鼓曲萬来

CYBER 神楽 2018

奉納演奏とは

2016-10-17 | 和太鼓WORKSHOP

 

川口柳橋氷川神社での奉納演奏無事に終了させていただきました

関係者各位ありがとうございました。

 

という事で

8.9.10月と鼓絆和太鼓奏者養成塾に於いては

「奉納演奏」の機会が多かった訳で

所謂、通常の演奏とどこが違うのかという質問も頂きました。

 

簡単に申しますと、奉納は「神振」とも申しまして

お布施であるとか祈祷で神に感謝、或いは神との交信といった

神道行事での儀式と申すよりは

我々が演奏の冒頭に口上するが如く

「かみにぎわい」

即ち神様に楽しんで頂くという事が第一義であります。

 

従いまして、聞いて頂くのは通常のいらっしゃったお客様といった対象ではなく

集う聴衆、演奏者、共に一つとなり、大いにその場を盛り上げ

神様に喜んで頂く事が大切な訳です。

 

演奏する場所が神社仏閣、或いはゆかりのある地域、ですので

どちらかというと厳粛、或いは厳かにと思いがちではありますが

先ほど申し上げたように

いらっしゃった方々も呑気に演奏に聞き入る暇は無い筈でww

 

我々が「かみにぎわい」と口上で申した時点で

演奏に参加する、大きな声で掛け声を掛ける、太鼓に近い物を探して打つ

或いは踊る、場合によっては手拍子をとるといった

積極的な参加が責務な訳でございます。

 

起源は天の岩戸のあたりでしょうか

 

勿論、前に神楽の起源の話もしましたように

直接、神との交信をサニワを通して図るといった宗教儀式に準じる演奏もございますし

太鼓の持つエンターテイメント性を中心に、或いはショウ、演奏会といった

演奏者の技術或いは派手な演出を楽しんで頂く場合もありますが

 

この場合は我々は「かみにぎわい」と口上する事はございませんし

そういった場合は皆様も聞き入るあるいは身体を鼓音に委ねるといった事も許されますが

「かみにぎわい」は或る意味「無礼講で皆盛り上げてね、お願いよっ!よろしくね」.....

でございまして

その時点で全員参加責務といった趣もあるという事はご理解頂けましたでしょうか

 

ここらへんの違いは中々接する機会のそう多くない和太鼓の演奏ですので

理解も難しい処ではございますが

告知とかに「奉納」と付いた場合には

スタンバッテギンギン!或いは太鼓の演奏以上に私が盛り上げるといった気概

俺が此処の主役といった

あらゆる意味で「私も参加させて頂きます」の気持ちで望んで頂きたいと

願う次第であります。

 

従いまして鼓絆和太鼓奏者養成塾、にぎわしは男女を問わず随時募集致しております

太鼓を打ってみたい、等のお気持ちがある場合は

経験の有無を問わず

ご遠慮なくお問い合わせ下さいませ。

 



追記  前述の記事に於いて


奉納演奏とは厳粛、厳かに捧げるといったものより

参集者、演奏者共に一つとなって楽しむという事が

別の意味で重要であると述べさせて頂いたが

その場合、神も又、一つの形態として参集の庭に降臨する

そんな事も神楽の歴史の中には脈々と受け継がれているのだ

 

勿論、神が直接降臨するといっ事は稀だが

それは「もどき」という形で突如として演奏の場に出現する

もどきとは「もどく」という言葉の転で

一般的には似て非なるもの、代用品といった

あまり感じの良い使われ方はされないのだが

 

たとえば「がんもどき」なんて食品もあるが

あれは文字通り、雁の肉に近いところから代替品としての

一段下がった意味を込めての表現でもある

 

しかし太鼓の演奏に関してのもどき

即ち演奏中に突如として現れる

おかめ、ひょっとこ、狐といった仮面を被った「もどき」に関して申せば

これは神世界の住人の代替品であるとか

神の仕草を面白可笑しく真似をする、といった認識だけではなく

時には神を批評し、或るときは批判し

愚弄するまでの特権、権利を有する事もあるのだ

勿論神は寛大な心でそれをも大きく受け入れて

その状況を楽しんで頂けるからこそ神でもあるのだが

 

従って我が国における「もどき」とは通常の妖精であるとか

妖怪、物の怪といったものとは性格、趣を異にするものである

 

ではその本体はいかなるものであるかという事なのだが

ここに一つの重要な手掛かりがある

 

滑稽な仕草で舞い踊るおかめやひょっとこ

あるいは盆踊り、おしなべて我が国の踊り、舞踊には

或る一つの共通した動き、仕草が見てとれる

それはどういった動きであるかといえば

 

片方の手を前方にまっすぐ出し

もう片方の手を折り曲げて、手のひらを自らに向けるという仕草である

これを交互に繰り返し、音曲に合わせて身体を動かして行くというそれである

 

これは何を意味するかというと

つまり伸ばした手で自らの行く先、進む道を示し

顔の前にかざした手のひらを鏡にみたて、過去現在未来を映し

力強く生まれ変わって、生きて行くといった

人間の生への決意といったものを表したものでもあるのだ

 

また、当然踊りには物語があり、その展開も様々でもあるが

ごく初期のひょっとこ踊りとは次のようなものであったという

 

ひょうすけ(ひょっとこ)はオカメと子宝が授かるように二人でお稲荷さんへ願掛けに行く

ところがこともあろうに、神様であるお稲荷さんがオカメに一目惚れしてしまうのだww

オカメもなんとまんざらでも無い様子

すわ、こいつは一大事とひょうすけは村の男達と協力しておかめの気持ちを

お稲荷さんから取り戻すといった

まあ、なんと人間臭い物語であろうか

 

つまり「もどき」の本体は人間社会のあらゆる生へのエネルギーであり

喜怒哀楽の想いの変異、凝固と捉える事が大事ではないかと思われるのだ。

 

新受講者も随時募集しておりますので

これを機に和太鼓学んでみたいなと思う方がいらっしゃいましたなら

是非ご連絡の程を

勿論、初心、未経験の方も優しく指導致します。

 

ご連絡、お問い合わせは此方まで

 

和太鼓養成塾 ・入門コース[和太鼓を楽しむクラス]

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