Fishing-gate 乃村弘栄の日記

 琵琶湖 ミックバスクラブ内 レンタルボート 「フィッシングゲート」乃村の日記です

南米 ガイアナ釣行 その3

2019-02-06 09:31:41 | 海外釣行
南米 ガイアナ釣行 その3

快適なベッドで目が覚める

部屋から出ると目の前には釣り場が広がる

最高の気分の目覚めだ



この日は朝から釣り

この日のターゲットは〝ピラルクー〟現地では〝アラパイマ〟と呼ばれる

今回の私にとっての大本命のターゲット

幼い頃に存在を知り、ずっと憧れていた魚

古代から姿を変えず生きていて 私にとっては神のような存在の魚

ただ食味も非常に美味であるらしく、乱獲により南でも数が激減 現在では野生のピラルクーを見る事は非常に稀らしい

しかし、ここガイアナには未だ沢山のピラルクーが存在してるらしく

初の南米の地をガイアナにしたのは、この〝ピラルクー〟を狙える事が決め手となった



いよいよ神と対峙する時がやってきた

アラパイマ(ピラルクー)のポイントに入れるのは1日に2隻まで 二人一組でボートに乗り込んでいく

片山さん&仁君のトランスセンデンスチームはルアーフィッシングへ 私はもちろんアラパイマ狙い

相方は大物釣り師の〝福岡さん〟



ガイドを務めてくれたのは〝マーク〟

1日毎に船をローテーションしていく予定だったが、結果的に私は終始マークの船に乗っていた

この〝マーク〟が私に様々な刺激を与えてくれる事をこの時の私はまだ知らない



出船

アラパイマのポイントまではロッジから船で1時間以上走った上流にある

期待と不安でドキがムネムネです



アラパイマポイントに向かいながら途中途中でルアーフィッシングを行います

人生初の〝ピラニア〟が釣れた

初のピラニアに興奮気味だったが、ピラニアが釣れるとマークは少し緊張感をだす

某映画の影響で〝ピラニアは人を襲う〟イメージがあるが水中でピラニアが人を襲う事はまずないだろう

ただ、鋭い歯は本気でヤバいらしく一瞬で骨をも砕くみたい それは陸上にあげてからでもだ

実際に現地の方にもピラニアに噛まれて指が無くなってる方がいた



今回の釣行でもトラセンチームの片山さんが15センチ程の小さなピラニアを写真撮影している時に一瞬歯が手に当たっただけで負傷していた

ピラニアの扱いは慎重にお願いします



さてさて

ドンドン魚を釣っていきます



福岡さんにピーコックバス♪



私にもピーコックバス♪



福岡さんに〝ビックーダ〟

この釣り場でのアラパイマ狙いは基本的に餌釣り

ルアーフィッシングはアラパイマ釣りに必要な餌を確保する為に行ってるのですが

これが本当に面白い♪

次から次へと魚がHITします



その場でバラバラにされる魚達

ある程度餌を確保したら、いよいよアラパイマを狙いに行きます



アラパイマは本流ではなくラーゴと呼ばれる止水域で狙います



超サイレントモードでポイントに侵入していくと




そこには神がいた





ボフーーーーン と、時折呼吸をしに水面を割るアラパイマの姿が見える

初めて遭遇する野生のアラパイマ

脳内麻薬全開

緊張で胸が張り裂けそう




足ガクブルになりながらもアラパイマに向かって餌を投げるが反応しない

少し餌を放置するとアラパイマが餌を発見するより先にピラニアが全て食べつくしてしまう

神を守る鉄壁のDF陣だな



何度も何度もアラパイマに餌を投げ込むが反応しない…

同船していた福岡さんの竿にHITするが

残念ながら〝タイガーショベルノーズ〟という鯰

冷静になればかなり興奮する魚だが、この時はアラパイマ狙いなので外道

あくまでも大物釣り師な福岡さん

正直南米の魚には詳しくないみたいで

「これアラパイマですか?」と

すいません 違いますw




夕刻まで粘ったが残念ながらアラパイマはHITせず…

ロッジに戻る事に



快適なロッジで皆で夕食

この日の釣り談義に花がさきます

こんな時間が幸せだ



アラパイマ狙いの別艇では1匹釣れたみたい

釣ったのは片岡さん

まじで羨ましい



ドヤ感たっぷりの片岡さん



この後一人ぼっちになる事を片岡さんはまだ知らない

続く