雪の中の秘境駅巡り

飯田線の駅巡り２日目、今日は山道を通らないと、駅から離れることができない秘境駅を中心に巡ることにした。

朝６時20分起き、会社へ行く時と大して変わらない。駅舎の中に宿があるのは大きい。まず、位置は静岡、川を渡ると愛知・長野の県境という駅から駅巡りする。大嵐は近くに橋があるので対岸に渡れるが、小和田はそれがない。川と逆側は断崖絶壁で車道に出るには数時間かかるまさに秘境駅だ。小和田で列車を待っていたら、川を船が通っていった。

長いトンネルを抜けて水窪の街へ。山奥にあるが、これでも浜松市内で。浜名湖の北側に行くバスもある。街は坂の上に造られているが、そんなにきつい上り坂はなかった。城西駅の近くには、川の上にある橋ながら、対岸へ渡らない渡らずの橋があった。

再び長いトンネルを抜けて長野県へ戻る。温田という駅で１時間ほど時間があったので、川を渡って隣の町へ出たら、スーパーを発見、コンビニがないから昼食をどうしようかと思っていたけど、これはついている。安いチャーハンをレンジでチンして駅の待合室で食べた。

昼食の後、１時過ぎからゆきがちらつき出す。最初は白く染まる程度の雪だったが、15分ぐらい山の方へ向かって電車に乗っていたら、普通に大雪になっていた。ネットの予報ではこんなに降らないはずだったのに。yahoo天気では0.3ミリという予報が４ミリに、ＧＰＶも霙程度だったのが大きく外れた。

それでも予定通り駅巡りを続ける。いつ電車が止まるかわからない状況だけど。でも、秘境駅で電車が来なかったら最悪、周辺に民家のないところで、遭難に近い状態になってしまう。幸い、電車は７分遅れた程度だったけどね。

飯田の町のなかは、山奥より雪が積もっている状況なうえ、まだ降り続いている。でも予定通り、１つ手前の駅から飯田駅まで歩く。それも40分以上。パウダースノウのせいか、普通に歩けるし、疲れもしない。そのうえ寒さも感じない。途中２回こけたけど。

飯田駅を見つけたあとに夕食、居酒屋以外にラーメン屋が一軒開いていた。雪なのに自分以外にもお客さんはいた。

明日は雪が止むけどどうなるのだろうか。最低限、東京に帰れればいいのだけどね。