8月15日、昔は良くテレビで終戦記念日特集番組があったよねーって妻と昨日話してたんだけど最近は目にする事が無くなりました。そういう番組は放送して貰いたいなと思った。右傾化と呼ばれる国でその場の空気に流されやすい国民の日本において、しっかりと戦争とはどういうものかを伝えて欲しい。
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終戦記念日
終戦記念日特集番組が最近見ないよねって妻と話してた。
でもいくつかバラエティでは取り上げていた。
感動バラエティの数々。見ていて涙を誘うものばかり。
私も小学校の頃終戦記念日特集だったかを見て
自分のおじいちゃんに聞いてみようと思い
母の里帰りの際に聞いた思い出がある。
母方は女三姉妹。うちの母はその末っ子。
その三姉妹の子供、要は孫は私を除き
5人全員女の子。男の子は私一人。
なので溺愛されていた。
田舎と言っても埼玉県久喜市。
早稲田から約1時間チョイで到着できる距離。
それでも年に数回しか行っていなかった。
夏に行くと、コレでもかってくらいカブトムシを取っておいてくれた。
それと前日からカブトムシなどを呼び寄せる罠を仕掛けておく準備をして
孫の私を待つくらい溺愛されていた。
ある夏におじいちゃんの所へ行った時
ちょうど小学校の高学年になったかどうかの時期だったかな。
戦争という文字が教科書にも出てくる年。
夏の終戦記念日を越えての帰省だったから私は
「おじいちゃん戦争でどんなことをしたの?敵をバンバン打ったの?」
って聞いた思い出がある。
子供心にその時のおじいちゃんの顔が少し怖くなったのを今でも覚えてる。
その後、重い口を開いて
「見渡す限り田んぼの中をずっと少しずつ少しずつ歩いてな。
お腹が減ったらそこに生えてるお米をそのままかじって飢えを凌いだ。」
とだけ教えてくれた。
その次の日におじいちゃんが出かけたのを見計らって
おばあちゃんが
「おじいちゃんはね、敵をいっぱいやっつけたんだけど
一緒に戦った人がみんな死んじゃったの。だからね、とっても悲しくて
おばあちゃんにも、お母さんにも誰にもその話を詳しく教えてくれないの。
だからねヒロちゃん、おじいちゃんは偉かったんだよ。」
って少し涙を浮かべながら教えてくれた。
その日以来、おじいちゃんに戦争のことを聞く機会が無かった。
今思うと、もっと真剣に聞けるようになっておけば良かったと思う。
祖父は私が高2の頃に亡くなった。
今、若い世代で戦争体験者の親戚を持つ方々は是非とも
実体験を聞いておく使命があるように思います。
私もお客さんに聞いておかなければならないと思いました。
戦争って感動バラエティになるような話ではなく
もっと酷く残酷で見るに堪えない聞くに堪えない物なのだと。
しっかりと知っておく必要があると思いました。
戦没者の方々に哀悼の意を捧げたいと思います。