★コケティッシュ★

子供服デザイナーの製作の裏側と日常

【小5】息子と岡本太郎美術館とプラネタリウムデート

2024-07-11 | アート

 先週、小学校の平日休みがあったので、息子と岡本太郎美術館&プラネタリウムデートに行って来ました。

息子は初めての岡本太郎美術館。
コケは13年ぶりの岡本太郎美術館。

 

これがですね、結果から言うと



めちゃくちゃ良かった。

 

前述したとおりわたしは2回目だったのですが、前回行った時より作品も言葉も刺さりまくりで、

脳内を岡本太郎に埋め尽くされ消化できず、blogに吐き出すのに1週間もかかってしまったわけです。

 

 

岡本太郎美術館の作品は全てタイトルのみで解説はなし。
タイトルから自由に想像して解釈する楽しさと、岡本太郎がどんな気持ちで具体的にどう表現した結果なのか知りたい欲求のジレンマを最後まで引きずりながら見ることになります。

 

岡本太郎の絵といえば原色と原色のぶつかり合いのイメージがあるけれど、

前回行ったときもなぜか魅かれた代表作のひとつ【夜】

代表作というのはやはり人を魅きつける魅力があるのでしょう。
「好きな色は?」と質問されたら迷わず「赤!」と答えるコケですが、毎回この絵の前で「ハッ」とさせられて長い時間 足を止めてしまう。
恐ろしい顔のようにも見える夜。
美しい星や月は描かれていない。
少女が手に持っているのは刃物??
彼女はどんな気持ち?
でもたぶん怖くはないの。
解説がないから知らんけどそう感じる。

 

 


岡本太郎らしい原色を多用した代表作と言えば
【重工業】【森の掟】

重工業を見ながら息子と「これ長ネギだよね 笑」なんて言いながら絵の隅々まで観察。

この作品は何かで軽く考察を読んだことがあるので、予備知識なしで鑑賞することはできないのだけど、

なぜかわたしは右側〜中央に描かれたオレンジ色の火花?エネルギー?が極楽鳥花に見えて仕方ないのです。

機械に翻弄されていく人間の様子を描いているらしいのだけど、

そこにはただ人間が工業化に踊らされて嘆いているだけではなく、

極楽鳥花の花言葉にあるような「輝かしい未来」も描かれているようにコケには感じるのです。


それってあなたの感想ですよね?ってやつなので違ったらごめんね。
でもわたしにはそう見えるのだ。

 

 

 

「森の掟をやぶった者はファスナーのサメに食べられてしまうんだ。」
と言いながら息子が見ていた【森の掟】

なるほど。
じゃあ、サメのお腹で改心したらママがファスナーを開けて出してキレイに縫い直してあげよう。
人間 何回だってやり直せたっていいじゃない。

 


見た瞬間「ぼくこれ見たことある!!」と息子が言った【痛ましき腕】

TVで見たそうで、急に息子がこの絵について解説をしてくれました。
息子いわく太郎がパリにいた頃、描かなきゃいけないけど、なにを描いたらいいかわからなくてパリのカフェで悩んでいる太郎自身を描いた作品なんだそう。
確かに大きいリボンに目が行きがちだけど、
この腕はメンズっぽい。
息子に絵の解説をしてもらう日がくるなんて感慨深いなぁ。

 

 

 

息子に見せたかった
【坐ることを拒否する椅子】

とにかく座りづらい椅子。
ポップだし、座ってOKだし、
子どもにはこういった体験型のアート作品の方が楽しめていいだろうと思っていたのだけれど、

予想外に絵画や彫刻、資料までも目を通して美術館を楽しんでいて、息子の新たな一面を発見。

幼稚園の頃は美術館イヤがる子で、はらぺこあおむしのエリックカール展ですら見たくないと泣き喚いて展示を見れなかったのに、5年間で子どもって変わるもんだなぁ。
親の知らないところで成長もしてるし、興味も変わっているんだね。

 

常設展示室の立体作品(彫刻とか)メインのコーナーにあった金色の太陽の作品を見て自動脳内再生されたのは


♫よ・こ・は・まSOGO〜♫



あ!これあれじゃん!!
子どもの頃よくあそんでた
横浜そごうの屋上の太陽の広場の金色の太陽じゃん!!!
なんなら高校の帰りもよく行ってたわ!!

検索してみたらやっぱり横浜SOGOの太陽の広場の太陽のモニュメントは岡本太郎でした。

気付いていなかったけど、小さな頃から太郎の太陽に見つめられてたんだなぁ。




館内に太郎の言葉が流れているグラフィックがあって、けっこう長かったのだけど息子が全部読み上げてた。

これがまた、なんだかどれも今のコケに刺さる言葉ばかりで、

ミュージアムショップで思わずクリアファイルを購入。

仕事中にながめたい。

 

 

企画展も全部見て

【戦士】

 

 

【誇り】

 

 

【縄文】

 

 

館内の撮影スポットも楽しんで

 

【午後の日】

 

 

【手の椅子】

 

 

 

美術館のシンボルタワーの母の塔も楽しんで

 

 

 

カフェテリアTAROでランチ

 

 

 

料理がなかなか来なかったのだけど、岡本太郎美術館でもらった川崎市ブロック消しゴムで

 

 

 

川崎の「川」をつくったり

小学校で流行ってるじゃんけんゲームしたりしながらちゃんと座って待てた。
やっぱり成長してる!!
(この子はADHDです)

 

 

 

食後は生田緑地の自然を堪能して

かわさき宙と緑の科学館で展示物見ながら
プラネタリウムの上映時間まで待ってプラネタリウム鑑賞。

 

息子、本当よく待てるようになったなぁ。
プラネタリウムはまたパパも連れて来よう!!
という話しになったのでプラネタリウムの話しはまた次回。

 


わたしは岡本太郎の作品も言葉が刺さりすぎて爆発しそう。

なんか普段MAVERICKでは創らないものを創りたいきぶん。

 

 

太郎の本も読みたい。
美術館もまたいこう。

 

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