第5回したまちコメディ映画祭in台東で、ラジニカーント主演作『ボス その男シヴァージ』が日本お披露目を果たしました。この日は主演女優のシュリヤー・サランがゲストとして登場するとあって、開場前から浅草公会堂のロビーには長蛇の列が。まずは、シュリヤー・サランの輝くばかりのお顔をどうぞ。今回のレポートは、彼女の写真満載ヴァージョンです。
それでは、順を追ってレポートをしていきましょう。上映が始まる直前になると、会場1階席はほぼ満員に。入場者全員から立ち上る、”楽しむぞ~”オーラが雰囲気を盛り上げます。その盛り上げに一役買っていたのが、すでにハイな状態にあるラジニ・ファンの皆さん。『ロボット』のお面やらプラカードやらを用意した姿に、たちまち撮影者が押し寄せました。
で、本番が始まり、最初に登場したのがこの方。あれ? 配給会社アンプラグドの加藤社長では?! いつもお世話になってます~~。
堅苦しいご挨拶かと思いきや、テンションの上がった軽やかな口調で今日の上映のポイントを3点。「1.本日のゲストはシュリヤー・サランさん、そしてダンサーズによる踊りもあります。2.本日の上映も、それから公開時の上映も休憩は入りません。3.本日は”マサラ・システム”で盛り上がりましょう。拍手、口笛、クラッカー、一緒に歌う、何でもアリです」
そして、マサラ・システムの見本として、インドで『ロボット』が上映された時の映画館の様子VTRをご披露。いやあ、観客の歓声がすごいです。「モノが飛んでますが、ここではモノをスクリーンに投げたりはしないで下さいね。これはレベルが高すぎるんですが、まあこのように楽しんで見て下さい。クラッカーも200個お配りしてあります」 ええ~、クラッカー使うとあとの掃除が大変では、と主婦はすぐそんな心配をしてしまうのですが、結局クラッカーは最後まで使われずじまい。どうやら、皆さん映画に夢中になるあまり、クラッカーをパーンとやる機会を失してしまったようです。
そうなんです、大画面で見た『ボス その男シヴァージ』はすごい迫力で、3時間5分があっという間でした。私は以前に2回見ているのと、ここのところ公私ともに忙しくてヘトヘトだったのとで、今回はきっと途中で爆睡してしまうに違いない、と思っていたのですがトンでもない。字幕も行き届いたもの(『チャンドラムキ』の曲の引用と示されてたりする前代未聞の字幕も)だったこともあり、すごく楽しめました。この作品は、一方で慈善事業をしようとするシヴァージがぶつかる腐敗政治とワイロの構造をパワフルに描き、一方でシヴァージの嫁取りをユル~いコメディで描くというあまりバランスがいいとは言えないものなのですが、それすらも心地よい映画のリズムとして感じられるぐらい楽しめました。
観客の皆さんも、歌のシーンでは手拍子が、アクションシーンでは拍手が出るなど、マサラ・システムを目一杯活用して盛り上げていました。大ウケだったのは、この歌「Balleilakka」のシーンの”腹芸”。3つの”腹絵”が出てくるのですが、その最終ヴァージョンが大爆笑でした。一緒に歌っている方もいましたよ~。『ボス その男シヴァージ』で有名なのは「Vaaji Vaaji」と「Sahara」という幻想的な2曲ですが、この歌「Athiradee」のシーンもしゃれてて大好きです。
さて、終了後、いよいよゲストの登場です。したコメ名物男であるプロデューサーの大場しょう太さんが登場、続いて野火杏子さんのお弟子さんによるダンス・パフォーマンスが始まります。
バラタナティヤムにフィルミーダンス。小さなお子さんもいて、とてもかわいらしかったです。さてさて、それが終わるとついにシュリヤー・サランが登場。左は通訳の方です。シュリヤーは英語でのスピーチでしたが、通訳の方はヒンディー語で彼女に通訳していました。
「日本に招いて下さってありがとうごさいます。皆さん見に来て下さった上に、こんな素敵なダンスまで。小さいお子さんまで踊って下さってありがとう」
「以前から日本についてはいろんな本を読んだりしていたので、来日できて嬉しいです。とても謙虚で心暖かい、礼儀正しい日本の方々に会えて幸せです」
「この映画では、ラジニSirと一緒にお仕事が出来て幸運でした。ラジニSirは素晴らしい俳優で、あの方と共演したということで、みんなが私まで好きになってくれます」
「ラジニSirはとても親切な方ですし、ユーモアのセンスもあります。お仕事は一生懸命なさる方で、その合間には詩を読んだりしてらっしゃいます。謙虚な方ですね」
大場さんが「シュリヤーさんの美しさの秘訣は?」と聞くと恥ずかしそうに笑って、「両親のおかげということでしょうか。日本の方も皆さんおきれいですよ」とリップサービスも。
ダンサーズの中の小さいお子さんによほど感銘を受けたのか、記念撮影の時はわざわざそばに呼んで並んで写真におさまっていました。シュリヤーのサリーもとてもきれいだったので、立ち姿のアップを1枚。
ゲストが来日してくれると、盛り上がりに拍車がかかりますね~。シュリヤーへのインタビューもたくさん入っていたようで、NHKのBSにも登場するようです。また、会場からの帰途声を掛けて下さったのは「スクリーン」の編集部の方で、やはりインタビューをするために映画を見にいらしたとか。インタビュアーの中には、「時間がないのでDVD貸して下さい」と配給会社に頼む方もあるのに、きちんとスクリーンでご覧になるとはさすが大手映画雑誌の編集者。「スクリーン」の掲載号はまたお知らせしますので、ぜひ読んでみて下さいね。
それにしても思い出すのは、『ムトゥ 踊るマハラジャ』 (1995)がヒットしたあの時。やはり、1997年の東京国際ファンタスティック映画祭でまずお披露目、しかも、女優ミーナというゲストにダンス・パフォーマンス付きの舞台から火がついて、翌1998年の大ヒットとなったのでした。『ボス その男シヴァージ』も似たパターンになってきてますねー。12月の公開に期待しましょう!
昨日観にいった者です(*^o^*)大盛り上がりで楽しかったです~。
ゲストの女優さんのあまりの美しさに、みとれました。
そして200個配られたクラッカー、至る所でぽんぽんなってましたよ!
ラジニの登場の拍手と完成で、音がかきけされたのでしょう。そのくらいの大歓声でしたねー。ゴミがなかったということは、音だけクラッカーだったのかしら。
次に見られる大物映画も楽しみです。チケットがすぐに売り切れませんように。
クラッカー、使われていたんですか? 書いて下さってるように、拍手と歓声が大きかったせいか、最前列にいると全然聞こえませんでした。出る時会場を見渡してもきれいだったので、「使われなかったのねー」と思ったのですが、引っ張るとポン!と音だけ出る中身のないクラッカーだったんですね。さすが、アンプラグドさん、そして、ゴミを会場に残されなかった観客の皆さんも、素晴らしいです!
こんなにも詳細な記事にしていただいてありがとうございます。
ここに来るお客さんはきっと祭り好きだろうと
踊って叫んでと、大盛り上がりで鑑賞できました。
こういったマサラシステムをやってこそのラジニ映画ですよね。
公開の時にもぜひこの勢いで行きたいものです。
そしてなんといってもシュリヤーさんのお美しいこと!!!
そしてあんな謙虚でいらっしゃる。。
ファンになっちゃいました(笑)
あの折は拙ブログへのお写真掲載を快くご許可いただき、本当にありがとうごさいました。お写真、何枚か載せたかったのですが、シュリヤー・サランの画像の方をつい優先してしまいすみません。でも、本当にきれいで、感じのいい女優さんでしたね。
公開の時も、ああいう楽しい雰囲気を劇場に持ち込んでいただけると盛り上がって最高です! 期待しています~。
それにしてもシュリヤーさん、お綺麗ですね。サリーがよく似合ってます。
12月の公開が、ますます楽しみです!
舞台をガン見するのに夢中で、内容については頭真っ白になっていたのですが、拝読して思い出すことができました(笑)
わたしは中央4列目で10発くらいクラッカー鳴らしましたよ。ロゴが出たらバーン、ラジニが出たらバーン、ラグヴァランが出たらバーン...ってな感じでw(ゴミのでない音だけのタイプ持参で、全部持ち帰りました。)
バレイラッカも、ひらがな歌詞をブログにアップしていたので、予習してサビを歌ってくださった方が結構いたみたいです。
(ロードショーまでにはどの曲もサビを歌えるようにしたいと企んでいます♪)
前日のレッドカーペットと2日連続でシュリヤーを拝めて大満足でした!
映画も、スクリーンで見たのは4回目でしたが、最高でした。深尾先生のタミル文化やラジニの歴史に即した日本語字幕も素晴しかったです。
レッドカーペットで手を振ってくれたときの写真です;
http://munmun.moo.jp/m2/diary/2012/09/shriya-smiling.php
12月の公開の時もまた来て下さるといいですねー。ここのところ、タミル語映画の俳優さんはヴィクラムといいシュリヤー・サランといい、よく来日してくれるのに、ボリウッドの方は全然ダメですね~。ボリウッド俳優が来日してくれるようになれば、日本におけるインド映画公開も軌道に乗ったということになるのでしょうか....(遠い目)。
むんむんさんのサイトも拝見しました。レッド・カーペットの時の衣裳も素敵ですね。お父様もご一緒に来日だったんですか。アンプラグドさん太っ腹!
深尾さんは字幕翻訳ではなく、字幕監修ですので、その点の区別、よろしくお願いします。日本語字幕翻訳者は柏野文映さんという方です。
できあがった字幕の内容をチェックしていくのが「監修」という仕事なのですが、こちらも大変な仕事とはいえ、作業量としては字幕翻訳者の方が格段に多いため、そのあたり、評価してあげて下さいね~。