生猿人~ナマエンジン~

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表参道で寿ゴスペルしてきた

2016-10-20 | 音楽
…前回の日記から既に1週間経ってて。
急なライブラッシュだった先週。
土曜日は以前所属してたゴスペルクラスの仲間の結婚式披露宴で歌ってきました。
それからもそろそろ1週間。
でも体感的にはまだ3日位。
ボンヤリし過ぎのダメ人間。

ともあれ、こちらも久し振りの寿ゴスペル。
2曲でしたが。
何かね、イイよねー。結婚式で歌うの。
幸せしかない空間だもの。
大抵主役以外は会場に入った瞬間「初めまして」の人達なのに、
嬉しそうに迎え入れてくれて、
だからこっちも「(歌わせてくれて)ありがとう」と「おめでとう」しかないからねー。
イイよ、結婚式の余興。

『余興』って言葉に何となくもやっとする事もあるけど(笑)
式場のスタッフとかも「あぁ、余興の人ですね(笑)」みたいな空気がたまーにあるのは、
多分言葉の音のイメージのせいな気も。
だからあれよ、『ギフト』。
歌(音楽)の贈り物。

まぁ言葉変えても結局『余興』なんだけど。
毎回色んな会場で、色んな反応で楽しいし、嬉しい。
一緒に手拍子して楽しんでくれたり。
新郎新婦のお友達が感動して泣きだしたり。
これはもらい泣きするから、「あ、あのテーブルのあの人泣きそう」って空気を察したら、
そちらは見ない方向で(苦笑)
今回も目の前のテーブルで泣きだした子がいて、いかーん!と思いましたが。
でも、それも含めて、やっぱり嬉しい。

今まで色々な所、色々なお式で歌わせて頂いて、
それぞれ記憶に残ってるけど。
311の直後の結婚式で、
でも我々は「え?電車が運行してるなら行くよ」って。
当日も余震来たりしてたけど、全員参加して歌わせてもらって。
でも会場の広さに対して、テーブルの数が…?って事があって。
実は新婦さんが外資系の方で、
出席する予定だった同僚達が、本国からの連絡で皆帰っちゃった…って。
それなのに、直接彼女達を知らない我々が、余震も続いてて、
中には被災してるメンバーも居たのに、
誰も欠ける事なく歌いに来てくれた、ありがとう。
って、本当に喜んでくれた、って歌を頼まれた子から聞かされたのが、
寿ゴスペル歌わせてもらう度に思い出す。

我々は「え、歌わせてくれるの?行く行く!」って楽しくてやってるだけなんだけど。
それが、誰かの良い思い出の一つになったら、これはもうなんちゅーか、スゴイ事だな、と。
でも、また次いつか「結婚式で歌うメンバー募集してるんだけど…」って話が来たら、
「行く行く!」って軽ーく乗っかるんだろうけど(笑)
でもね、やっぱ、何であれ人さまの人生の大切な日に関わらせて頂くんだから、
半端な気持では引き受けないし、音楽にも失礼が無いように、は心がけてる。
これからもそれはちゃんと心に置いて行く。

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