弘前高校山岳部OBの中でも米炊きに関しては一番らしい。
高校時代、山岳部に所属していましたが、米を炊くのに失敗したことはありません。一度だけひっくり返すのに失敗しただけで、コッヘル(山岳用の鍋の事)で米をふっくら炊けます。親の薫陶というべきか野外で米を炊くのは結構得意なのです。そんなわけで今回は米の炊き方の紹介です。
用意するもの
・米 人数分(一人あたり一合)
・水 数リットル
・コッヘル(蓋必要)
・ガスストーブ(山岳用のガスコンロだと思いねぇ)
・軍手
あとあればスプーン(金属製がベスト)
1. 用意
きれいに洗ってあるコッヘルに人数分の米(一人当たり一合)を入れる。ガスストーブはガスの容量に注意。お勧めはEPIガスのエクスペディションスペシャルガスボンベをプリムスのP-171ハイパワーバーナーで使う……(よい子は危険なのでやめておきましょう)
2.米を研ぐ 研ぐ回数は二回から三回、すすぐ回数も同じ感じです。あまりごしごし研がないでさっぱりといきましょう。水を捨てるときは米をこぼさないように注意。あとテントの外で作業すること。
3. 吸水 蓋をして吸水は三十分以上、冬季はできれば一時間以上、朝から動くときは寝る前に研いで吸水させる。水の量は米の上に手を載せ手首の上まで(手の甲の上にあるこぶより上が目安)たっぷりと、少なすぎると芯のあるご飯になるので多めに入れることをお勧めします。水は多すぎても炊いてる間に蒸気で飛んでいくので特に問題なし。炊き込みご飯等の素を入れるときは水は今言った量で入れて、その上で炊き込みご飯の素を投入すること。
4. 炊飯 ガスストーブの上に米の入ったコッヘルに蓋して乗せ、水気がなくなるまで中火から強火で炊いてください。水気の判断は蓋を開けて水がなくなったかどうか確かめるのも一つですがこれは危険なので、コッヘルの蓋にスプーンや軍手等でさわり、沸騰した感じがしなくなったら火を止める。
5. 蒸らし この工程が無いとおいしいお米が炊けません。コッヘルをひっくり返し、新聞紙や木の板の上に置いて十分以上蒸らす。これが米に水分をいきわたらせ、ふっくらとさせる秘訣です。ひっくり返すときには注意してください。米をこぼす可能性があります。(注:大会でやって、皆に迷惑かけました) 注意としては、冬季などはコッヘルが冷えないように注意してください。あとコッヘルに化繊のもの(例:テント、ビニールシート、シュラフ、ジャンパー等)を接触させないこと、物が融けます。
6. 実食 文句を言わずに食え。
こんな感じで、山で米を炊いてました。実際、やわらかく炊き上がる方が多かったですが、芯があったり焦げたりするよりましでした。
元慶応ボーイの山岳部顧問(英語教師)からの依頼で米炊きの方法を書いてくれと言われたので、それに応える形で書いてみました。皆さんからのコメントをいただければと思い今回はblogで文章に起こしました。
顧問とは二年ほどの付き合いでしたが、なかなか味のある人で、何故か練習登山の時には、酒のつまみの燻製モノ(イカクンとかタラクンとか)支給されましたし、未だに登山の時にはニッカボッカで来ていました。競技に対してはとやかく言う人ではなかったので私たちの世代(といっても自分の学年は自分一人)は結構自由にやらせてもらいました。そんな彼のためにも、もう少し部員が増えてもらえればいいなと思います。
話とは全然関係ありませんが、先代顧問であったアベトンは今でも岩木山を守るために努力しているようなので、近辺に在住の方はできればご協力ください。
高校時代、山岳部に所属していましたが、米を炊くのに失敗したことはありません。一度だけひっくり返すのに失敗しただけで、コッヘル(山岳用の鍋の事)で米をふっくら炊けます。親の薫陶というべきか野外で米を炊くのは結構得意なのです。そんなわけで今回は米の炊き方の紹介です。
用意するもの
・米 人数分(一人あたり一合)
・水 数リットル
・コッヘル(蓋必要)
・ガスストーブ(山岳用のガスコンロだと思いねぇ)
・軍手
あとあればスプーン(金属製がベスト)
1. 用意
きれいに洗ってあるコッヘルに人数分の米(一人当たり一合)を入れる。ガスストーブはガスの容量に注意。お勧めはEPIガスのエクスペディションスペシャルガスボンベをプリムスのP-171ハイパワーバーナーで使う……(よい子は危険なのでやめておきましょう)
2.米を研ぐ 研ぐ回数は二回から三回、すすぐ回数も同じ感じです。あまりごしごし研がないでさっぱりといきましょう。水を捨てるときは米をこぼさないように注意。あとテントの外で作業すること。
3. 吸水 蓋をして吸水は三十分以上、冬季はできれば一時間以上、朝から動くときは寝る前に研いで吸水させる。水の量は米の上に手を載せ手首の上まで(手の甲の上にあるこぶより上が目安)たっぷりと、少なすぎると芯のあるご飯になるので多めに入れることをお勧めします。水は多すぎても炊いてる間に蒸気で飛んでいくので特に問題なし。炊き込みご飯等の素を入れるときは水は今言った量で入れて、その上で炊き込みご飯の素を投入すること。
4. 炊飯 ガスストーブの上に米の入ったコッヘルに蓋して乗せ、水気がなくなるまで中火から強火で炊いてください。水気の判断は蓋を開けて水がなくなったかどうか確かめるのも一つですがこれは危険なので、コッヘルの蓋にスプーンや軍手等でさわり、沸騰した感じがしなくなったら火を止める。
5. 蒸らし この工程が無いとおいしいお米が炊けません。コッヘルをひっくり返し、新聞紙や木の板の上に置いて十分以上蒸らす。これが米に水分をいきわたらせ、ふっくらとさせる秘訣です。ひっくり返すときには注意してください。米をこぼす可能性があります。(注:大会でやって、皆に迷惑かけました) 注意としては、冬季などはコッヘルが冷えないように注意してください。あとコッヘルに化繊のもの(例:テント、ビニールシート、シュラフ、ジャンパー等)を接触させないこと、物が融けます。
6. 実食 文句を言わずに食え。
こんな感じで、山で米を炊いてました。実際、やわらかく炊き上がる方が多かったですが、芯があったり焦げたりするよりましでした。
元慶応ボーイの山岳部顧問(英語教師)からの依頼で米炊きの方法を書いてくれと言われたので、それに応える形で書いてみました。皆さんからのコメントをいただければと思い今回はblogで文章に起こしました。
顧問とは二年ほどの付き合いでしたが、なかなか味のある人で、何故か練習登山の時には、酒のつまみの燻製モノ(イカクンとかタラクンとか)支給されましたし、未だに登山の時にはニッカボッカで来ていました。競技に対してはとやかく言う人ではなかったので私たちの世代(といっても自分の学年は自分一人)は結構自由にやらせてもらいました。そんな彼のためにも、もう少し部員が増えてもらえればいいなと思います。
話とは全然関係ありませんが、先代顧問であったアベトンは今でも岩木山を守るために努力しているようなので、近辺に在住の方はできればご協力ください。