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人生は1度きり後悔しているヒマはない ?

忘れたいことも 忘れたくないことも 忘れないように

ドミノ

2005-10-25 | 映画館

[Domino] TS Oct/22 21:40 Theater 5 L-8&9 1200+100
チラシを観たときからすごく楽しみにしていた映画である。ブルックシールズとアミダラ姫が混ざったようなエラ張り顔のキーラナイトレイ。で、初日に観てみた。つまらなかった。「シン・シティより面白いか」が映画の☆の基準となった10月の我が家。ステルスは遙かに上、このドミノはどうだ?若干上という感じだろうか。(蝋人形の館はダントツぶっちぎりで上!)Lucy Liuは何なんだ?最後まで意味がわからなかった。で、アップの多用で疲れた。女も男も顔が命なのか?またはクビから下は見られたもんじゃないのだろうか。UPアップでこっちもアップップー。

しかし、クリストファーウォーケンが画面に登場するだけで笑いが胸を突くというのは、どういうことだろうか。ミッキーロークはこの映画を観てシンシティのフランケン顔に納得がいった。あの猫パンチの姿が脳裏に焼きついていてどうもあの頑強な肉体が一致しなかったのだ。キーラナイトレイはまだ20歳らしい。ショートカットは魅力があるが、ここに載せる画像を決める時に目にしたロングスタイルは全然イケてない。真っ白顔なメイクがこわっ。いいスタイリストを札ビラを武器にして買うことをお勧めしたい。

また、なんてたって驚いたのはビバリーヒルズ青春白書のスティーブ・サンダースとデイビッド・シルバーが役名のまま「セレブ」役でご出演!懐かしい。「まだ生きてたのね」「そっちもなビッチ」なんていうおばかな台詞までサービスのスティーブ。安い役柄に安い俳優でもうピアースブロスナンが007に抜擢されたときのようなガックシ感がありました。

最後に故ドミノ・ハーヴェイご本人がチラ出していたが、キーラとのあまりのギャップにびっくり。出さない方が良かったんじゃなかろうか。

今さらながら頭文字Dを見逃したことが悔やまれる。あれは上か下か?

ただ今1161位でございます。
(10月26日午前1時19分現在801位です。ポチっと様、ありがとうございます)


イン・ハー・シューズ

2005-10-24 | 映画館

[In her shoes] WOWOW試写会@九段会館 Oct/19 18:30
期待もしていなかったが、どうしようもない映画だ。あの内容であれば1時間20分に編集したとて言いたいことはきっちり伝わるだろう。2時間以上かけてあれじゃ、LAコンフィデンシャルの監督が泣く。が、エリンブロコビッチの脚本家だ。だったら何だ?Cディアスのあのメロメロの肢体が泣くなぁ。あ~もったいない。結局何が言いたかったんだ??わからん。

私の疑問:
1.なぜキャメロンディアスは靴にこだわりがあるのか?姉にしても然り。
2.読書障害があんなに驚異的回復を見せるものか。本当にあの障害に悩む人が見たらどう思うか。
3.あんなに罵倒しておいてあなたなしじゃ生きられないとは姉の妹に対する思いまたその反対が軽く描かれすぎてはいやしないか。
4.最後にキャメロンに朗読をさせた老人の主治医が登場するがあれとキャメロンがくっつんじゃなかったのか?
5.あんなに簡単にまた職場恋愛が出来るものか?煮え湯は1度飲んで懲りないのか。
6.犬面倒見屋を始めたと思ったらフロリダかよ~!預かっている犬はその間どうなっとんのじゃ。
7.姉妹の父と祖母がカップルのような年齢の近さのように見えて、全然姑と娘婿の様相を呈していない。その娘の死と、娘婿と姑との関係があまりにも描かれ過ぎなさすぎでどこにも思い入れができない。

言い出したかキリがないこのすっからか~んな脚本。10月観た映画の中で最低。タダで良かった。

一番驚いたのは、クライマックスにかけての大地震だった。九段会館のあの魔の3階席にいた私は、グラグラグラグラ揺れに揺れてあの断崖絶壁の如しの席からなだれ堕ちる自分を脳裏に描いていた。それからは画面は目で追うだけでもう筋もへったくれもなかった。気付いたらウエディングベルを鳴らしていた。そして終演と共に蜘蛛の子を散らすように会場から逃げ出す人たち。人はパニックになると足早になる。映画の余韻にひたるどころではないのだ。

ただ今1159位です


蝋人形の館

2005-10-24 | 映画館

[House of Wax] 東京国際ファンタスティック映画祭2005 新宿ミラノ座 Oct/15 19:00 1列18番 1500
2列目。絶対あり得ない座席だが、映画祭では前であれば前であるほど良い席らしい、って出演者の舞台挨拶あってこその話しだ。映画祭委員長のいといせいこう氏を2度も観られたのはいい青春の思い出になろう(って私は今いくつだ?)。SEE PARIS DIEのTシャツを身につけていたもうひとりのオジサンは誰だったのだろうか。彼も2度目のご登場だったが私の記憶に彼の名前はない。でもあのTシャツちょっと欲しいかも。

こう見えてホラー系の映画は全くの苦手で、友達がチケットを余らすという窮地に立っていなければ、週末・都内・ホラーの嫌い3拍子が揃っている映画に私がノコノコ出て行くはずがない。本当にチキンハートな私は、それでなくとも162/112なんてのが平均値の高血圧症なのに、いちいち色んな場面で驚かずにはいられず、もうそんなのが2本も続いてへとへとになった。

で、パリス様だ。噂には聞いていたものの、やっぱりあれは見事な死にっぷりなのだろう。そして、真っ赤なタンガでクネるその姿は、ジェシカアルバも驚異の存在になり得る。私は死に方よりもこっちの方が目が釘付けになった。可愛いしスタイルはいいしお金持ちだし。いいぞ、お漏らししたっていいぞ、A級な家柄にB級なパリス!ってなもんである。

もしこの映画で痛いのナンバーワン選手権が開催されたら、間違いなく「指チョッキンパ」に1票だ。それを横目で冷静に唇の皮をむきながらぴくりともせずに鑑賞なさっていた友人は、「いちいち反応が面白い」と私を絶賛してくれた。蝋ハウスが崩れていく中、双子の蝋の真ん中がバックリ割れる場面で大笑いした私に「あそこで笑えるとはオチがわかっている。満点だ!」とまで言ってくれた(彼女はたぶん年間100本は軽~く観ている映画王)。こんなことでも人は褒められると嬉しい、ということを実感した大雨の夜でした。

この映画の表の主人公(裏主人公はもちろんパリス様)である24のキムの兄役のベッカムはこの先ちょっと人気が出るか?微妙だが見守ることにしよう。

私、この映画好きです。

今、1090位になりました。


カースド(原題)

2005-10-23 | 映画館

[Cursed] 東京国際ファンタスティック映画祭2005 新宿ミラノ座 Oct/15 16:00 0列31番 1500
前日の夜、突然誘われ、週末はほとんど都内に出ないことにしている重い腰を上げることにしたのは、クリスティーナ・リッチ見たさだ(もちろんゲストで登場もしない、何せこの映画は日本初公開で公開になるかどうかも決定されていないという超プレミア上映だったのだ!)。このあと観ることになるパリス様の映画とどっちがいいか、という問いは好みにもよるが愚問である。パリス様は公開が決定しているのだ。クリスティーナリッチひとりでは日本では客が呼べない(『私は「うつ依存症」の女』を観に行ったときもひどい入りだった)。「原題」とあるが、日本公開時のタイトルでふさわしいものに○をせよとアンケートされた。ろくな名前が無い中、どーでもいいや的に「レディ・ウルフ」に○をし、でも「@LA」を加えておいた。「レディ・ウルフ@LA」これで客が入るのか?入るまい。ひとつ大事な事は「スクリーム」の監督の最新作であることらしい。これでを売りにすれば客はUPするのか?知~~らない。

0列。オー列ではない。ゼロ列だ。一番前の席だ。いとうせいこうが壇上にあがるその目の前にいた。だからなんだ??映画始まって、即行、眺めの良い部屋じゃなくて席に移動したのは言うまでもない。

「ウェス・クレイヴン’s カースド」として2006年3月18日公開


現在ランク外(1200位以下?)


ステルス

2005-10-10 | 映画館

[Stealth] TS Theater 1 N-13&14 Oct/09 21:45 1200
先週のシンシティに引き続き、騙された映画だ。つっこみどころ満載という点では引き分け、顔を知っている俳優が3人しかいなかったというというところでは豪華俳優陣のシンシティに軍配が上がった。観終わってなぜか「スターシップ・トゥルーパーズ」を思い出した。共通項はB級ハリウッド映画といったところか。「Goodbye Henry」とEdiに言われて早々に激突死するジェイミーフォックスは出演料に見合う出演時間が1時間ということか?ベンはチラシで観ていたときから勝手にマシュー・マコノヒーだと思っていたし、カーラは最初は可愛いかなと思ったが次第に岡本綾と瀬戸朝香に見えてきてしまい結局ダメだった。エンドクレジットの後のお楽しみ映像はこれまた勝手にベンとカーラの結婚式で熱いキス&抱擁と陳腐な妄想をしていたがEdi死なず、ということで、もしかしてステルス2を作るつもりじゃないでしょうーね?!

シン・シティより楽しめたのが悲しい。割り切って観れば馬鹿馬鹿しくてそんなところも「スターシップ・トゥルーパーズ」なのだ。 10月21日に終わってしまうイニシャルD、来週末は果たして浮気せずに観ることができるだろうか。

現在618位です。
ポチっとお願いいたします。


シン・シティ

2005-10-02 | 映画館
[Sin City] TS Oct/01/2005 21:30 Theater 9 T-13&14 1000+100
今日は映画の日!それに気付いたのが夜8時40分。当初の計画ではイニシャルDを観に行く予定だったのだが、欲をかいて(?)シン・シティにしたのが失敗だった。1000円で大作を観る!の小市民な欲である。どーしてDにしなかったのだろうか。悔しい。タランティーノが関わっている作品であると知ったのが木曜日。ブルースウィリスのアクションものと信じていたのが運の尽き。始まって、いつになったら、カラーになるのか?と疑問に思っていたが、ミッキーロークがフランケンシュタインで登場してすぐ、これってコミックの映画化?と思いついたのだ。じゃー、一生モノクロ??ガ~ン、である。腰くねくねのジェシカアルバ、可愛い。ホビット族のイライジャ・ウッドはこの路線を行け!エターナル・サンシャインみたいのに出ちゃだめだ!!身長の低さを利用して奇怪キャラ。これで決まり。それにしてもベニチオ・デル・トロ。最初は本人と疑わなかったのだが、画面を見続けるにつれ、別人?と思い、頭に銃が刺さったままの車中のシーン(これがタランティーノが1ドルで請け負った場面らしい)で、やっぱり別人と頷いた、が、帰宅後のHP検証でやはりこれが本人だったと知り、グリコもビックリの2度美味しい(いや味はない。トイレの水の味は臭そう)ってやつである。 でもってジョシュ・ハートネットってやっぱり奥目だ。なんてことはない映画だったが、「忍 SHINOBI」より数百倍ましである。

最後までお読みいただきありがとうございました。
↓  ↓ ランク外から1083位に返り咲きました。
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スター・ウォーズ エピソードIII シスの復讐

2005-09-18 | 映画館

[Star Wars Episode III: Revenge of the Sith] TS Theater 2 K-4 1800
ようやく観た。7月9日の公開から2ヶ月余り。エピソードIIを観ていないのにIIIを観てOKなのかという自問自答の末、今日まで引っ張ってしまった。近所のシネコンではとうとう毎日1回の上映になってしまったこともあり、決意して観に行く。(余談だがBeCoolは公開からまだ2週間というのに既に毎日1回の上映という有様だ。)結論から言うと、やはりIIを観ていない者IIIを観るべからず、だ。アミダラ王女がパドメとかって名前に変わっていて、へ?アミダラ、きみは双子だったのか?とか、あの可愛かったアナキンがこんなへんてこな顔のヘイデン・クリステンセン(とにかく顔が小さい!標準値の脳みそが入っているのだろうか)とやらに変わっちまったのか(涙)とか、言い出せばきりがない。そして内容もつまらない。というより、エピソード4にこう繋がっていくんだろうな~、と想像してしまって、やっぱり映画はどうなるのかわからないところが私は好きなんである。

SWってやっぱりお祭りなんだな~、で感想終わり。

皆様の清き1票を『ポチっ』とお願いいたします。
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チャーリーとチョコレート工場

2005-09-14 | 映画館
[Charlie and the Chocolate Factory] WS Theater 2 J-4 1000+100+パンフ700
昨日のお口直しにチョコレートはいかが?ってなもんである。面白かった!レディースデーの初回、これでもかっ?!っていうくらい女性女性女性である。しかも満員。当たり前か。出だしのチョコレートonチョコレートなシーンは、火星人機械製造@マーズ・アタック!を彷彿させるもので笑った。主人公チャーリーが住む家は最初端っこの席だった自分が傾いているのかと思ってカラダを傾かせたらさらに傾いた画面になってしまった。あ、ゆがんでいる家ってことね、と。テープカットでは手がハサミになっているじゃないか!!このぉ~、サービス精神旺盛なこと!嬉しぞ!!ちょっとしたシーンもどこかできっちり繋がってくるから気も抜けない(It's a small worldの人形は後にdoll factoryで修理されていた)。嫌いな女優ヘレンボナムカーターの出演も許してやろう。1回聞いたら頭の中でどうやっても繰り返してしまう曲作りを頼むよ、と音楽監督に注文したティム・バートン。きっちりいいお仕事していまっせ。チョコレート川のシーンを観て、あのトロ~ン感はどうやって出しているんだろう、と思ってしまった。舐めたら甘いんじゃないか、と思わせる細かな作りだ。ジョニー・ディップが出ている事以外は何も知らなかった2時間は、しかしこんなにも楽しくあっという間に過ぎていった。SHINOBIでは何回時計を見たことか!チャーリーがゴールドチケットを手に家に入っていくところ、最後ウィリー・ウォンカが家族愛を認める場面では涙が出てしまった。心優しいティム・バートンである。

ベルーカ・ソルトの母役の女優はマーズ・アタックで、アダムズファミリーのママみたいな衣装でしゃなりしゃなり歩いていた火星人役&ティム・バートンの彼女だろうか。エンドロールで確認し忘れ、買ったパンフにも書いていな~い。

・・・と、ここまで書いてネットで調べてみたら、リサ・マリーっていうんですね。で、もうティム・バートンとは別れたって。じゃ、映画に出ているはずないか。。。でもってさらにぶっ飛んだのは、大嫌いなヘレン・ボナム・カーターがティム・バートンの彼女だって?!へ?どうしてなのさ?彼女の良さって全然わかんないぞ。あ~世の中は本当に不思議なことがいっぱいだ。(地球は私の価値観では回らない。しかも後のブログサーフィンにより、“彼女”でなく“妻”に格上げされていたことも判明。が~ん)

本日、原作とどこがどう違っているのか、特に拾ったお金でチョコを買うまでのチャーリーの葛藤とやらが気になって、とうとうペーパーバックを買いました。初級・準中級レベルの英語とのこと。なんでこんなに一生懸命なのか自分が解らない。【2005.9.26】

忍 SHINOBI

2005-09-13 | 映画館
Jcom試写会 丸の内プラゼール
後ろから5列目くらいで観たのに、何だってあんなに疲れたんだか。画面が大きいのか?CGがすぎるのか?それにしてもすべてどこかで観たような映像である。良いところ取りしているつもり(いや、絶対そんなつもりはないはず)かもしれないが、全然ダメである。安っぽいだけ。夜叉丸役の俳優は市川染五郎?いやそれにしちゃ薄っ。薄~い染五郎が袖を振り回してバッタバッタと切り倒すその姿はチャン・ツィーのLOVERSだろう?!そして仲間由紀恵ってこんなにカエルみたいな平面顔だったっけ?オダギリジョーはイン・ザ・プールはよかったのにこれはダメだ。黒谷友香のスタイルの良さ&妖艶さと、初めて観た江尻エリカの厚ぼったい唇、この二つだけが収穫だった。お金が掛かっているらしいが、それが全然伝わってこない薄っぺらなストーリーである。あーつまんなかった。

ハリウッドでリメーク版製作ですと?!あ~たまげた。
しかも忍びを企業スパイにするって、どーいうこと?!信じられんっ。【2005.9.18】

衣装デザイナーは「キルビル」の小川久美子さんであります。
夜叉丸の衣装、黒→黄色、白ライン→黒ラインに変えれば、ほ~ら、ユマ演じるブライドのいっちょあがりです。(腕の長さはご愛敬。チャン・ツィーってことで。)
【2005.9.23】

映画とは全然関係ないが、今日の一番の驚きを伴う収穫?は、妻夫木聡がチビだということを知ったことだ。その事実を聞いたあの瞬間まで、勝手に、本当に勝手に、彼は私の中で178センチだったのだ、びた一文の疑いなく。それが、「170ないと思うよ、だからボブサップとやったDVDの「大きく録って小さく納める」ってCMに出てるのを観たとき、偉いなー、この子ちゃんと自分がわかっててこんなCMで出てんだって思った」の友人の一言に、ドタマをハンマーでが~んである。今日から彼を観る目が180度変わってしまった。なんてったってチビなのだ。

BeCool

2005-09-10 | 映画館
TS Theater 3 J-10&11 1200+100+パンフ購入600
今まで観た映画でおそらく揺るぎないナンバー1がパルプ・フィクションである。その忘れられないカップルとあらば、観に行かぬはずがなかろう。ましてや大好きなハーベイ先生もご出演なさっているわけで。「ふたりのダンスショー」をワクワクしていたが、期待を裏切らないかっちょいいシーンだった。もっと長くてもいいぞ。観ているだけで笑顔になれるシーンである。そして、エンドロールでは私も笑顔でリズムを刻んだ。前日のスチャダラパーを久しぶりに観たときのように懐かしさを覚えながら。OSTを買いたくなる選曲である。音楽に映像。ぴったりハマると怖いものなし。パルプもOSTを買ったなぁ。遅まきながらゲットショーティーも観たくなってきた。ジョン・トラボルタ演じるチリ・パーマー。惚れてしまいそうである。


亡国のイージス

2005-08-15 | 映画館
[AEGIS] TS Theater 8 L-10&11 1300(事前インターネット予約)
制服の似合う男達のオンパレード。観ていて気持ちいいっつーの!あんなに背が高くて見栄えのする俳優が日本映画界にいることがわかっただけでもめっけもの。かっこいいぞ、佐藤浩市!冷徹さも出せるのね、中井貴一。(個人的に目で追った回数トップは安藤政信)。掘り出し物は吉田栄作か。あんなにスタイルがいいとは。足が長い!!セットにはどれだけ大金がが掛かっているのか。そんな映画も撮れるとは見直した、阪本順治。骨太な大作で2時間があっという間に過ぎていった。『日本人が忘れた恥と誇り』。ただ今ばく進中の「半島を出よ」に通ずる大きな柱。が、“恥も誇りも忘れない”そのニッポン人代表がひとり体型で見劣り感のあるチビッコ真田広之というのが泣ける・・・。余談ではあるが初めてチーズ味のポップコーンにしてみたが普通味の方が美味しいことがわかった。

面白さのバロメーター: パンフ購入1,000円 高っ

千年湖

2005-08-12 | 映画館
[천년호/The Legend of The Evil Lake] 渋谷シネマソサエティ 前売1330
劇場に行って知ったのだが、毎週金曜日の夜は「チョン・ジュノNIGHT」だそうだ。初回12日夜は、まずは係員によるボールくじ引きだ。入場者の中から7名にプレミアム・キャビネ(特大プロマイド)がプレゼントされるという。それぞれ違うポーズで、なにが当たるかは当たってのお楽しみだそうだ。係員が番号の書いたボールを引き、当選者は前に出て受け取る。会場からまばらな拍手。いやぁ、映画館とは思えない光景だった。かく言う私も当たってしまったのだ。赤銅鈴之助のドアップ特大プロマイドを。そして本編開始前にメイキング映像上映。10分くらいだったか、その映像は。が、もう本当の本当に驚きだったのは、チョンジュノ本人によるいきなりのネタバラシだ。結末言うなよ~!!!!あ~~あ。ヒロインのキム・ヒョジンもバラしてるし。本編の前にメイキングを上映するときは内容には最新の注意を払って欲しいものである。ってそんなサービス?は望んでいないのだが。
肝心の本編は、赤銅鈴之助が自分のオンナが変じた魔物を退治するまでの葛藤?が軸になっているのだろうが、もうお粗末さま。新羅の女王陛下が場末のスナックのママみたいな品のない顔。そのママをお守りする護兵長がピアスを2個もした色白のオカマ顔。5つのWとひとつのHの半分も判明していないという話しの筋が致命的なことに目をつぶったとしても、まず役者が貧相である。ふっくらほっぺのチョンジュノは360度赤銅鈴之助だし、目力入れすぎのキム・ヒョジンはバタバタが目立つ演技でいいとこなしの90分だった。本当のラストシーンもよくわからなかったなぁ。凍っても(=死んでも?)自分がプレゼントしたオンナの形見のネックレスを離さずってことか?
赤銅鈴之助ことチョンジュノは先週観た大変な結婚の役柄の方が100万倍似合っているように思うのは私だけだろうか。

昨日の深夜番組で井筒和幸監督が「ネタバレしようがなにしようが面白いもんがホンマの映画じゃ!」と吠えていた。でも素直で影響されやすい性格の私はバラされないで観たいのである。

魁!!クロマティ高校

2005-08-04 | 映画館
[THE☆MOVIE] 渋谷シネセゾン 前売り1500
友人から売りつけられた前売券を握りしめ、半休まで取って観に行った。職場へ向かうのと全く同じ電車に揺られ、渋谷に到着したのは上映30分前。コンビニ(沖縄フェアとかでさんぴん茶をGET!)で涼み、劇場に到着したのが9時5分前。9番目に並んだ。中高生にサラリーマン、なに考えてクロ高なのか?の年配のご夫婦(隣りで上映している「亡国のイージス」と間違えたのではないかと余計な心配)。いつもとはひと味違うモーニングショーの客層は新鮮だった。

今思い返すと一番面白かったのは初っ端のナレーションだったかもしれない。6回に渡る校舎全壊。笑える。エンドロールに「高知東生(友情出演)」とあったが、全然気付かなかった。かぶり物をしていたというのは理由にならず。さすがの存在感のなさだ。薄っぺらな俳優。先日から1億2千万円の投資問題で話題の渡辺裕之のまばたきは、おめめパチクリ俳優の本家本元、ヒュー・グラント様もさぞかしびっくりすることだろう。「おぬし、できるな」の賞賛をいただけるか?!来年この映画を観たことを覚えているだろうか。覚えてない確率95%。

大変な結婚

2005-08-03 | 映画館
[Marrying the Mafia] 銀座シネパトス1 1000
キム・ジョンウンの顔は整形美というんだろうなぁ。とはいえ、輪郭も悪いし、私は可愛いともキレイとも思わないのだが、チャーミングというのだろうか。慣れるに従ってなんとなく可愛くみえてくる不思議な顔だ。このふたり、どこかで見たことあると思ったら、先週から放送が始まった「ルル姫」のカップルだった。帰ってきて「ルル姫」を観たけれど、やっぱり3年の月日は人の顔を変えるってことがよくわかった。チョン・ジュノはこの映画の役柄の方があっている感じがする。映画自体はなんてことはないドタバタのあり得ないラブ・コメディー。これで韓国520万人が観た?っていつもながら大げさな宣伝文句だなぁ。

それよりなにより驚いたのは、映画唯一の泣かせどころのキム・ジョンウンのピアノ弾き語りの歌が、私がソン・スンホンののめり込んでいった最大の要因であるハイマートの第5弾CMのあの歌じゃないかっ!!なんか似ているなぁ~、と思って観ていたが、あのサビが歌われて、もう椅子からずり落ちそうになった。映画のHPに劇中歌の枠を超えて大ヒットしたとあるので、ソン・スンホンのCMがあのサビをパクったということか?!1時間以上耐えに耐えたトイレをもうどうにもこうにも我慢できず、エンドロールでも流れたこの曲を最後まで聴くことなく席を立ってしまったのが悔やまれる。サビが流れてからは、もうソン・スンホンのCMが頭を渦巻いてしまって仕方がなかったのだ。このCMのソン・スンホンと出会っていなければ、今の私はない。何がどう繋がっているかわからない。恐るべし韓流(大げさ)。これからもこのような嬉しい“おまけ”に出会えるかもと思うとワクワク感も倍増だ。

DMZの時は気付かなかったが、地下鉄の音がうるさかったなぁ~。

大変な結婚

姑獲鳥の夏

2005-07-27 | 映画館
[Ubume no Natsu] WS Theater 6 J-15 1000
京極夏彦の小説をただの1度も読んだことのないので、彼の『映像化は不可能』と言われていた世界がどんなものなのかは想像もできない。中程で40分程寝ていたと思われ、ストーリー展開に??な部分があったので大きなコトは言えないのだが、敢えて評すのなら、目指した映像は「イン・ザ・プール」系(松尾スズキ、この映画で顔を観るとは想像もしてなかったぞ。ホンジャマカの恵に雨上がりの宮迫、怪優系になってきた阿部寛)なのか、石坂浩二版「金田一耕助シリーズ」系なのか、どちらかをはっきりして欲しかった。どっちでもない、が正解だろうが、もし後者であれば、いしだあゆみの役どころは差詰め草笛光子か?また、フライ~の堤真一とは別物のようなしかし同一路線のような、が、一番の感心事は、あの登場初っぱなの長ったらしい台詞を淀みなく言ってしまえる堤真一の役者魂か。永瀬くんは年齢不詳だ。だれよりも若々しくもある。でもって原田知世ちゃんは案外よかった。大きなスクリーンが似合うのね、あなた。