体なんでしょうか?!
時間はたっぷりあったので、気持ちよくて、ここで30分くらい座ってのんびり滝を眺めていました。


ここはレジャーで滝の近くで遊ぶというところではなく、観光地化されていない大自然のなかの滝でとにかくデカいので見に行くだけ、
それ以上のことは危なくてできない、という感じです。
滝に近づくのは迫力がすごすぎて通行止めから先はとても危険で、川遊びは決められた少し下流まで行かないと滝からくる急流でとっても危ないです。
イメージ的には日光の華厳の滝よりもっと近くでわりと真下に近いと思えるところからマイナスイオンをたっぷり浴びれる大滝というかんじです。
帰りに振り返ってみてみたら、やはり大きい!!!
水しぶきと爆音をたっぷり浴びて、マイナスイオンですがすがしく表れた感じがしました。


帰りは平湯バスターミナルまで戻る途中に、先ほどのキャンプ場に寄りました。
ここは木陰で、平湯大滝から少しそれた整地された場所にあって、とても楽しそうです。


こちらを上っていくと、乗鞍スカイライン方面です。キャンプするなら道路から少し離れたところがいいですね。

バスターミナルまで戻ってきました。

濃飛バス弁当がありました。濃飛とはお察しの通り、美濃と飛騨が合体した言葉で、岐阜県に入ると唯一の路線バスだったりします。

平湯温泉郷にはコンビニがないので、バスターミナルにお土産と一緒に売っています。
お酒はやっぱりミニボトルで数種類買いたい♪


この穂高ビール、最近流行っているそうです(後日燕岳で聞きました)。

平湯温泉郷で、今晩は泊まります。ここも温泉地のまんなかに鉄分のオレンジ色をした温泉の湧き出る公園があって、
そこの川の音が一晩中していました。
ここの温泉郷の入り口のわんちゃんに挨拶をして、泊まります。


この日は関東地方だけでなく、平湯温泉郷も猛暑でたいへんな夜でした。
実は、平均気温が25度を超えることがない平湯温泉は、冷房がない施設が多いんだそう。
なので、この日は暑すぎて夜も涼しくならず、部屋で熱中症になりそうだったので、扇風機を借りて寝ました。
明日は乗鞍岳!!!楽しみです。


コメント
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