インドでは映画館が順調に営業を続けており、人気作、話題作が次々と公開されています。そんな中で、前作、前々作が配信での公開となり、ファンが残念に思っていたタミル語映画界の人気スター、スーリヤの作品も、劇場のスクリーンに登場することになりました。Periploさんからお知らせをいただいて私も「おおお~」と思ったので、インドのファンは喜んでいるに違いありません。日本でも上映が決まりましたので、Periploさんが送って下さったご案内を貼り付けておきます。
『Etharkkum Thunindhavan(無敵の勇者)』
2022年/タミル語/151分/英語字幕
監督: パーンディラージ
出演:スーリヤ、プリヤンカー・アルル・モーハン、サティヤラージほか
■日時・会場:
①2022年3月11日(金)午後 8:00~10:45ごろ/イオンシネマ市川妙典
②2022年3月12日(土)午後 6:30~9:15ごろ/イオンシネマ太田(群馬)
➂2022年3月13日(日)午後 2:20~5:05ごろ/キネカ大森
■料金:大人2,500円、子供1,000円
■主催:スペースボックス HP
Periploさんより「下の予告編からすると、前作『Jai Bhim』とは打って変わって娯楽要素大盛りの路線であるようです。『無敵の勇者』はウィキペディアにあった英訳"Daredevil for Anything"を意訳しただけですが、原題"Etharkkum Thunindhavan(略してET)"は、スーリヤの父シヴァクマール主演の1976年の同名の西部劇映画からいただいてきたようです。」
Etharkkum Thunindhavan - Official Trailer | Suriya | Sun Pictures | Pandiraj | D.Imman
うわォ、ド派手な予告編、というわけで、前作の被差別トライブの人々に味方する弁護士を演じた『Jai Bhim(アンベードカルに栄光あれ)』、前々作の格安航空会社を作る男とその妻の奮闘物語『Soorarai Pottru(勇敢な人々を称えよ)』とは趣を異にしているようですね。『バーフバリ』のカッタッパ役サティヤラージは、スーリヤ演じる主人公の父親役のようです。実際のスーリヤの父シヴァクマールが主演した同名旧作のポスター(レコードジャケット?)と今回の『Etharkkum Thunindhavan』のポスターを並べた画像がありましたので、下に貼り付けておきます。お父さんのシヴァクマールも80歳ながらお元気のようで、息子のスーリヤやカールティ(『囚人ディリ』主演。日本版DVDの発売はまだかしらん?)の活躍を見守っていらっしゃるようです。カールティが日本デビューしたのですから、兄貴のスーリヤの作品も公開されてほしいものですね。『Soorarai Pottru(勇敢な人々を称えよ)』なんか最適作品だったのに、残念!