こんにちは(;^ω^)
眼鏡士の林原です(*'▽')
これからは、頻繁に更新できるように、日頃の体験も兼ねた内容にしていきます。
①40代後半の女性
・約-4.00Dの近視眼(25㎝位の距離でピントが合う眼です)
・PD68mm(右眼と左眼の距離)
・普段はメガネを掛けずに生活(車を運転する時のみ装用)
・以前メガネを作製してから3年以上経過(矯正視力は0.5)
屈折測定の案内・・・問診➝雲霧法で測定➝斜位確認➝加入確認・・・
測定の結果から、今までのメガネと比較して、3段階は強くしないと運転に必要な視力に満たないと判断しました。しかし、メガネを常用していない方にとっては、違和感が増すばかりです。
そこで遠近の提案です。近く以外はぼやけて見えているのが当たり前の生活、遠方を見やすくする分、違和感が強くなる。更に、メガネを掛けたままだと手元が見え辛くなる・・・全部解消できました!!
・遠用部の度数を完全矯正値から3段階くらい下げているので、加入を強く入れる必要はなくなる。
➝一般的には遠近特有のフワッとする感じが軽減
➝この方にとっては、歩く際に累進帯(度数が変化する範囲)や近用部に視線が来ても、裸眼より見やすいため、違和感として捉えにくい
・近用部だと40㎝位距離をあけて、楽に見ることができる。
➝裸眼だと25㎝位でピントが合うため近過ぎる。また、PDが68mmなので、輻輳(寄り目)をいっぱいしないといけない。
➝低加入なため、近用部の視野も広くゆがみも感じにくい。
抵抗なく遠近を選択下さいました(≧▽≦)
その人の眼に合わせた提案・使用環境に合わせた提案等をさせて頂きますので、お気軽にご相談ください(^.^)/~~~