ブログ更新がままならず、状態で、今日も6月25日(日)の朝日カルチャーセンター名古屋教室のオンライン講座用レジュメを作ったあと、しばらく死んでました(笑)。どうもWordというソフトがいまだに使いこなせず、写真と文字を組み合わせるのに四苦八苦。さらに、罫線引いて表をつくるのに四苦八苦。どーして表に写真を入れたら、がらがらと文が崩れるのよー!とまたまた四苦八苦で、この3日間ぐらい四苦と八苦のてんこ盛り。やっとできて、講座の担当者の方にリハーサルをお願いし、何とかなりそうだとホッとしたあと、気が緩んでバタンキューだった次第です。この講座の担当者の方は素敵な女性で、今日も「最強の肩車」バスタオル持参でリハをやって下さいました(このバスタオル、肩に掛けると右肩にビーム、左肩にラーマが乗っているような気分になりそうですね)。アクスタのこととか、いつも新しい情報をいろいろ教えて下さってすごく助かるのですが、一部はレジュメにも盛り込んでいます。講座を申し込んで下さった方には、『RRR』をタイムラインで記録していろんなポイントを書き加えたそのレジュメが、講座前日の夕方には届くと思いますので、お目通し下さいね。
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その『RRR』ですが、先日流した配信の情報には、どこの配信サイトで見られるのかが書いてなかったですよね。もうご存じだと思いますが、U-NEXTでの配信が始まりました。そして、こんなコラムもU-NEXT SQUAREに書かせていただきましたので、参照していただければ嬉しいです。あと、Amazon Prime Videoでも始まりましたが、Netflixはナシ、JAIHOもありませんね(地元?なのに)。ということで、これまで劇場に行けなかった方は、どうぞ配信でお楽しみ下さい(しかし、結構お値段が高いですねー)。また、TSUTAYA等は、7月5日(水)からレンタルソフトが登場するようなので、それをお待ちいただくという手もあります。劇場で200回ご覧になった方もいらっしゃるそうですが(講座の担当者さん情報)、配信にレンタルでさらにその回数が増える方がいらっしゃることでしょう。こんなに愛される『RRR』、この、幸せ者!という感じですね。
もう一つ、映画の話題というかお願いを書いておきます。現在<インディアンムービーウィーク2023パート1>がキネカ大森で開催中ですが、明日6月22日(木)~6月28日(水)はタミル語映画の人気者ヴィジャイ映画の特集となります。公式サイトをご参照の上、未見の作品があったら今回ご覧になっておいて下さいね。
そして、その次の週は、新作映画3本を中心とした、これまでの上映作品からピックアップした作品が見られるのですが、今回新作映画の中に、珍しく私が字幕を担当した作品が入っています。2012年の東京国際映画祭で上映されたリティク・ローシャン主演作『火の道』(2012)です。
『火の道』
2012年/ヒンディー語/174分/原題:Agmeepath【字幕協力】東京国際映画祭
監督:カラン・マルホートラー
出演:リティク・ローシャン、リシ・カプール、サンジャイ・ダット、プリヤンカー・チョープラー
同名のカルト的人気作のリメイク。ムンバイ沖の小島に暮らす少年ヴィジャイは、教師の父から人生訓として、「火の道」という詩を教わりながら育つ。ヴィジャイの父は人々の尊敬を集めていたが、麻薬ビジネスを興そうとした地主の息子カーンチャーに反対したことで、彼に殺害されてしまう。母と共にムンバイに逃れたヴィジャイは、父の仇を討つために麻薬マフィア・ラーラーの手下となり、アンダーワールドでのし上がっていく。
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そして、こちらにTIFF上映時のブログ記事があるのですが、監督のカラン・マルホートラに結構詳しいインタビューをしていて、我ながらちょっと感心しました(笑)。ストーリーも長めに書いてありますので、ぜひ読んでみて下さいね。今回はこの時の字幕を二次使用した形で、TIFF事務局の了承を得て当時の字幕データを提供してもらい、縦字幕を横字幕に直すなど、いろいろ手を入れて仕上げました。私も少し直したのですが、字幕制作会社ホワイトラインの担当者さんがそれはそれは丁寧にチェックして下さり、いろいろ有益なアドバイスを下さって、それを生かす形で完成させました。リティク・ローシャンはもちろんのこと、その恋人役のプリヤンカー・チョープラー、そしてリティクの敵役となるリシ・カプールとサンジャイ・ダットが悪役として極上の演技を披露してくれていますので、どうぞお見逃しなく。特にサンジャイ・ダットは『K.G.F:2』でも悪役で登場しますので、『火の道』をご覧になって悪役ぶりを比較してみるのも面白いかと思います。インド版予告編を付けておきますので、本編をぜひご覧になってみて下さい。
Agneepath - OFFICIAL Trailer