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アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

7月25日(金)は大忙し!!<その①>インド映画ファンはル・シネマに走れ!

2025-07-07 | インド映画

今年は6月から始まった気温30度越えが、「これからが本番でっせ!」とでも言うようにますます暑くなる7月となりました。しかしこの7月、我が家のスケジュール表もメチャ混みの熱さで、もうバターになってとろけそう。今やっている仕事は、①TUFS Cinema『炎』のQ&A作り(皆さん容赦なく、1枚の質問票に4つも5つも質問を書いて下さっていて、回答を書きながら脂汗を流しています)、②<サタジット・レイ レトロスペクティブ2025>の劇場用パンフの校正、③7月21日(月・休)のインド映画トーク@インド宮廷料理「マシャール」の準備、④ある映画祭のインド映画作品紹介文執筆、⑤某書店から出る面白い企画本の2項目執筆、と、もうすぐ脳の容量がパンクするぞ~、という仕事量。これが7月締め切りで、まだ8月8日締め切りの仕事も控えているんです、とほほ。でも、今年はこれまであまりお仕事がなかったので、インド行きの費用を貯めるためにも、たくさんのお仕事がいただけるのは嬉しい限り。扇風機かけてがんばります。エアコンもざっとながら掃除されて待機しているので、熱中症対策も万全です、よっしゃぁ!

 

絶対インドより暑い! インドで食べたアイスが食べたい!!

しかしながら、7月中に公開される映画もいろいろご紹介したく、それがまた7月25日(金)に初日が集中と、期日がモロかぶりのためにどうしたものか、と立ち往生。今日オンライン試写を見せてもらった香港映画がまたよくて、これは明日じっくりご紹介することにして、今日はインド映画関連のインフォメーションをちょこっとだけ。

<サタジット・レイ レトロスペクティブ2025> 公式X 

まだ上映スケジュールが発表されませんが、着々と決まりつつあるようで、7作品をうまく組み合わせ、インド映画ファンの皆さんに全作品を見ていただけるように劇場さんがお知恵をしぼっていらっしゃるようです。どうやら1日3本の上映らしく、無理なくゆったりとご覧いただけるようになっている模様。もうしばらくすると発表になると思いますので、各地の公開劇場をチェックしてみて下さいね。

[東京]Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下(7月25日~)劇場サイト

[名古屋]伏見ミリオン座(8月8日~)劇場サイト

[長野県上田]上田映劇(9月26日~)劇場サイト

[京都]京都シネマ 劇場サイト

<上映作品>

 『音楽サロン』(1958年/原題:Jalsaghar/英語題:The Music Room/100分)日本劇場初公開
 製作・監督・(脚本):サタジット・レイ
 原作:タラションコル・ボンドパッダエ
 撮影:シュブロト・ミットロ
 編集:ゥラル・ドット
 美術:ボンシ・チョンドログプト
 音楽:ヴィラーヤト・カーン
 キャスト:チョビ・ビッシャシュ、ゴンガポド・ボシュ、カリ・ショルカル

COPYRIGHT 1956/ALL RIGHT RESERVED ANJAN BOSE

『ビッグ・シティ』 (1963年/原題:Mahanagar/英語題:The Big City/136分)
 ベルリン国際映画祭 銀熊賞(監督賞)受賞
 監督・脚本・音楽:サタジット・レイ
 原作:ノレンドロナト・ミットロ
 撮影:シュブロト・ミットロ
 編集:ドゥラル・ドット
 美術:ボンシ・チョンドログプト
 キャスト:マドビ・ムカルジ、オニル・チャタルジ、ヘレン・チャタルジ

COPYRIGHT 1964 /ALL RIGHTS RESERVED KAMAL BANSAL

『チャルラータ』 (1964年/原題:Charulata/英語題:Charulata/119分)
 ベルリン国際映画祭 銀熊賞(監督賞)受賞
 監督・脚本・音楽:サタジット・レイ
 原作:ビンドラナート・タゴール
 撮影:シュブロト・ミットロ
 編集:ドゥラル・ドット
 美術:ボンシ・チョンドログプト
 キャスト:マドビ・ムカルジ、ショウミットロ・チャタルジ、ショイレン・ムカルジ

COPYRIGHT 1964 /ALL RIGHTS RESERVED KAMAL BANSAL

『臆病者』 (1965年/原題:Kapurush/英語題:The Coward/70分)日本劇場初公開
 監督・脚本・音楽:サタジット・レイ
 原作:プレメンドロ・ミットロ
 撮影:ショウメンドゥ・ラエ
 編集:ドゥラル・ドット
 美術:ボンシ・チョンドログプト
 キャスト:ショウミットロ・チャタルジ、マドビ・ムカルジ、ハラドン・バナルジ

COPYRIGHT 1964 /ALL RIGHTS RESERVED KAMAL BANSAL

『聖者』 (1965年/原題:Mahapurush/英語題:The Holy Man/67分)日本劇場初公開
 監督・脚本・音楽:サタジット・レイ
 原作:ラジシェコル・ボシュ (ポロシュラム)
 撮影:ショウメンドゥ・ラエ
 編集:ドゥラル・ドット
 美術:ボンシ・チョンドログプト
 キャスト:チャルプロカシュ・ゴーシュ、ロビ・ゴーシュ

COPYRIGHT 1964 /ALL RIGHTS RESERVED KAMAL BANSAL

『主人公』 (1966年/原題:Nayak/英語題:The Hero/117分)日本劇場初公開
 ベルリン国際映画祭 審査員特別表彰  
 監督・脚本・音楽:サタジット・レイ
 撮影:シュブロト・ミットロ
 編集:ドゥラル・ドット
 美術:ボンシ・チョンドログプト
 キャスト:ウットム・クマル、ショルミラ・タクル(ヒンディー語読み:シャルミラー・タゴール)、ニルモル・ゴーシュ

COPYRIGHT 1964 /ALL RIGHTS RESERVED KAMAL BANSAL

『エレファント・ゴッド』 (1979年/原題:Joi Baba Felunath/英語題:The Elephant God/122分)日本劇場初公開
 監督・原作・脚本・音楽:サタジット・レイ
 撮影:ショウメンドゥ・ラエ
 編集:ドゥラル・ドット
 美術:オショク・ボシュ
 キャスト:ショウミットロ・チャタルジ、ショントシュ・ドット、シッダルト・チャタルジ

COPYRIGHT 1964 /ALL RIGHTS RESERVED KAMAL BANSAL

古典はいつも新しい『サタジット・レイ レトロスペクティブ 2025』 予告編【7/25(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて上映開始!】

 

そして、7月25日(金)に、もう1本素晴らしいインド映画が公開となります。とても前評判が高いパヤル・カパーリヤー監督作『私たちが光と想うすべて』です。昨年のカンヌ国際映画祭でグランプリを獲得したという前評判だけでなく、皆さんいつも見ているインド映画とは違う作品だ、という期待からも、楽しみにしておられるようです。各地での上映も続々決まってきていますので、ぜひ公式サイトをチェックしてみて下さいね。

© PETIT CHAOS - CHALK & CHEESE FILMS - BALDR FILM - LES FILMS FAUVES - ARTE FRANCE CINÉMA - 2024

『私たちが光と想うすべて』 公式サイト  
 2024年/フランス、インド、オランダ、ルクセンブルク/マラヤーラム語、ヒンディー語/118分/原題:All We Imagine as Light/字幕翻訳:藤井美佳  
 監督・脚本:パヤル・カパーリヤー
 出演:カニ・クスルティ、ディヴィヤ・プラバ、チャヤ・カダム 
 配給:セテラ・インターナショナル
7月25日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかロードショー

© PETIT CHAOS - CHALK & CHEESE FILMS - BALDR FILM - LES FILMS FAUVES - ARTE FRANCE CINÉMA - 2024

本編映像が先日公開されましたので、若い看護師アヌ(ディヴィヤ・プラバ)が恋人のシアーズ(リドゥ・ハールーン)とムンバイの下町でデートを楽しむシーンをどうぞ。

映画「私たちが光と想うすべて」本編映像(監督:パヤル・カパーリヤー 出演:カニ・クスルティ)

 

そして、同じくパヤル・カパーリヤー監督のドキュメンタリー映画『何も知らない夜』(2021)も、8月8日(金)から期間限定で公開されることが決定しました。こちらは後日詳しくご紹介しますので、パヤル・カパーリヤー監督の非凡な才能をご覧になってみて下さいね。さあ、あなたの夏休みをさらに熱くするインド映画の数々が、あなたを映画館で待ち受けていますので、どうぞお楽しみに。最後に、『何も知らない夜』の英語版予告編を付けておきます。日本語版予告編は後日また~。

何も知らない夜 / A Night of Knowing Nothing --YIDFF 2023 International Competition | Trailer

 

 

 

 


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