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人生は1度きり後悔しているヒマはない ?

忘れたいことも 忘れたくないことも 忘れないように

星になった少年

2005-07-20 | 映画館
[Shining Boy & Little Randy]WS Screen8 D-12 1000
祝・初柳楽。本当にキラキラしている少年だ。彼の周りだけキラキラしている。柳楽くんはそこに存在するだけで色を出せる少年なので、今なら台詞がない役でも大丈夫だろう。そう思ってしまうほど稚拙な台詞回しだが、そこは瞳がカバーカバー。映画役者として、嘗ての薬師丸ひろ子が歩んだ道を行け!ヤギラ!!TVになんか軽くでるなよ~!順序が逆ではあるがやっぱり「誰も知らない」を観なくてはならない。観なくては。それに引き替え、常盤&蒼井が画面に映るととたんにスクリーンがTVモードと化すのが不思議だった。好きでないとこうも辛口になってしまう。ラストに迫って、この二人が屋根の上で語らうシーンがあるのだが、常盤貴子はただのヒステリー女にしか見えなかった。こんなにへたくそだったか??青のチェックのシャツに髪型が雇われママみたいだったりとか、ジーンズが似合わなすぎとか、子持ち役には役不足すぎるとか、常盤貴子が出演しただけでこの映画のマイナス要因が沢山浮かんできて、こちらの性格悪くなりそうだ。また、上映中ずっと「戦メリみたいだ」と思っていたが、エンドロールで音楽監督が坂本龍一だったことを知る。私の耳は正しい。

パンフの購入: なし。グッズコーナーにあったキネマ旬報を買ってしまった。表紙は「フライ~」の二人。相当ハマっている私。

フライ、ダディー、フライ

2005-07-17 | 映画館
[FLY, DADDY, FLY]TS Theater4 H-4&5 1300
期待を上回る面白さだった。「戦い方を教えるんであって、勝ち方を教えるんじゃねぇ」。なんて格好いい高校生なんだろうか。小川範子と同様に年齢を超えた恋をしてしまいそうなスンシンである。鷹の舞も最初は観ているこっちがこっぱずかしかったのだが、ラストでは格好いい!の域に。ふたりで木に登ってのスンシンの告白シーンと、戦って勝ったときにスンシンが抱きついてきたシーンで泣いてしまった。連れ合いには「単純だなぁ」と(ヤツは70点だそうです)。二人で日本映画を観たのは、たぶんShall we dance?以来。あっちは90点だと言っていました。私はどっちも100点。しかし、スターウォーズの人気はすごい。すごすぎて観る気がなくなった、しばらくの間は。

面白さを表現するバロメーター: パンフ購入700円

DMZ 非武装地帯 追憶の三十八度線

2005-07-14 | 映画館
[비무장지대] 銀座シネパトス 1800
ランチを食べた兄夫食堂前にあったチラシと出会ってしまったのが運の尽き、というところだ。なんともお粗末、なんともつまらない映画だった。脚本も演出もめちゃめちゃだ。こんな映画を正規料金でみたことは、人生勉強と思うことにしよう。映画館も10名ほどで、不思議なことに男性ひとりで見に来ていた人がほとんどのようだ。兵役経験者なのだろうか。だとしたら、くだらなくて半分以上寝ていた隣りのおじさんにも納得がいく。「俺の青春をこんな陳腐な映画にしやがって!(怒)」だったろうなー。唯一、イ兵長を演じたパク・コニョンのいい男度に注目できたことか。「ダンサーの純情」に期待しよう。

「ただ今の時間をもちましてパンフレットを含むグッズの販売を終了します」と鑑賞前のアナウンスに後押しされ、不覚にもパンフまで購入: 300円。悔しすぎる。観る前のパンフレット購入は“ドボン”ありの綱渡りだ。

イン・ザ・プール

2005-06-28 | 映画館
テアトル新宿 招待券(18:30頃の受付で整理番号15番)
いつものことだがツメが甘く、オダギリジョーが主演と思っていたら松尾スズキが主演であった。(「スキャンダル」の)ぺ・ヨンジュン似ということしか知らず、声を聞くのももちろん芸風を目の当たりにするのも初めて。こんなに面白キャラだったとは!今まで知らないで損していた!もっともっと観たい。出演者誰もがぴったりの配役でとても楽しめた。肩の力がない、かのような気の抜け方の市川実和子はサイコー!彼女を乗せたタクシーの運転手は誰なんだろうか。帰りにパンフを買おうと決めていたのに、膝掛けを返すことに気を取られてすっかり忘れてしまった。残念!久しぶりの日本映画が楽しくてよかった。タダだったし。

マラソン

2005-06-22 | 映画館
[말아톤 / Marathon] 日本教育会館大ホール WOWOW試写会
『韓国520万人が泣いた』が謳い文句の試写会に行ってきた。全体的には75点というところだろうか。「私の息子は障害者です」を連呼する場面には辟易。クライマックスにファンタジー映像は無用。やっぱりこれくらい大げさにしなければ観客を納得させられないのだろうか。それにしても520万人が泣くか?って今日の会場もすすり泣きのオンパレードであったが。余談だが「天国の階段」でクォン・サンウの子供時代を演じていた男の子がずいぶん大きくなっていた。サンウとは似ても似つかない顔だ。子役時代だって顔の似た子を選べばよかったのに、と余計なお世話を。

アンニョン・お兄ちゃん

2005-06-12 | 映画館
[안녕, 형아 !/Hello, Brother] 明洞CGV5 Theaterx4 I-7 6000W 23:05-24:44
恋愛術師を観て気が大きくなり、続けてもう一本観ることにする。ほんの2時間前に顔を合わせたはずの例のチケットお姉さんは私の顔など忘れてしまったのかのように「コリアンムービー、オッケー?」の質問をさっきと同じ表情で何度も言った。今度は夜も更けてからの時間帯からか600円で観られた。観客はしっかり数えて11人。24時30分過ぎに上映されるものもあり、恐るべし韓国映画界だ。こんな環境(料金&時間帯)に暮らせたら毎日天国だなぁ~。映画の内容は、これまた単純明快。子役が巧い!!おしんの小林綾子を凌ぐ巧さだ。うまくて自然に涙が出た。子役にやられるとは。ヘソ出しスタイルの隣の女の子も泣いていた。涙に国境はない。これは日本でも上映したらヒットするだろう。ホテルまでの帰り道は、2時間前の喧噪とはうって変わって、ゴミ出し通りと化していた。初めて見る浮浪者。セブンイレブンでビールを買い、昼間に屋台で買った剥き栗をつまみに美味しく一杯やった。映画後のビール。最高のカップリング。

恋愛術師

2005-06-12 | 映画館
[연애술사/Love in Magic] 明洞CGV5 Theater4 G-12 8000W 20:45-22:38
外国で映画を観るのは、シアトル郊外で「フットルース」を観て以来のことである。全席指定のチケット売り場のお姉さんに「コリアンムービー、オッケー?」と笑顔と心配の入り交じった顔で何度も確認されてしまった。開始5分前に席についたのだが、すでに予告が流れていた。上映開始時間から2分後には本編が始まってしまった。うんざりするほど続く予告編を強制的に観させられる日本よりは、このシステムの方が良いかもしれない。座るとちょっぴりリクライニングになる何とも座り心地のいい椅子だったので、日中の疲れと何よりも韓国語を解さない自分なので寝てしまうのでないかと心配したが、それは要らぬ心配だった。単純明快なストーリーゆえ十分ついてゆけるのだ。ヨン・ジョンフンがジゴロ?顔に似合わないなぁと思ったが、案外イケていた。彼の持つ柔らかい雰囲気がとても役に合っていて感じが良いのだ。ソン・スンホンの代役のイメージしかなかったので、なんだかいい買い物をした感じだった。韓国人は面白い場面では笑う、笑う。800円程度で映画を観られるということは、劇場もお茶の間にいるような身近さなのかもしれない。自分の笑いのツボと彼らのツボが大して変わらないことが嬉しい。笑いには国境はない。また、日本と違って上映前の「携帯は電源をお切りください」「前の席を蹴らないでください」等々のいろいろな注意事項は全くない。驚く事なかれ、携帯が鳴れば(バイブ機能というのがないのか?と思われるほどバイブにしている人はいなかった)多少コソコソしながらも当たり前に応答し、メールもやり放題。こんなところにも韓国人のケンチャナ精神を見た気がした。エンドロールが流れるやいなや席を立つ面々。場内が明るくなる前に席を立つのは罪だ、という観念は捨て去り、同化して席を立った。ロビーへ続く通路の壁には、この劇場で上映された映画のポスターが、舞台挨拶でもしたのだろうか、その出演俳優のサイン入りで多数飾られており、クォン・サンウやカン・ドンウォン、そしてソン・スンホンのサインもあった。それらを見入りながら歩いていたら順路を行き過ぎ、まだ上映中のスクリーンの扉を開けてしまったのは失笑ものの思い出だ。

サラ、いつわりの祈り

2005-06-03 | 映画館
[The Heart Is Deceitful Above All Things] 渋谷シネマライズ 1500
誰もが思うのだろうが、監督・脚本・主演を務めるアーシア・アルジェントがユマ・サーマンにしか見えず、あの万引女優ウィノナ・フォーレバーが突然イッた瞳とともに画面に現れて驚き、公式サイトで、男娼少年役の子役が双子で、場面場面で二人で演じていたと知って驚き、素顔のマリリン・マンソンが出ていたことを知ってさらに驚くという有様だ。この映画の存在自体を知らず、誘われるがまま観に行ったために驚きまくりだった。映画館に貼り出されていた宣伝広告は「子を育てるお母さんに是非観て欲しい」というような主旨だった気がするが、絶対に観て欲しいくない部類の内容だ。眠気皆無の映画だったが、だからなんだ?な内容なのだ。勢いがあるだけ、と言ってもいい。アーシア・アルジェントの脇毛が気になった。ヨーロッパ系人種だからか?

氷雨

2005-05-03 | 映画館
[韓流シネマ・フェスティバル]シネマスクエアとうきゅう N-7&8 1800
ファンとしては絶対に認めたくなかったことを思い切って認めざるを得ない。はっきり言ってしまおう。ソン・スンホンの演技は単調でわかりやすい(=魅力がない)。切ない表情はいつみても天下一品だが、これは「演技」ではなく、『瞳』という神様がくれた贈り物のおかげだ。どんなストーリーであっても5種類(くらい?)の表情の使い分けでやり過ごしてきたか。今まで気づかないふりをしてきたが、今回はもう見過すことができない。誤魔化しの利かないストーリー(これまた昼メロ路線でガックリ)にあの演技で、ダイコンの証明をしてしまった。それに比べると兄貴分イ・ビョンホンの演技者としての力は本物だ。が、今の韓流ブームが去る前に「あいつは格好よかった」の公開を心待ちにしているのも事実だ。兵役後には男にも演技に磨きがかかっていることに期待したい。

甘い人生

2005-04-26 | 映画館
[A Bittersweet Life] MH Theater2 I-11 1000
ファンの人には失礼だが、これからはイ・ビョンホンにも着目した方がいいのかも、と素直に思えた2時間だった。ストーリー展開はつっこみどころ満載だったけれど、イ・ビョンホンの役者としての魅力がそれをカバーして余りあるものだった。が、1800円で観る価値があるか?ん~~~どうだろうか。観てもいいかな・・・。

コンスタンティン

2005-04-23 | 映画館
[Constantine] TS Theater6 N-10&11 1200 / Pamphlet 700
マトリックスのキアヌとは別物としてかなり気に入った。“この映画は面白い!(または面白くない)”を簡単に判断できる手段は単純に「眠気」なのだが、これは眠気などただの一度も起こらなかった。それにしてもキアヌはこのくらい頬がこけていないとダメだ。彼くらい体重が演技力に影響を及ぼす俳優もいないのではないか。

インファナル・アフェアIII 終極無間

2005-04-20 | 映画館
[Wu Jian Dao 3] TS Theater2 J-12 1000 / Pamphlet 700
面白かった。3部作らしいが1も2も観ていない者にとって、これが最終章と言われてもね。が、前作を観ていなくとも十分に楽しめた。が、やはり知りたがり屋な性格の上、これまた珍しくパンフレットを購入。目を通してみたら、前2作もやはり観たくなった。アンディー・ラウもトニー・レオンも、初めて名前と顔が一致した(レオン・ライ然り)。こんな骨太な(内容の)香港映画があるなんて。ジャッキー・チェンだけじゃないんだ、という新たなる発見。それにしても、お金を出して香港映画を観たのは「少林寺」以来か??

エターナル・サンシャイン

2005-04-19 | 映画館
[Eternal Sunshine of the Spotless Mind] MH Theater2 I-4 1000
周りの評判が良かったので観たかった映画のひとつ。聞けばあのマルコビッチの穴の監督だと言うし。が、奇想天外なストーリー展開はマルコビッチの上をいく?のかもしれないけれど、マルコビッチの方が断然好きだ。やっぱりジム・キャリーもケイトも好きじゃないからか?映画は俳優あってのもの、という基本を忘れていた。←好きな俳優が出ているか、ってこと。ところどころ白目出していたはず=寝てしまった。

英語完全征服

2005-04-19 | 映画館
[Yeongeo Wanjeonjeongbok] MH Theater1 H-14 1000
予告編は巧く作られているものだ、という映画マーケティングの原則を確認した。それなりに楽しめたが、きっとこのような場所に記録を残さなければ半年後には記憶からは消える映画だ。「弥次喜多」に荒川良々だらけになる場面があるそうだが、チャン・ヒョクだらけになる場面があった。アジア映画の流行りか。イ・ナヨンは顔が小さくて目がでかい。また、以前より気になっていた韓国男優の身長サバ読み疑惑が一気に深まる。おい、ヒョクよ、君は175cmあるのか??(公称177cm)

木浦(モッポ)は港だ

2005-04-13 | 映画館
[韓流シネマ・フェスティバル] シネマスクエアとうきゅう M-10&11 1800
ゆうばり映画祭でなんとか賞を取ったから、という理由だけでこのチケットを取った。こんなに面白い映画だったとは!映画を選択する目にさらに自信を持つ(ブリジットとアビエイターのことは記憶から消す)。その言語を理解できない者にもわかるほどのチャ・インピョの訛った韓国語。なんだ、コレ?シリアスなヤクザ映画じゃなかったのか?という???で幕を開け、それが最後まで続いた。香港映画のにおいがするとは同伴者の感想。映画の前に新大久保のハレルヤで満腹にしたので点数が甘くなったか。ま、いいけど。