三軒茶屋にお勤めして丸4年が経ちました。ほとんど朝は小走りで25分かけて通っています。私の唯一の運動の場で、三宿病院→世田谷公園→子供の広場→昭和女子大と季節の花々が咲き乱れる緑豊かな環境を駆け抜けて行きます(ヨタヨタと…)。
なかでも毎年心待ちにしている花がこの白椿です。今年は相次ぐ大雪のためか気温が上がらず例年より遅い咲き始めでした。
初めて出会ったのはちょうど4年前の新人研修真最中の頃。過酷な毎日に身も心も疲弊してもう続けられないかなと諦めかけていた帰路、一輪の白椿に出会い、どこまでも純白で無垢な存在に強く心を打たれました。
毎朝、次々と開花して行く白椿を見ているうちに、自分のなかに凝り固まっていた醜いものたちが溶かされて行く気がしました。
その後も度重なる資格試験や人間関係など、辛いこと苦しいことがのしかかるたびに、この花の純真な姿を思い出してきました。
私はこの花をワビスケと呼んで来ました。茶会などで一輪挿しとして珍重される「ワビスケ」と思い込んでいたのですが、ワビスケにしては少し花弁が大きく華やか過ぎる感が気にかかっていました。
先日、夫の実家の庭先で「ワビスケ」を見つけ、やはり「ワビスケ」とは別種であると思い至りました。
ワビスケと呼んでいた名前が消え、この花の神秘性がより深まった気がしますが…私はぜひ名前が知りたいな。
思い起こせば、小さい頃には花の事典を持ち歩いて、花の名前をよく知っていました。もっと小さい頃には花と会話をしていた気がします。
まさに私の人生は花に助けられ、花に支えられて来たと思います。
ありがとう、白椿さん。
いつかあなたの名前を知りたいな。
そしてずっとそばにいたいと思うよ。
なかでも毎年心待ちにしている花がこの白椿です。今年は相次ぐ大雪のためか気温が上がらず例年より遅い咲き始めでした。
初めて出会ったのはちょうど4年前の新人研修真最中の頃。過酷な毎日に身も心も疲弊してもう続けられないかなと諦めかけていた帰路、一輪の白椿に出会い、どこまでも純白で無垢な存在に強く心を打たれました。
毎朝、次々と開花して行く白椿を見ているうちに、自分のなかに凝り固まっていた醜いものたちが溶かされて行く気がしました。
その後も度重なる資格試験や人間関係など、辛いこと苦しいことがのしかかるたびに、この花の純真な姿を思い出してきました。
私はこの花をワビスケと呼んで来ました。茶会などで一輪挿しとして珍重される「ワビスケ」と思い込んでいたのですが、ワビスケにしては少し花弁が大きく華やか過ぎる感が気にかかっていました。
先日、夫の実家の庭先で「ワビスケ」を見つけ、やはり「ワビスケ」とは別種であると思い至りました。
ワビスケと呼んでいた名前が消え、この花の神秘性がより深まった気がしますが…私はぜひ名前が知りたいな。
思い起こせば、小さい頃には花の事典を持ち歩いて、花の名前をよく知っていました。もっと小さい頃には花と会話をしていた気がします。
まさに私の人生は花に助けられ、花に支えられて来たと思います。
ありがとう、白椿さん。
いつかあなたの名前を知りたいな。
そしてずっとそばにいたいと思うよ。