皆さん、またもや大変お久しぶりです
久しぶりの投稿ではありますが、
ちょっと悲しいお知らせをすることになってしまいました。
以前、何回かこのブログでも紹介していた
モルモットの“ペス”が一昨日15日の19時半頃、息をひきとりました。
あたしが横須賀の実家に帰っている途中、ママから電話がありました。
電車内だったのだけど、ちょうど逗子駅に5分くらい停車中で
あたしも何だか胸騒ぎがして、電話に出たら。。。
『ペスが、ダメみたい』
その言葉を理解するには、暫くの時間が必要でした。
電車の中だったけど、ボロボロ涙は止められなかった。
ペスと初めて会ったのは、ある番組がきっかけでした。
もう5年も前の話になりますが(笑)昔出演したバラエティ番組が
後楽園でルナパークというイベントを夏の間開催していたのですが
そのパーク内で、南米縦断中ワゴンで飼っていた‘モルモットに触れよう’
というコーナーで、里親を希望したのが始まりでした。
最初は手の平に乗るほど小さく、全然人に慣れずビクビクしてたペス。
その頃、あたしも初めて実家を出た時期で、実はものすごく癒されてました。
あたしが朝起きたり帰ってくると、『おかえりっ!ご飯!』って騒いで。
少しずつ人に慣れてきて、撫でるとクルクル鳴くようにもなりました。
本当はあまりよくなかったみたいだけど、一緒にお風呂に入ったりも…。
半年後、色々な都合で飼えなくなり、横須賀の実家に預けることにしました。
それからは、うちのママはとってもお世話が好きな為
ペスはどんどんワガママ。。。人にますます慣れていったのです。
横須賀に行くと、驚く程ペスが変化しました。
①まず高級キャベツの食べ分けが出来るようになった(安いのは食べない)
②みるみるうちに太り、小屋に入らなくなり、ゲージも買い換えた
③人が何かを食べ始めると、ペスもご飯をねだるようになった
④おやつのクッキーの袋の音が聞き分けられるようになった
⑤音楽や携帯の着信音に反応し、クルクル歌うようになった
⑥自分が“ペス”だと認識し始めた
⑦クッキーをあげると、後ろ足だけで立ち上がるようになった
⑧最終的に、1.3㎏まで大きくなった!
あと他にもいっぱいあるんだけど
一番大きいのは「あたしを忘れた」ってことです(笑)
まぁ、あんまり実家に帰れなかったし
妹がすごくペスを可愛がってたから、どっかで刷り込み的なことが起こったかな
今年に入ってから、少し元気がなくなっていて、あんまり騒がなくなりました。
まぁペスも歳だからかなぁ…なんてボンヤリ思ってたんだけど。
一昨日、ママが仕事から帰った時は、ご飯もしっかり食べ切っていて
夕ご飯前に、手足を洗ってあげようとしたら、すごく暴れたそうです。
その時、急にぐったりして、大きく息を2~3回した後、
ペスの心臓は止まってしまいました。
心臓麻痺でした。
大好きなママの手の中で、あんまり苦しむことなく逝ったのは、
すごく幸福な最後だったんじゃなかと、思うのです。
あたしは看取ってあげられなかったけど、
ちょうど横須賀に帰る日まで、頑張ってくれたのかなぁとさえ思えます。
土曜日、周りに花をたくさん敷き詰めて
毎日食べていたリンゴもまるまる1個入れて、火葬場へ連れていきました。
骨がしっかり残るように、ゆっくり1時間かけて焼かれて。
梅雨に入ったはずなのに、雲ひとつない空。
きっと迷うことなく、空のもっと高いところへ、昇っていけたんだろうな。
実はペス、江川家で1番長生きしたペットでした。
かなり愛着があったから、お骨を持って帰ることに。
350ml缶くらいの小さな骨壷に、ひとつひとつ大切に入れて。
家族みんな、わんわん泣いて泣いて。。。
あたし、モルモットってもう少し意思の疎通ができないと思ってたけど
約5年、一緒に暮らすと、もう家族同然になっていました。
命はやっぱりかけがえのないものなんだ、って。
毎日ニュースで流れる殺人事件?
到底理解が出来ない。
小さくても
大切なことを教えてくれたペス。
本当にありがとう。
安らかに眠ってね。
家族が亡くなるのは切ないけれど、大切な思い出ができた事はかけがえのないものだからたまに思い出しながら前に進みたいですね!
行きましたよ、ルナパーク★
・・・長生きしたほうでは??
5年・・・長いですね。
長くなってしまいましたが、今はさびしいと思いますけど、ずっと見守ってくれていると思うので、これからも頑張ってください。