といって、いまだに調べていない(別に興味がない)人に簡単に説明すると、
国会での質疑応答にて
「今朝はご飯を食べましたか」
「ええ、食べました」
「何を食べましたか」
「パンですけど…」
「さっきご飯って言ったじゃないか!虚偽答弁だ!審議拒否だ!任命責任だ!問責だ!」
という流れがやたらと目立ちましたな、というものに、そう名付けたのだと聞いたよ。
まず、川柳の基本は、五七五の形である。
ちちいぴいぴいとわれの真うへに来て啼ける落葉が枝の鳥よなほ啼け(若山牧水)
短歌の世界でも、八のように見えて音が五という「ちちいぴいぴいと」が許される場合があるが、あくまでも亜流である。字余りや字足らずを多用すると鬱陶しいばかりか、選者によってはこうした例外に理解を示さないこともあるかもしれないので慎重さが必要だ。
そして、五七五の中に全てを収めなくてはならないため、冗長な表現は嫌われる傾向もある。
松嶋やさてまつしまや松嶋や(田原坊)
繰り返しによって非常な感嘆を表現した秀逸な句も現にあるが、我々がそれをしたところで、単に「芭蕉の真似」くらいに思われて終わりである。技術のいらなさでいえば、テーマの絞られた「足クサ川柳」のほうが取り組みやすいかもしれない。何のことをうたっているのかを五七五の中で説明しなくとも、前提として決まりきっているから。
「わかっていることは書かない」「必ず五七五でまとめる」それが基本である。よろしく。
年齢とともに宝くじに寄せる期待が大きくなり、外れたら心底がっかりするようになった、という声を聞いたことがある。そしてそれは実感をもって我が身にも襲いかかってくる。ああ、まったくだまったくだ。
先般抽せんのあった年末ジャンボ宝くじが、例によって外れた。そこでしみじみと自己反省会をしていたところである。宝くじは純粋に確率のみによって成るものと信じているから(抽せんの矢の発射を精密に制御してあって、高額当せんは売れ残った番号にしか当てない仕組みになっている、との奇説もあるが)、少なくとも舞台に上がりさえすればその機会は均等に与えられるとずっと思っていた。事実そうなのだろうが、ちょっと待てよ。
販売総額のうち、購入者への還元率が、パチンコ80%は嘘だと思うが競馬競輪75%、宝くじ45%程度(今回のは50%近い割り当て)と、この段階でもう宝くじの「期待値」は小さい。もちろん、大当たりしたときの破壊力が魅力なのだが、別に考えなくてもよかったのに考えてしまったのは、その当せん確率である。おおかたの人にとって、当たるのは、上の表で20%を占めるにすぎない6等、5等だけである。4等まで幅を広げたとしても、その配分は21.7%でしかない。1等と前後賞で16.7%をさらう人の数は、あまり厳密でない分野の学問であれば無視できる程度のものであった。だから、実際上は、これは決して大当たりをすることのない還元率20%のくじであるも同然といえる。魅力と思っていた大当たりは幻想であり、これが現実だったのだ。
なに、そんなことは初めからわかっていた?うるせえよ馬鹿。
自動車で進路変更を行う場合、必ずウインカーを出すよう気をつけたいというか、皆が気をつけてほしい。最後尾を走っているときにはとりたてて必要がないと思っていたが、この間、後ろから二番目を走っているときに車線変更をしようと後ろを確認したら、最後尾の車が、合図なしで同じ方向に車線を変え自分を追い越しにかかろうかという姿が鏡に映っていた。すかさず合図を出して前をふさいだのは、合図を出さずに進路を変えようとするその不躾さが不愉快だったから。たとえ最後尾でも、合図は出すように心がけたいというか、皆に心がけてほしい。
驚くほど電気の知識がないので、ネット上で見つけた記事の細部が理解できないまま漠然と理解した結果が、だいたい下のような感じ。
電信柱の電線から電気が来ている区域は、その電線を目でたどることができる。見れば、ひときわ高い場所を通っているのが6600V線、一般家庭に直接引き込まれている低めの電線が200V/100V線で、それは、ところどころの電信柱の上についている変圧器「柱上トランス」により調整されている。
太陽光発電による売電は、従来の電力供給とは逆方向に押し流すのだけれども、押し流す範囲は、あくまでも200V/100Vの変圧器にぶら下がっている各家庭間にとどまる。ということで、日中の発電時に他の家々が電力を消費していなければ売電をすることができない。皆が太陽光発電設備をつけたとき、皆が同じ時間に一斉に発電をするわけだから、区域内で消費しきれない、売りきれない電力が生じることが当然起こりうる。そこで消費される順位は、物理的に200V/100Vの変圧器に近い家庭からの電力であり、区域内で余った場合、常に変圧器から遠い家が割を食う仕組みとなっている。
という理解が正しいとして、さて、我が家につけたときの順位を考えてみた。見たところ、我が家を含むその区域の範囲は、1軒のアパート(4戸入り)と戸建て11軒がぶら下がっている。その12軒のうち、我が家は順位としてはアパートを含め5番目くらいで、現在発電システムをつけているのは我が家より上位に1軒と下位に1軒ある。そして、上位の未設置家庭のうち、つける可能性がありそうなのが、厳しく見ても1軒だけと見込んでいる。だから、我が家が設置すれば2番手か、悪くても3番手にはなって、下位も含め今後の設置が見込まれそうな家庭が少ないところを見ると、我が家は比較的好条件に恵まれている気がしてきた。
だけど僕にはお金がない。
ひげをそる。 !A afeitar! Ahora afeita.
特に若い人は顔に点数をつけられがちな社会環境を生きております。そこでは「中の上」とか「並」とかいった表現がなされますが、「中」の評価って、想像するに、よっぽど好条件が整わないと達成しないのではないか。いわば「普通」の顔。あらゆる部品がともかく平凡に構成されていたとしても、ただ一点、例えば「ひげが濃い」という要素がたった一つあるだけで、たちどころに印象が「普通」から外れてしまうから。造作がどうとか全体の印象がどうとかを差し置いて、その一点だけが評価点となってしまうおそれがあるのです。
T-falの湯沸し器 vitesse の電源スイッチが、こちらと同じ原因で機能しなくなりました。硬いプラスチック部品に微細な穴を開けて針金で結ぶ、などという加工ができれば直るだろうな、と想像するものの道具がなく(そういえば小型の電動ドリルを持っていたのを今思い出した)、ボンドで接着してみました。乾いてきたらそれなりの接着力を発揮し、見事電源が入るようになりました。やった!温度センサーに対応して自動で切れるかどうか自信がないので、怖くて使えませんのですけどな。8年くらい使ってきた丈夫な品です。
時々、何かわからないまま略号を使っていることがあって、気が付いたときには調べてみるようにしている。会社名のアルファベット表記で「K.K.」とあるのが「かぶしき・かいしゃ」とか、「ジョン・F・ケネディ」のFが「フィッツジェラルド」とか、化粧品販売で名をはせるあの会社「DHC」が「大学翻訳センター」とか、そんな感じ。調べるといっても、今どきですからGoogle先生がたいていは教えてくれます。でも「ワシントンD.C.」の「District of Columbia」は、日常生活で役に立つ機会なし。
そして、ちょっとした電卓についている小数点表示設定の「F」が、昔からの疑問でありました。特に根拠もなく、なんとなく浮動小数点を表すっぽい「Float」かな、と思っていましたが、他に「Free」と唱える説もあり、新たに表示枠を目いっぱい使う「Full」説、そしてやはり根拠に乏しいけどそれっぽく聞こえる「Flow」など、諸説乱立。頼りのGoogle先生もこれといった答えを用意してくれず、正解はあるはずなのに、いまだ疑問のままであります。
アボカドは、適切な環境の下で生育した場合には、おおかたの日本人の想像を絶する巨木となります。私たちがスーパーマーケットで目にするアボカドの実の多くにはメキシコ産の表示がありますから、木が豊潤に結実するためには、私たちの考える「温暖」の域を超えた、熱帯級の温度が必要となるに違いありません。
我が家でも、いくつかの種の発芽を試みましたが、発芽したのは今のところ一つです。一説には、一旦冷蔵環境に置かれると、非常に発芽しにくくなるといいます。近隣では、天満屋ハピータウン各店では常温の陳列ですが、三井生協各店においては冷蔵棚に並べられています。輸送の段階で冷蔵されていると避けようがないのですが、少なくとも、店頭で冷やされているようではその価値が損なわれることは疑いありません。そう思って見ると、なんとなく、発芽しなかったものは押しなべて三井生協での購入であったような気がしなくもありません。
まず種から油脂分を洗い落とします。そして下半分(種には上下があり、ときに判別の難しい形があるものの、まあ、膨らんだほうが下)を水に浸し、1~2か月待ちます。種が割れ、根が伸び、芽が出てきたらひとまずの成功です。あとはとにかく暖かく日当たりの良いところに置きましょう。
毎日抽せんとなって久しい、ご存じ「ナンバーズ3」。1000通りの数字の中から一つを選んで待ち、1000分の1の確率で賭け金がおおよそ450倍になる遊びである(当せん本数によって賞金の配分が変わるが、もちろん皆の選びかたには偏りがあるので、当せん金額は450倍より高くなることも、極端に低くなることもある)。一口200円で、当たれば9万円(理論値)である。
買いかたの種類に「ミニ」というのがあって、下二桁を選んで100分の1の確率に賭けることもできる。200円を買えば、100分の1の確率で9000円(理論値)である。
これを10通り買ったとすれば、10分の1の確率で2000円が9000円(理論値)になる。
それをやった。当たるまで買い続け、はずれが続くごとに購入口数を増やしてゆき、当たった時点でそれまでの購入金額が回収できるやりかたである。赤黒(偶奇数、18より大きいか否か、でもよい)ほぼ2分の1の確率で2倍になることが決まっているルーレットで、賭けるチップを倍々にしてゆけば勝った時点で必ず1枚のプラスが出る「マーチンゲール」のようなものだけれども、倍率が保証されていないのが玉に瑕。
購入額 当せん額 累計
2,000 -2,000
2,000 -4,000
2,000 -6,000
2,000 -8,000
4,000 16,000 4,000
2,000 13,000 15,000
2,000 13,000
2,000 11,000
2,000 9,000
2,000 7,000
4,000 21,200 24,200
購入総額26,000円に対し、50,200円が当せんし、差引24,200円のプラスとなってやめた。何事も、引き際が肝心である。
一応「4倍」を想定していたところ、3回とも想定以上であったのと、いずれも早い回数で、ちょうど口数を増したときに当たったことは単に運がよかっただけ。1周目、2周目が連続で当たったのち、調子に乗って突入した3周目で立て続けにはずれたとき(むしろそれが普通)、やめておけばよかったと後悔したもので、それでもう4周目には入らないことにした。
そういう事情なのであまり人にお勧めはできないが、潤沢な資金のある人ならこうした遊びもなお楽しめるのではないか。ちなみに、10分の1が10回連続ではずれる確率は30%程度である。10回までに当たる確率は70%に近い。
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フランス語で「lapin」といえば飼いウサギを意味し、野ウサギを言うのであったらば「lièvre」であるが、野ウサギでも「lapin」でもない例。ひょっとすると、フランス語でないのかもしらん。
音(振動)は、密度の高いものの中のほうが伝わる速度が速いため、真空中では伝わらず、1気圧の空気中では秒速320mとかそのへんで、水中では深いほど速く、硬い岩盤では秒速7kmとかの速さが出るといいます。
昨日、奈良県をマグニチュード2.3の巨大地震が襲い、西日本全域に緊急地震速報が流れました。このへんを中心にした160kmの円がちょうどそのあたりを通っていなかったかな、と思うので、初めの波が伝わってくるのが、早ければ発生の20秒そこそこ後になると思う以前に自分の電話機には緊急地震速報を受ける機能がないのですが、そのようなことを考えている間に20秒くらいは軽々と過ぎているわけです。そして一向に揺れが来ないまま、2分くらいしてから建物の外に避難した。ひでえ。
振動の伝わりかたには、「縦波」と「横波」があります。言葉ではなかなかつかみづらいもので、そこはGoogle先生の図表を参考にしてください。進行方向に対して縦に伝わるものが縦波、進行方向に対して横に伝わるものが横波。物理性質上、縦波のほうが伝わりかたが速く、横波の1.7倍くらいらしいぞ、といわれています。その速いほうが音速と同等なのではないかと思っています(※個人の感想です)。
地震の波が遠方から水平に伝わってくる場合、初めのP波(初動波は、速度の速い縦波)は横揺れを伴い、二番目のS波(本格的に訪れる第二波は横波)が縦揺れを伴います。しかし真下から来るときは縦波が縦揺れ、横波が横揺れ、という、あれは言葉の名づけかたが混乱の元になっている感じがしてなりません。