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人生は1度きり後悔しているヒマはない ?

忘れたいことも 忘れたくないことも 忘れないように

牛の鈴音

2010-04-07 | 映画館

[原題:워낭소리 (warnangsori/ウォナンソリ) 英題:Old Partner)] CR Apr/07/2010 10:50 全席自由 レディースデー(水)¥1000

またまた韓国1000万人が見た!的な宣伝文句に躍らされてしまった。田園風景と、爪の先まで農作民のおじいさんが自分の牛と生きられるところまで生きる、という内容だった記憶。最後、相棒の牛が死んで土を掘って埋めるシーンが頭に残っている。どんな生き物でも死ぬときは神聖で、それを見る者は胸が詰まる。

 

投稿: Jun/14/2012

 

 


シャーロック・ホームズ

2010-03-20 | 映画館

[原題: Sherlock Holmes] WT Mar/20/2010 12:55 H-11&12 誰でも1000円デイ(私はポイントカードで無料)

女優陣が地味。全体的に灰色(英国人監督だもの、仕方ない?)。テニスの後だったので、ラスト数十分は夢の中。

 

投稿: Jun/14/2012

 

 


バレンタインデー

2010-02-20 | 映画館

[Valentine's Day] WT Feb/20 14:30 劇場7 H列-10 1000円

今年初の劇場鑑賞。本日20日はどなた様も1000円デー。
今日で目出度く5ポイント貯まった。次回は0円で観られる!

それにしてもこの映画、公開されてまだ1週間でしょ。
それなのに、それなのに、開始3分前の14:27に到着した私が示した座席エリアは
「選びたい放題ですっ」と言われたのでビックリ。
仰るとおり、ガラガラガラガンダーラで20名程度の入り。あらら

でも、観終わって思った。面白くないんだもの。
これじゃ口コミで劇場に足を運ぶ人いないだろうなぁ。
いや、面白くないと言い切るには忍びない豪華キャストで
みなさん主役級なのが勿体ない。
やっぱりだれかに焦点を絞るのがよかったかもねー、なんちゃって。

私は、目デカのアンハサウェイのお相手役の俳優(トファーグレイス)が
パルプフィクションでサミュエルLジャクソンで呪文を唱えられちゃった坊主だったっけ・・・
と気になっちゃって気になっちゃって彼が画面に登場するたびそれがアタマをよぎっていた。
帰って調べてみたけれどトファーグレイスの経歴にパルプフィクションが含まれていないので違うのだろう。

他にはジュリアロバーツの隣りに座ってる俳優はイングリッシュペイシェントの人?
なんか顔がちと違う?なーんて思っていた。
イングリッシュペイシェントの人はレイフファインズで、今日の人はブラッドレイクーパーという人だった。
フットバール選手役の人は一歩間違うと(?)ディカプリオだなぁとか(エリックデイン)、
私のアタマの中の映画は1990年代で止まっている?!

 

ジェシカアルバちゃんは一児のママになってもとってもとってもとってもキュートだったけれど
今回は似合わない役柄で損しちゃったねー。

 


デミという超年上女房をもらったアッシュトンカッチャの演技を観るのは初めてだったけれど嫌いじゃない。
ラストのジェニファーガーナーがデミに見えちゃって、妙に生々しいキスだなぁとひとりゴチタ。

 

久々の映画レビューはなんだかトンチンカンな自分メモみたいになっちゃったでごあす。

 

 


やじきた道中 てれすこ

2007-11-19 | 映画館

[Yajikita Telesco] 109シネマズMM横浜 Nov/16 12:20 Theater 2 i-12&13 1800

なんと、今年初の映画鑑賞@初めて訪れた映画館。前の日にインターネットで席を押さえた。押さえなくても大丈夫の30名程度の入場率。年齢層も高い。平日昼間の映画館てこんなものなのだろうか。

生粋の小泉今日子ファンである私だが、映画人としての小泉今日子を全部観ている訳じゃない。同日夜のクレイジーケンバンドのパシフィコ横浜でのライヴのために有給休暇を取った友人の「映画を観て、中華街でご飯を食べてそれからライブに行こう」という案に乗っただけ。でも、この意見に首を横に振らずに良かった。だって、メインのライヴよりもこの映画の方が心に残ってしまったほどだもの。

それほどこの「てれすこ」、ハズレのない映画だった。マイナスの感想を言おうとしてもネタがない。手放しで面白い。私が1年以上映画を観ていなかったから感覚が鈍った訳じゃない(と思う)。いやぁ、こんなに面白い映画久しぶりに観ちゃったよ。

何がって、役どころと役者がピッタリ。台詞も演出も効いていて非の打ち所なし。映画を観ながら観客が笑う所も一緒。声に出してみんな笑っていた。もちろん私たちも。短すぎず長すぎない上映時間もGood。柄本明の芸達者は知っていたけれど、演者としての中村勘三郎は初めて観たのだが、こんなに演技の上手い人だったとは!台詞回しの上手なこと、上手なこと。いちいち上手で小憎らしいほどだった。足抜けする花魁役の小泉今日子も役にピッタリはまっていてお見事。この映画シリーズ化したらいいのに。

あまりにも映画が素晴らしくってそれだけでお腹いっぱいになっちゃったせいか、メインのライヴはいまいちだった。この日のライヴがツアーファイナルだってことを前説で知ったのだけれど、実は夏に発売になったCD「Soul電波」をまだ2回しか聴いていないのだ。気に入るといわゆる「ヘビロテ」する性分なのにその気にならなかった。私の中でアルバム「ショック療法」でCKB光線にヤラれて初めてCKBのライブに出掛けたSHIBUYA-AX(売れ始め初期の頃、たぶん5~6年前)が余りにも強烈で、行けば行くほど目減りしていくっていうか、3時間越えの立ちっぱなしでも疲れを感じなかったあれを超えるライヴにお目に掛かれなくて今に至るっていうか。今回もキッチリ3時間あったけれど、「オレを熱くさせてくれ~」感がなくて。これは単にホールが広いってだけじゃなくて自分の熱が冷めたせいだろうか。ただ、流れでリクエストタイムみたいことになっちゃって、横山剣がアルバム名を言って「肉体関係(アルバム名)の中で聴きたいのは?」と会場に呼びかけ、口々に言われる中から、ピンときたんだか、自分たちが演奏しようと思っていた曲だったのか、それを演奏するっていうのはよかったな。多分ピンと来たやつなんだろうけれど。ピアノをポロンポロン弾いてたから。

とにかく、私はずいぶん前に一度オリジナル・ラヴ断ちをしたときのように(昨年久しぶりに復活した)、今度はCKB断ちをしちゃいそうで悲しい。ただでさえ聴きたいと思う音楽が少なくなってきているのに、またひとつ減っちゃうのは超悲しい。なんとしてでもライヴに行きたいと思うのがアムロちゃんだけになっちゃったりして。アムロちゃんの最新アルバム「PLAY」なんか、踊りさえインプットできれば影武者でTVに出演できるくらい頭に入ってるよ~!あんなに意気込んでいたポリスでさえ来日するっていうのに取ってないよ。あ、TOTOとBozの競演ライブは取ったけどね。

 


ミッション・インポシブル3(M:i:3)

2006-09-21 | 映画館

[Mission Impossible 3] TS Aug/20 15:35 Theater 4 N-3&4 タダ

ペットショップ探検の目的で訪れたTSの駐車場で突然、もらった券を2枚持っていたことを思い出し、入り口で時刻を20分後に開始されるじゃないか!!これは観るっきゃないということで、指定入場券に交換した。並んで順番を待っている間、4月22日以来映画館から遠ざかっていた自分が久しぶりに観る映画がM:I:3だなんて、嬉しいぞー!とどんどん胸が高鳴ってきて、多分血圧は昨日の153/93を越えていたに違いない。

実のところ、このトム・クルーズの代表作と思われる映画を映画館で観るのはこれが初めてだ。どこを切ってもイーサン(下の名前をなんという??)印の金太郎飴のようなトム・クルーズ。映画俳優はこうでなくっちゃ!今回はどんな場面で吊されるんだろうか、とか2分前に席に着いた時からいろいろ想像して、またまたどんどん胸が高鳴ってきて、それでもって場内が異常に暑くって、靴下をはいていなかった足は観る前から汗ばんじゃった。

M:I:3の始まる前の20分にも及ぶこれから封切られる予告編の〆は「ワールド・トレード・センター」だったのだけど、この主人公が激やせしていて本当に驚いた。その名をニコラス・ケイジ。その頬のこけ方は大病でも患ったのだろうか、と思ったほどである。ただの役作りなのだろうか。それでもって、私はこの手の内容に非常に弱くて、不覚にも泣いてしまった。予告編に、である。いきなりハンカチを取り出して、汗を拭う振りをして目を拭いた。ついでに鼻も少しばかりかんでおいた。

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ここまでを8月20日に書いて、放っておいたら9月21日になっちゃった。

ってことで、あー、面白かったということの他に覚えていることといったら、トム・クルーズにはお金と時間をジャンジャン使った大作にバンバン出て欲しいってことくらいである。もっと映画の内容に肉薄した面白いことをいっぱい書きたかったけれど、これでおしまい。


 


チェケラッチョ!!

2006-04-23 | 映画館

5月7日、全部消えていました。

チェケラッチョ!!を誉めちぎる内容文です。

カップルの日だとかで、1000円で観ることが出来たこと、面白バロメーターであるパンフも買ったこと、初日だったにもかかわらず17人しか観客がいなかったこと、そんな少人数の中で馬鹿笑いしていたのは、私たちだけだったこと。私は主役の男の子よりも東大を目指す男の子の顔が好きだったこと、渚さん役の女優はあんまり好きでないこと、玉山鉄二という人が初めて顔と名前が一致したこと、沖縄の海はやっぱりサイコーだということ、そんなことをとりとめもなく書きました。

陣内孝則の「沢口靖子と川口ジャスコは似ているYO!YO!YO!」と「五月みどりとシャツ黄緑は似ているYO!YO!YO!」は彼のアドリブだということ、それにしてもこうして覚えているほど私の笑いのツボだということを再確認。ひとつ、「ケビン・コスナーと花瓶こするな、は似ているYO!YO!YO!」も追加。

こんな感想文ですが、とにかく学園モノとしてはサイコーでした。やっぱり世の中楽しくないと!


白バラの祈り

2006-03-23 | 映画館

[Sophie Scholl-Die Latzten Tage] シャンテシネ3 March 22 18:25 J-2&3 1,000
反ナチス活動のビラ捲きに失敗し、ゲシュタポに捕らわれてから僅か5日間で処刑される学生兄妹の実話映画化である。

ナチスの虐殺に関わるありとあらゆる文献を読み倒した自負がある限りは、「ナチス」の3文字が躍る映画を見過ごすわけにはいかない(といっても、ヒトラー最後の12日間は観ていない)。が、実話に基づくというお題目が必ずしも涙や深い思慮を引き出すものにはならないということが分かった。

似て非なるイノセント・ボイスとは比べるべくレベルではないし、胸にぐっとくるということなら、ミリオンダラー・ベイビーに100回軍配を上げられる。もちろん、ドイツ人が反ナチス活動をする→反ヒトラー主義→人の命より重いものはないという考え→戦争反対、という図式が成り立つ。ドイツ人に面と向かって「ナチス」とか「ヒトラー」って言うのはタブーだということは今も変わらない。それほどドイツ人はあの残虐な史実を深く受け止めているわけであり、それはどう言い換えてもひっくり返せない歴史上の事実であるということも彼らはわかっているし逃げられないし逃げないのである。ドイツで現在も歴史教育のために公開されている収容所はすべて入場無料である。そして必ず募金箱が備えられている。日本の平和○○館のほとんどが有料であることを考えれば、その受け止め方と史実を伝える義務感はドイツ人に敵うまい。

この「白バラの祈り」を実話として捉えることに私自身の感情が伴わないのは、そのあまりに強い思想が人間らしささえも失わせている感じがするからだ。成人してまもない女学生が、自分でまいた種とはいえども、死刑が決まっていながらにしてああも冷静でいられるのだろうか。そして、明日処刑される娘に面会に来た両親が「(思想を貫いた)お前を誇らしく思う」って本当に言えたのだろうか。しかも兄妹で処刑されるわけで、いくらその思想が正しいからといっても、親なら、子供を助けてぇ~~~!!その代わりに自分の首をハネてもくれていいからぁぁぁぁ~~~~!!と泣きわめいて欲しいのである。奇しくも今朝の通勤電車で読み終えた借本「ハッピーバースデー」もあまりにハッピーエンドすぎて全然感動しなかった。物事そんなにうまく行かないのである。きれい事ばかりで固めようとすると、そのほころびから泥が流れ出す気がする。それは「この沼に一度足を入れたらうまく抜けません。十分ご注意下さい」と立て札をしてあったにもかかわらず、考えなしにずっぽりつっこんじゃって、にっちもさっちもどうにもブルドックになっちゃった私だから言うのではなく、「死」を前にしたらあわてふためいてこそ人間らしいといえるんじゃないか、っていう私なりの基本ていうか、人間の人間たる基礎知識みたいなことから逸れ切っちゃっているから、実話でも全然なんとも思わなくてもちろん涙もでなかった。

びっくりしたのは、処刑方法がベルバラでみた絞首台にそっくりの器具が部屋にあって、頭がバケツに落ちることである。もちろん、この場面は音だけで画面は真っ暗なのだが、昭和18年頃に海の向こうではまだ首切り処刑が行われていたんだってことに驚きを隠せない。兄妹とその仲間ひとりの計3名が処刑されている間中、自分の首を押さえて離せなかった私。痛い。。。それとも一瞬すぎて痛くないのか?

余談だが、あんなにドイツ語をいっぱい聞いたのは久しぶりだった。ドイツ映画だからあたりまえだが、なんだか懐かしさ?で、台詞として発せられる単語とそれに該当する字幕を自然に追ったりしちゃって、筋が何度と無く飛びそうになった。

久しぶりに映画館で映画を観た割にはこんなへんな感想しか残せないのもつらいが、やっぱり命より大事なものはない、ということを再確認して、有楽町駅前で上海やきそば940円を食べて帰りました。おしまい


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イノセント・ボイス 12歳の戦場

2006-02-25 | 映画館

[Voces inocentes] シネスイッチ銀座1 Feb/24/2006 19:00 900 パンフ600
予てより気になっていたが、なんとなく突然観に行こうと思い立つ。しかも金曜日がレディースデーで900円ということ。観るっきゃない。

歯がガクガクいうほど泣いてしまった。ハンカチが鼻水だらけになり手を拭いたのかと間違うほど濡れてしまったのは初めてだ。

午前様寸前で帰宅。21時ちょい過ぎに映画は終わったが、ボー然自失、抜け殻になってしまった。本当は独りでキャピトル東急のオリガミにゴルゴンゾーラスパゲティを食べにいくはずが急遽映画になってしまったことだし、折角銀座だし、帝国ホテルのユーリカにスパゲティ食べに行っちゃおう、と雨の中を歩き出した。

どうして抜け殻になってしまったかというと、お化粧が全壊してしまうほど泣いてしまったからだ。この映画の脚本家が1980年に実体験したことに基づいている「実際の話」だ。政府軍と反政府組織(所謂ゲリラ)が内戦中のエルサルバドル。政府軍は12歳を迎えた男の子を「兵士」として徴集するために学校まで押しかけてくる。武器を携えて。名前を呼ばれて恐怖のあまりにおしっこを漏らしてしまう少年。そんな友だちを見守るしかない11歳の主人公チャバ。先週は「男たちのヤマト」では16歳の少年兵たちが直面した痛ましさを観て泣いたばかりだというのに、これは現在も続く世界中の悲しみが迫ってきてもっとヘビーだった。

しかし、この映画のスゴイところは、ほのぼのとした微笑みの要素も盛り込まれているのだ。チャバが淡い恋心を抱く同級生の女の子クリスティーナ・マリアとのファーストキスや授業中に回すつけ文。父のいない家庭を支えるために11歳のチャバがバスの車掌のアルバイトを見つけて張り切る場面。質素すぎる食卓でおならが止まらない姉。おつむの弱いがために兵士にならずに済んだ大人の友だちアンチャとの繋がり等々。結局、クリスティーナの家は焼き討ちにあって彼女も死んでしまうし、アンチャも額を打ち抜かれててるてる坊主みたいに木にぶら下げられてしまう。12歳の誕生日を迎えてしまったチャバが政府軍に徴集されるくらいならゲリラ側について国を平和へ導こうとし、それが裏目に出て政府軍の総攻撃にあい、チャバの目の前で友だちが頭を次々に打ち抜かれていく。すべてが悲しみに繋がっていく。

ラストに近い場面で、本当に九死に一生を得たチャバが、自分の傍らに横たわる死んだ兵士の銃で、政府軍の兵士に向けて引き金を引こうとするのだが、銃を向けた相手が、拉致されていったかつての友だちであることに気づき、迷いに迷った挙げ句、銃を捨てるのだ。あそこで引き金を引いてしまっていたら、きっと私は家に帰る気力を完全に失って雨の銀座を彷徨ってしまうところだった。(引き金を)引いちゃだめだっ、という叫びのような私のつぶやきが隣の女性には聞こえたはず。私は全編通してあれだけ泣いてたし、きっと、しょうがないなーと思っていてくれたに違いない。彼女も私同様、泣きながらつぶやいていたかもしれないし。

誕生日が来ないで欲しいと11歳の子供が祈る世界がある。この同じ時代にである。どうしたらいいのだろうか。途方に暮れるしかない。「祈るだけではもうダメなんだ」と教会前で説法をする牧師様。耳を傾ける貧しい人たちは十字を切るしかないのだ。この世に神はいないのか。

村に子供狩りに来た兵士から逃れるために子供たちがすることは、バラックの家のトタン板の屋根に登り、カラダを真っ直ぐにして空を見上げながら息を潜めてひたすら兵士たちが去るのを待つことだった。夜になっても屋根から降りられず、満天の星空を指さしながら「23万まで星を数えてしまった」と言う。あの場面は一晩経った今でも目に焼き付いていて、こうして思い出すと涙が溢れる。

ユーリカですでに腫れ始めた目でボー然としている私の隣で遅めの夕食を取る親子連れは、飲み物のオーダーが間違っている、注文したクリームスープが美味しくないとしきりに文句を言っていた。ゴルゴンゾーラスパゲティがなかったので、代わりに私が注文したクラブハウスサンドイッチは1,800円もしたけれどバターの味がきつくてあまり口には合わなかった。けれど、「イノセント・ボイス」を観た後では、それさえも感謝の気持ちさえ生まれる。外出禁止令もなく、頭の上で銃弾が飛び交うこともなく、誕生日が来る恐怖もない。温かい食事を何の心配もなくいただけるのだ。隣の父母娘は映画オリバーツイストのパンフレットを持っていたのだが、この映画は、そんな“感謝の気持ち”を強く抱かせる話ではなかったのだろうか。それとも私が映画に影響されすぎなのだろうか。

イノセント・ボイス」。人間をやっているひとりでも多くの人に観てほしい。

願うは、ハッピーバースデーと心から喜べる、そんな平和な世の中になることだけだ。

午後2時現在、51位UP中です


男たちの大和/YAMATO

2006-02-18 | 映画館

渋谷TOEI(1) Feb/17 18:30 1300
公開からずいぶん経っているから伽藍堂かと思ったら、真ん中の通路の両端はびっちり埋まっていてびっくり。上映開始に間に合うか間に合わないかとヒヤヒヤしていたけれど10分前に到着し、これから2時間半近くある上映に備えてのトイレタイムも確保できて良かった。この映画、観る予定はなかったのだが、前日、同僚であるa-haファンのa-ha子から突然誘われて行くことにする。a-ha子は私の戦地としての沖縄フリークっぷりを知っているので誘ってきた模様。不沈船であったはずの戦艦大和が沖縄に死出の出帆をして総攻撃に合い、2000余名の戦死者とともに沈没したことはあまりにも有名な話だ。

まずは、大和が沈没した地点まで船を出して欲しいと頼む冒頭の場面で沖田浩之が出演していることに面食らった。カレはもうこの世にいないはずなのに、これって5年くらい前の撮影だったのか?ということで終演後、どんな映画でも必ずパンフレットを購入するa-ha子からパンフを奪いチェックしたが、出演者にカレの名前はない。a-ha子も「ありえない」と言うのであれは私の見間違いだったのだろう。でも本当にうり3つくらいのそっくりさんだった、横顔だけの出演ではあったが。

ナレーションがあったりでちょっとしたドキュメンタリー映画みたいなつくりになっていて、昨年観た同じような戦艦モノの「亡国のイージス」とは違う趣だ(もちろん設定が全然違うし、大和がどうなるか結末を知っているから、オチのドキドキ感はこちらにはない)。私は中村獅童が演技しているところを映画・TVを通じて初めて観た。上官の命令に逆らって木刀で打たれ、軍人が骨を打たれちゃ戦えねぇー!と鬼の形相になる場面では、このまま獅童がスポーンに変身しちゃうんじゃないかと思った。ダーク・ヒーローSPAWN。獅童がスパイダーマンの扮装をしているのを見たことがあるけれど、スポーンの方がぴったりじゃないだろうか。同じような?印象としては白石加代子がそのうちお岩さんになるんじゃないかとも思ったりしていた。ただの母親役なんて似合わない。緊張感のある女優さんなのにもったいない。そういう意味では渡哲也が登場した途端に画面がキュっとしまった感じになったのには驚いた。「星になった少年」で感じた、登場すると映画がTVのレベルに下がってしまう常盤貴子とは大違いだ。そして最近賞取りレースには必ず顔を出す蒼井優。やっぱり私はこの子がダメだ。「星になった少年」の時もダメで、あの時は柳楽くんのキラキラ感に救われた。今回私を救ってくれたのは後半ちょっとだけ友情?出演した長島一茂だろうか(「救う」はイヤミである。一茂は好きだけどバラエティー番組専門でいい)。この人何考えているんだ?自分が出たら画面が笑っちゃうってことをわかってないのだろうか。彼が「死ニ方用意」なんて途方もなく悲しい言葉の場面に限って出てきちゃうから、あそこは号泣してもいい場面なんだろうけれど、私はあそこでは涙の一滴も出なかった。ありがとう一茂。

戦争モノの映画にはお金が掛かるのは当然だけれど、こういう映画を制作し上映することにはそれなりの意義があると思っている。生き残った少年兵(松山ケンイチ)が死んでしまった少年兵戦友のお母さん(余貴美子)を訪ねて、「よくもひとりでのうのうと還って来られたもんじゃね」となじられ、地べたに頭をこすりつけて「すみません、すみません、生きて還ってきてすみません」なんていう台詞は、映画とはいえ本当に胸が締め付けられて心が痛む。この時代、生きて還ってきた兵士が死ぬより辛い思いをするという、悲しいこんな光景が日本中でみられたに違いない。だからやっぱり戦争は許せない。何にも代え難い尊い命は武器によって奪われるために生まれてきたのではない。言うと安っぽいけれど、いつなんどきでも「戦争反対」と声高に叫んでいる私である(心の中で)。職場での映画部会長a-ha子(公開される映画のほとんどを鑑賞しているツワモノ)が今最もお勧めする「イノセント・ボイス 12歳の戦場」というのも観なければならないのだが、東京では単館1館上映なので観られるかどうか。

オマケだが、最後の最後まで「勝地諒」が出てこなくて、私の思いこみの激しさを再認識した。

『大和の高さは18階立てのビルに相当するという。ひとりの少年兵生かしたいという気持ちがあっても、反町と獅童のふたりで相当の高さから海に突き落とすってのはいかがなものか』


フライトプラン

2006-02-01 | 映画館

[Flight Plan] WS Feb/01 19:00 Theater 2 K-13 1000+100

ネズミとゴキブリ(この字面がもうダメだ)以外なら、最も苦手な生き物が「地震」、という私。インハーシューズの試写会ではa-ha子が「け、血圧が・・・」とつぶやいたきり気を失いそうだった私の手をずっと握っていてくれたおかげで九死に一生を得たのだが、今日は独り。この世の終わりとはこのこと、というくらい空白の時間に見舞われながら私が無意識にしていたことは、この写真の通り。食べかけのポップコーンがこぼれないように容器の口を折り、それを入れていたビニールの口を固く縛るということだった。多分、地震で揺れることにより中身がこぼれて座席&通路を汚すのが嫌だったと思われる。几帳面な性格がこんな死を間際にしても現れたらしい。すごいなぁ~、人間って。

と、最初から脱線モードだが、映画はそこそこ面白かった。王様のブランチとかでやっていた特集を観ちゃったので、あらかたの筋は知っていたが、私は飛行機モノの映画が大好き。そのトップはやっぱりエグゼクティブ・ディシジョンで、関西弁を器用に操る主役級のスティーブン・セガールがあっさり死んじゃうことにはビックリしたけれど、東京国際映画祭?のクロージングかなんかで観て、面白いから本当に大好きな映画。あとレイ・リオッタが超怖い「乱気流」ってやつもTVで放送するたびに観てしまう。もちろん「エアフォース・ワン」も。で、今日観た「フライトプラン」。もちろんジョディー・フォスターが出てるから観たわけだが、どうしてジョディーが出演する映画ってこっちが緊張しちゃうんだろうか。あの吸い込まれそうなブルーの瞳のせいだろうか。彼女が出演しているおちゃらけ映画を観たことはないけれど、「羊たちの沈黙」にしても、「コンタクト」にしても、「パニックルーム」にしても、もちろん今日の「フライトプラン」にしても、強烈な緊張感を私はどうしても強いられてしまう。どうしてだろう。

なんで洋画に浅丘ルリコが出てるんだ???渡辺謙のあとはルリコだったのかーと思うくらいのそっくりさんが出てきた。最後は鼻血を出しながら走って逃げた共犯者のスッチーである。

話の内容はありえないことばっかりで、なんだそれ?がてんこ盛りなんだが、一番のなんだかなーby阿藤快は、ジョディーがこいつが誘拐犯だ!ってつかみかかるアラブ人の絡ませ方だろうか。そ、そんなぁ~。私は差別が一番嫌いなのに。。。それにエドワード・ノートン崩れみたいな航空公安官?がジョディーに手錠をかけて最後尾の座席に連れて行く場面で乗客が拍手をするところ。あれって本当に観てて嫌な気分になってしまった。

実際のアレキサンダープラッツにあるテレビ塔に上った時、展望階のカフェでちょうどウエディングの真っ最中だったけなぁ~。この世で一番しあわせそうな新婦にカメラを向けたら思いっきりの笑顔を返してくれたっけ。そんなことをちょっと思い出したりした2月1日、映画の日でした。

『ジョディー・フォスターはコメディーができるか?ちょっと観てみたい気もする』 No. 47


Mr. & Mrs. スミス

2006-01-12 | 映画館

[Mr. and Mrs. Smith] WS Jan/11 19:20 Theater 1 O-13 1000+100

映画館のシートは仕事で疲れきった私をいつも優しく包んでくれる。この感触を味合うのは1ヶ月ぶりだ。こんなに長く、映画を映画館で観ていなかったなんて、私ったらどうしようもない。

今年の第1発にふさわしい映画は、韓国にひとり旅をしたときに来週から公開!とばかりに大宣伝をしていた「Mr. & Mrs. スミス」である。本当はこれで2005年を〆たかったんだけど、いろいろあって年を越してしまった。年を越したおかげで仕事帰りの水曜日に立ち寄ることの多い、ものすごい大きなスクリーンを備えたシネコンの1番スクリーンに、な、なんと30人程度の観客しかいなかった。こんなことなら、座席指定予約に100円も払うんじゃなかった、という貧乏根性丸出しである。

これから私を夢の中に誘うはずのブラピとアンジェリーナの登場をワクワクドキドキしながら待ちながら、映画はフツーに始まった。カウンセリングを受けるシーン。あれ?なんだかヘンだな。何がヘンなんだ?あれ、あれ、あれ、あれぇぇぇぇぇ~~~アンジェリーナの顔がブラピよりデカイのだ。え??売れっ子ハリウッド女優の顔がハリウッド男優よりデカイ?こんな不思議なハリウッド映画があっていいのか?私は自分のスクリーンに対する角度が間違っているのかと思ってチョコ工場の時みたいに、クビをかしげて自分が傾いてみて、大好きなアンジェリーナをかばってみたが、やっぱりアンジーは顔がデカかった。しかも思った以上にエラ女だった。あぁ~~こりゃ先が思いやられると思ったとおり、思いやられて、膝ガックンだった内容。すでに観ている友人でこの映画を「カネ返せ~!」と叫ぶ宇宙戦争のような人はいなかったので、絶対面白いのだと期待しすぎたのがいけなかったのかも。敗因は、ブラピが超安い男だったのだ。それにしてもブラピってこんなに変な顔だったっけ??そしてそして普段から私が絶賛しているぶっくりふくれきってこれ以上ベーキングパウダーもいらないぞ、ってくらいの唇が最大リーサル・ウエポンのアンジェリーナは、横顔が信じられないくらいブスだった。鼻低っ。これってブスとブ男のありえねぇ~な話だったんだ。またまた膝ガックシ。夫婦対決のシーンは、これだったら女同士ではあるがキルビルのお台所対決の方が全然カッコイイし、どのシーンもコレ観たことある、のパクリだった気がするのだ。アンテプリマ調なワイヤーバックでジャァ~~っとビルから飛び降りるシーンはキャサリン・ゼタ・ジョーンズがショーンコネリーと泥棒役をやったなんとかって映画になかったっけ?ブラピが天井裏からアンジーを見つめるシーンは大好きな「ミッション・インポシブル」でトム・クルーズが宙づりになる前のシーンみたいじゃないか?なんかいろんな映画のつぎはぎみたいで、ちっとも面白くない。

それでもトータルで観たら面白いのかもしれない(おいおい、どっちなんだ?)。適当に笑えたし。一番笑ったのは、アンジーがエレベーターをブラピごと木っ端微塵にしたあと、生き残ったブラピがビルの外にでてきたときに、じいさんが「おい、キミ、チクタクいってんぞ」と言われて、上着の内ポケット(ワイシャツのポケット?)にあったボンバーを探し当てるまでのアダモちゃんなブラピだ。もう笑って笑って笑い倒したのだが、そんな観客は30人で私ひとりだった。すごい目立っちゃった。

この笑い倒すという失敗は「タイタニック」で、まだ美しかったレオ(いまではデブって見る影もない)が、ケイト・デブスレットに見守られながら凍った死体でぶくぶく海の中へ沈んでいくラスト間際のシーンで、私は超満員の渋東シネタワーでひとりハクション大魔王みたいにウハウハ笑っちゃって、笑いすぎて、ひとりでど真ん中だった私は、泣き倒している隣からも前からも後ろからも咳払いされてしまったのだ。だってあんな脂肪の塊のデブスレットが死なないのは当たり前で、死にながらもイカダにしがみついてるレオをさらに海に沈めるなんてサイコーじゃないか!!とまた脱線クイーンな私。

でもこのアンジー&ブラピという現ハリウッド一のイケイケコンビなんだから、もっと面白くてもいいんじゃないだろうか。私としては、アンジーのSM女王様っぷりが全編に押し出されるアクションもの(最後のスーパーのシーンはアンジーがトゥーム・レーダーに見えちゃった)が観たいなぁ~。こんなに網タイツとボンテージルックの似合うハリウッド女優はアンジェリーナの他に今は思い浮かばない(でも横顔のショットはやめてあげて下さい)。ブラピはこんな役よりも、初心に返って「リバー・ランズ・スルー・イット」をやりなさい。だめ?

いずれアンジーにポイ捨てされるはずのブラピ。男を食って血と肉にするアンジー。ハリウッド的セレブってこんなもんなのだろうか。そういえば、ヴィンス・ボーンっていろんな映画にでるなぁ~。
Be Coolラインの今回の役もいいかも。「ママ、ちょっと黙っててっ!間違えて撃っちゃうよ~~」とデカイ図体で情けない役がピッタリだ。いろんな役をやって欲しい。私の中では注目度高いです。

そしたら、今日のトップニュースでアンジーがブラピの子を妊娠したっていうじゃないか?!ホントか?(本当らしい。別の投稿記事にトラックバックされたところに間違いなく妊婦なアンジーが写っていたのでご覧下さい)アンジーとブラピの子供、エラが張ってて鼻ぺちゃで唇がぶっくりしてて猿顔の世にも奇妙なハリウッドベイビーの誕生となることだろう。でもアンジーのあの完璧なボディーラインはすごいなぁ~。惚れ惚れする。で、あの最後の「何回ヤってる?」「(10)」と答えたブラピ。昨日の今日だから、なんだか生々しい質問に思えた私だった。結婚するなら末永くお幸せに。あのふたりじゃありえなさそうだけど。

貼り付けた写真、髪型で上手いこといろいろ隠しているアンジエリーナ・ジョリー。
髪は女の命です。

『あなたは正直にカウンセリングの質問に答えられますか』


親切なクムジャさん

2005-12-10 | 映画館

[친절한 금자씨] シネマライズとうきゅう Dec/08 19:00 1300
面白かった。先の復讐2作品は観ていないのだが、これ単発でも十分満足だ。疲れた体にムチを打ち、つまらなかったら絶対に白目を剥く状態であったにも関わらず、独特なスピード感でグイグイ引っ張っていかれ最後まできっちり鑑賞できた。親どもが雨合羽を着て並んじゃうところなんかでは笑えたし。なんといっても、オープニングのバラのツルのような血管のような白と黒のウネウネがカッコイイ。あれだけで、この映画はイケる!と思えた。忘れられない。

リトルスプーンのカレーをつつきながら、友人の、最後のシーンは女の子が死んだって事だよ、だって雪なのに裸足じゃん、ってことに大きく頷いたが、帰ってネットサーフィンしたところそうではなさそうだ。でもワタシ的には部屋を充満する煙が魂なんかじゃなくて、あれでブス子は死んじゃって、最後に、意味のない復讐を遂げた自分の母親を幽霊になって抱きしめるという方が収まりがいい。説明不足なストーリーは感心しなかったが、あの映画を日本人が撮れるか、と問われれば撮れないということだろう。韓国人だから撮れたのか、パク・チャヌク監督の才能かはわからないが。「オールドボーイ」を絶賛して委員長の地位を最大限に利用してカンヌをあげたタランティーノはこれもきっと好きなんだろうなぁ。バイオレンスでありながら笑えるってのがタランティーノの真骨頂だもの。なんだかんだ言ってもワタシも好きである。この監督のものは他にも観なくちゃ。まずはオールドボーイから。

観客人数を数えたら23名。ふ~ん。

ただ今、663位です。いつの日か100位以内に入りたいなぁ


ミート・ザ・ペアレンツ2

2005-11-26 | 映画館

[MEET THE FOCKERS] 九段会館 Nov/18 18:30 試写会
面白かった!と素直に言える映画だ。ズレなく笑わえた。ベン・スティラー、ロバート・デ・ニーロ、ダスティン・ホフマン、バーバラ・ストライザンド。この4人の出演料合計はいくらなんだ?言葉を手話で表す赤ちゃん、あれはCGなしで撮影したのだろうか。前にTVで観たことがあるが、あの手話を解する赤ちゃんはさしずめ人間の言葉を理解するゴリラのなんとかちゃんと同じレベルに思う。赤ちゃんは、やっぱり自然に言葉を発せるようになるまでは表情と泣きで自己表現する方が人間ぽくないだろうか。セックスセラピストという深刻でないBストライザンドが非常にいい。Dホフマンとの相性もぴったりだ。元CIAのデニーロはハマリすぎだし、地下ステーションのようなバスもサイコーだ。でも自分の娘がBスティラーのような彼氏を連れてきたらイヤだなぁ~。顔が嫌いだから。単純な理由です。

更新しないと、当たり前ながら真っ逆さま。
ただ今367位です


空中庭園

2005-11-11 | 映画館
渋谷ユーロスペース Nov/10 19:00 1000
13日で桜ヶ丘での営業を終了し、移転するユーロスペース。私の永遠のアイドル小泉今日子の久々の主演作品を観た。原作はもちろん、予告さえ1、2回ほどしか観ていないのでまっさらな気持ちで臨む。予想以上にいい出来映えであった。小泉今日子が身の丈にあった演技をしていた。コンビニで鈴木杏に声を掛けられたときに見せる氷のような表情は最高だし、なんといっても大楠道代がかっちょいい!あんな風に年齢を重ねられたら夢のようである。媚びない女はかっちょいいのだ。ホテル野猿でのソニンとのやり合いは史上に残るかっちょよさだ。板尾もよかったし、キレている瑛太もよかった。勝地諒は亡国のイージスよりこっちの方がそれこそ彼の身の丈だろう。くせのある魅力的な顔立ちの航くん役が広田レオナの息子だったとは!配役の勝利がこの映画の成功させたのだろう。監督が犯罪者となってしまったいらないオマケがもったいない。でもこのようないい映画がそんな逆境に負けず劇場公開となって本当によかった。そしてそれを劇場で観ることができてよかった。最後のユーロ、最前列で観ました。さようならユーロスペース。

ただ今143位です。ありがとうございます。

コープスブライド

2005-10-26 | 映画館

[Corpse Bride] WS Oct/26 19:30 Theater 3 K-9 1000+100
『死体花嫁』を観た、というより92分の半分はうつらうつらしていたように思う。結局、人間が演じる実写映画しか受け付けない体質であることと、復習を兼ねた予習でもしよう探しまくった「春の雪」は実は持っていなかった(=読んでもいなかった。予習復習どころか教科書がない!状態)その代わりに『コインロッカーベイビーズ』を書棚のトンネルの中から見つけてしまい、読みふけっていたら気付いたら午前2時40分だった、ということで完全なる寝不足状態で自滅した。チャーリーチョコに酷使した音楽(作曲家が同じじゃ当たり前田のクラッカー)と人形劇?で全然オモチロクナイ。ナイトメアももののけ姫も生の人間が出ていない映画は映画館でもTVでも観たことがないのに、流行りを追いかけた私がバカだった。今日の格言:分不相応な行動は自分のクビをしめる。

声だけで聞き分けられる俳優ってなかなかいないんだということを実感。事前に知っていなければ、誰ひとりとしてわからないだろう。ジョニーディップ然り。私だけか?生きている花嫁がグィネスに見えてしまった。それにしてもあれくらいウエストが細くなりたい。

ただ今524位です
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