甲斐犬・かこちゃん・ゴンくんにお別れして、下山することに。
三つ峠には、立派なルートマップがあって、とても分かりやすいので、コレと地図を頼りに下山します。
今回は、初めて見る「母の白滝コース」、つまり川口浅間神社へ降りるコースへ出発します。
三つ峠ルートマップはこちら。http://www.mitsutoge-info.jp/root/rootmap.php
このマップを見る限り、観光協会ご推奨の道ではないようです・・・
というと、かなり急だったり道が荒れていたりするのかな・・・?
グリーンセンターへ降りる道は、長距離&かなり急峻で、午後遅くだったり疲れているときは下りないほうがよく、
また登ってきた天上山へ下りるコースも、下りであってもそれなりに時間がかかるので、今回はこの道を選びました。
が、なぜお勧めではないのかが、通ってみて分かったのでした。。。
三つ峠山荘から元へ来た道を戻って木無山へ向かいます。
木無山は文字通り、樹木が無い、笹の原という感じでした。
その中を道なりに進んでいくと緩やかな傾斜が始まります。
振り返るとこんな感じ。
登山道はえぐれて歩きやすいですが、雨が降ったら水の通り道なんだろうな・・・
途中、りんごの花のような桜の木がありました。白くて花びらが細い可憐な花びらでした。
しばらく60分くらいは、足元がフカフカな、滑らない歩きやすい下山道です。
ここを最後に登ってくるのはけっこうきっついだろうなー・・・という感じ。
でも広葉樹の森の中なので、森林浴をしている感じです。風通しも良く、気持ちがよい山道です。
気が付いたら急に林道へ出ました。
後で、地図を見てみましたが、ここがどこだったのか地図上ではよくわからない所です。
標識通りに進んでいくとまた林道とお別れですが・・・ムムム。
熊に注意?!
そういえば、これだけ下りてきたのに、登りも下りも誰一人会わず・・・たしかに午後2時を過ぎての下山なので、本当は自分たちの行動時間がマズイのではありましたが・・・
たしかに私たちだけということは、動物も出てくるかもしれない・・・気を付けねば。
ここからの道が、結構スリリングでした。
道がおそらく雨による水の通り道になったせいか、崩壊していて、とても歩けず、脇の歩けそうな所を歩きます。
それまで、森がシーンとしていましたが、水の流れがちょろちょろ出てきました。
こういった水の湧き出しているところを何度も渡ることに。
ところどころこういった平らで歩きやすい雑木林的なところはあるのですが、だんだん15時近くなってきたので急ぎます。
鉄塔まで来ました!
ここまで難路は無い、歩きやすくて穏やかな道でした。でも急坂なことはたしかで、山道を歩き慣れていないとコースタイム通りには難しいかもしれません。
鉄塔を右回りに道があります。
避けて、また森に入っていきます。
赤松がたくさん生えていました。植えたのかな・・・?秋は松茸が生えるのかな?
ここからが、文字通り、「マップにお勧めしていないコース」の理由っぽい山道でした!
道幅は人一人通る幅だけで、片側は常に崖。時々、こういったコースを示してくれるものはありますが、やはりそれほどメジャーなコースでないためか、ところどころだけです。
こんなにでっかい岩も、急斜面の途中で止まっています。。。いつか落ちてきそう・・・
さわさわ聞こえてくる中を、どんどん降りて行くと、出てきました、沢です!!!
何か足元に落としたら、脇の崖を転がって沢まで落ちていってしまいそうな感じです。
だいぶ降りてきました。
何となく、山道に人の手が昔入っていたような雰囲気になってきました。
三つ峠の名前のいわれが書いてあります。
さっきまで、崖の下のほうに見えていた沢が、時々こうやって、同じ高さを流れてみたり。
この辺まで来ると、ザアザアものすごい水量で、滑るように流れていく岩も、どうやらデカい・・・?
と思ったら、この岩が何と物凄くデカくて、山道は回り込んで階段が付いていました。
ものすごい岩が削られてる!
階段を下りてみたら、鳥居があって、小さな滝がありました。
とっても気持ちいい~!!!
もうこのへんまでくると、水しぶきがかかるか?ぐらいのザアザア言うなかを、階段をどんどん降りていきます。
あれ?滝を横から見てる?
すると・・・ここでした!母の白滝です!!!
轟音というより、繊細な水しぶきと滝から噴き出すようなマイナスイオン!!!
ものすごく涼しくて、ものすごくエネルギーにあふれている感じで、ここまで熊の標識にちょっと怖がりながら急いで下りてきた汗もすっかり吹き飛びました!!!
ここで友だちと、残りの行程とバスの時間を考えて、次のバスに順延することにし、その代りにこの滝で30分くらいゆっくりすることに。
爆音という滝ではなく、かといってサラサラいう滝でもなく、ちょうどよい迫力と水量で、神秘的な感じがしました。
すると、普段着でほうきとちりとりをもったおじさんが一人で登ってきたので、ここの管理人なのかな?と思い、話しかけてみると、
観光客が時々来るところなので、おそうじをしに来ているらしく。最近、この滝の上の岩?木が流されてしまい、それが元で、昔は真ん中に一本で落ちていた滝が、左側の流れが出来て、結果的に3つの流れのような滝に変わってしまったのだとか。
知らなかった~。話しかけてよかったと思いました。
今後、看板などで、昔の写真を見れるようにしてほしいな~。昔の人はどういう滝を見てこの「母の白滝」という名前を思いついたのか、知りたいです。
ここでしっかりマイナスイオンを浴びて爽快感たっぷり・鋭気を養ったところで、出発することに。
おじさんに聞くと、ここから降りて行くところで林道に出るが、右の林道を降りて行くと、ものすごく時間がかかるので、左の山道を必ず下りたほうが、下山は早いということで、左側へ行くことに。
途中階段もあり、どんどん降りて行きます。このへんから山を下りてきた、という感じで蒸し暑くなってきました。
あ、林が切れるところまで来ました。あれ?なぜか工事現場みたいなところです。
道なりに降りてきて振り返ったらやっぱり工事現場でした。
登山客以外は立ち入り禁止にして、河川工事をやっているみたいですね。
ここから5分くらい歩いたらやっと人家が初めて見えました。
この途中を降りて行く右側に河口浅間神社がありました。
(午後だったので写真を撮って何か映ってしまうと怖いので写真は撮りませんでした)
由緒がきを読むと、どうやら、昔は富士山に登る前に、この河口浅間神社へお参りした際に、母の白滝まで登って行って、お清めの滝行をして、それから富士山へ登ったのだとか。
昔の人はスゴイですねー・・・
ここからがまた長かった・・・アスファルトの田舎の道を、車道が広くなる方向へ歩いていくと、やっと広めの道路に出ました。
ここから道なりに左へ歩いていくと、やっとお店と人を発見!!! セブンイレブンがあって、やっとトイレを見つけ、お水を買うことが出来ました。
このセブンイレブンの前から、家の屋根の上に、三つ峠が見えました・・・
河口浅間神社周辺の村から見ると、三つ峠の稜線は直登っぽく見えます。山が村に迫っていて、いかに急坂を下りてきたのかわかりました。
最初のマップでいうと、2時間ちょうどくらい。母の白滝でゆっくりしたのを除けば、急いで歩いてのコースタイム通りの下山でした。
バスが来ました。河口湖周遊バスっぽいでしたが、ラッピングされていて、バスは新品ぽくとても大きいバスでした。
インバウンド効果で大忙しなのかな~?
バス路線はこの通りに3本ありましたが、何故か2本は時間になっても来ず・・・?
3分遅れで来たバスがあって良かった~・・・
河口湖発渋谷行きの高速バスの発車10分前でした。ぴったり!!!
三つ峠は、富士山が見える人気の山ということですが、結構な急勾配と崖が多いコースなので、初めての登山には向いていない山もしれません。
ただ、富士山が見える山が好きな方、それから三つ峠が好きな方はコースが4つ選べるので、下山したあとの交通の便は必ずしも良いとはいえませんが、いろんな楽しみ方ができる山なのではと思いました。
出典:富士急行HP "開運の山 三つ峠山" http://www.mitsutoge-info.jp/
三つ峠には、立派なルートマップがあって、とても分かりやすいので、コレと地図を頼りに下山します。
今回は、初めて見る「母の白滝コース」、つまり川口浅間神社へ降りるコースへ出発します。
三つ峠ルートマップはこちら。http://www.mitsutoge-info.jp/root/rootmap.php
このマップを見る限り、観光協会ご推奨の道ではないようです・・・
というと、かなり急だったり道が荒れていたりするのかな・・・?
グリーンセンターへ降りる道は、長距離&かなり急峻で、午後遅くだったり疲れているときは下りないほうがよく、
また登ってきた天上山へ下りるコースも、下りであってもそれなりに時間がかかるので、今回はこの道を選びました。
が、なぜお勧めではないのかが、通ってみて分かったのでした。。。
三つ峠山荘から元へ来た道を戻って木無山へ向かいます。
木無山は文字通り、樹木が無い、笹の原という感じでした。
その中を道なりに進んでいくと緩やかな傾斜が始まります。
振り返るとこんな感じ。
登山道はえぐれて歩きやすいですが、雨が降ったら水の通り道なんだろうな・・・
途中、りんごの花のような桜の木がありました。白くて花びらが細い可憐な花びらでした。
しばらく60分くらいは、足元がフカフカな、滑らない歩きやすい下山道です。
ここを最後に登ってくるのはけっこうきっついだろうなー・・・という感じ。
でも広葉樹の森の中なので、森林浴をしている感じです。風通しも良く、気持ちがよい山道です。
気が付いたら急に林道へ出ました。
後で、地図を見てみましたが、ここがどこだったのか地図上ではよくわからない所です。
標識通りに進んでいくとまた林道とお別れですが・・・ムムム。
熊に注意?!
そういえば、これだけ下りてきたのに、登りも下りも誰一人会わず・・・たしかに午後2時を過ぎての下山なので、本当は自分たちの行動時間がマズイのではありましたが・・・
たしかに私たちだけということは、動物も出てくるかもしれない・・・気を付けねば。
ここからの道が、結構スリリングでした。
道がおそらく雨による水の通り道になったせいか、崩壊していて、とても歩けず、脇の歩けそうな所を歩きます。
それまで、森がシーンとしていましたが、水の流れがちょろちょろ出てきました。
こういった水の湧き出しているところを何度も渡ることに。
ところどころこういった平らで歩きやすい雑木林的なところはあるのですが、だんだん15時近くなってきたので急ぎます。
鉄塔まで来ました!
ここまで難路は無い、歩きやすくて穏やかな道でした。でも急坂なことはたしかで、山道を歩き慣れていないとコースタイム通りには難しいかもしれません。
鉄塔を右回りに道があります。
避けて、また森に入っていきます。
赤松がたくさん生えていました。植えたのかな・・・?秋は松茸が生えるのかな?
ここからが、文字通り、「マップにお勧めしていないコース」の理由っぽい山道でした!
道幅は人一人通る幅だけで、片側は常に崖。時々、こういったコースを示してくれるものはありますが、やはりそれほどメジャーなコースでないためか、ところどころだけです。
こんなにでっかい岩も、急斜面の途中で止まっています。。。いつか落ちてきそう・・・
さわさわ聞こえてくる中を、どんどん降りて行くと、出てきました、沢です!!!
何か足元に落としたら、脇の崖を転がって沢まで落ちていってしまいそうな感じです。
だいぶ降りてきました。
何となく、山道に人の手が昔入っていたような雰囲気になってきました。
三つ峠の名前のいわれが書いてあります。
さっきまで、崖の下のほうに見えていた沢が、時々こうやって、同じ高さを流れてみたり。
この辺まで来ると、ザアザアものすごい水量で、滑るように流れていく岩も、どうやらデカい・・・?
と思ったら、この岩が何と物凄くデカくて、山道は回り込んで階段が付いていました。
ものすごい岩が削られてる!
階段を下りてみたら、鳥居があって、小さな滝がありました。
とっても気持ちいい~!!!
もうこのへんまでくると、水しぶきがかかるか?ぐらいのザアザア言うなかを、階段をどんどん降りていきます。
あれ?滝を横から見てる?
すると・・・ここでした!母の白滝です!!!
轟音というより、繊細な水しぶきと滝から噴き出すようなマイナスイオン!!!
ものすごく涼しくて、ものすごくエネルギーにあふれている感じで、ここまで熊の標識にちょっと怖がりながら急いで下りてきた汗もすっかり吹き飛びました!!!
ここで友だちと、残りの行程とバスの時間を考えて、次のバスに順延することにし、その代りにこの滝で30分くらいゆっくりすることに。
爆音という滝ではなく、かといってサラサラいう滝でもなく、ちょうどよい迫力と水量で、神秘的な感じがしました。
すると、普段着でほうきとちりとりをもったおじさんが一人で登ってきたので、ここの管理人なのかな?と思い、話しかけてみると、
観光客が時々来るところなので、おそうじをしに来ているらしく。最近、この滝の上の岩?木が流されてしまい、それが元で、昔は真ん中に一本で落ちていた滝が、左側の流れが出来て、結果的に3つの流れのような滝に変わってしまったのだとか。
知らなかった~。話しかけてよかったと思いました。
今後、看板などで、昔の写真を見れるようにしてほしいな~。昔の人はどういう滝を見てこの「母の白滝」という名前を思いついたのか、知りたいです。
ここでしっかりマイナスイオンを浴びて爽快感たっぷり・鋭気を養ったところで、出発することに。
おじさんに聞くと、ここから降りて行くところで林道に出るが、右の林道を降りて行くと、ものすごく時間がかかるので、左の山道を必ず下りたほうが、下山は早いということで、左側へ行くことに。
途中階段もあり、どんどん降りて行きます。このへんから山を下りてきた、という感じで蒸し暑くなってきました。
あ、林が切れるところまで来ました。あれ?なぜか工事現場みたいなところです。
道なりに降りてきて振り返ったらやっぱり工事現場でした。
登山客以外は立ち入り禁止にして、河川工事をやっているみたいですね。
ここから5分くらい歩いたらやっと人家が初めて見えました。
この途中を降りて行く右側に河口浅間神社がありました。
(午後だったので写真を撮って何か映ってしまうと怖いので写真は撮りませんでした)
由緒がきを読むと、どうやら、昔は富士山に登る前に、この河口浅間神社へお参りした際に、母の白滝まで登って行って、お清めの滝行をして、それから富士山へ登ったのだとか。
昔の人はスゴイですねー・・・
ここからがまた長かった・・・アスファルトの田舎の道を、車道が広くなる方向へ歩いていくと、やっと広めの道路に出ました。
ここから道なりに左へ歩いていくと、やっとお店と人を発見!!! セブンイレブンがあって、やっとトイレを見つけ、お水を買うことが出来ました。
このセブンイレブンの前から、家の屋根の上に、三つ峠が見えました・・・
河口浅間神社周辺の村から見ると、三つ峠の稜線は直登っぽく見えます。山が村に迫っていて、いかに急坂を下りてきたのかわかりました。
最初のマップでいうと、2時間ちょうどくらい。母の白滝でゆっくりしたのを除けば、急いで歩いてのコースタイム通りの下山でした。
バスが来ました。河口湖周遊バスっぽいでしたが、ラッピングされていて、バスは新品ぽくとても大きいバスでした。
インバウンド効果で大忙しなのかな~?
バス路線はこの通りに3本ありましたが、何故か2本は時間になっても来ず・・・?
3分遅れで来たバスがあって良かった~・・・
河口湖発渋谷行きの高速バスの発車10分前でした。ぴったり!!!
三つ峠は、富士山が見える人気の山ということですが、結構な急勾配と崖が多いコースなので、初めての登山には向いていない山もしれません。
ただ、富士山が見える山が好きな方、それから三つ峠が好きな方はコースが4つ選べるので、下山したあとの交通の便は必ずしも良いとはいえませんが、いろんな楽しみ方ができる山なのではと思いました。
出典:富士急行HP "開運の山 三つ峠山" http://www.mitsutoge-info.jp/
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