アジア映画巡礼

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S.S.ラージャマウリ監督作『RRR』のメインビジュアルが姿を現しました!

2022-09-01 | インド映画

すでにいろんな映画サイトでご覧になっていると思いますが、10月21日(金)公開の期待の大作『RRR』のメインビジュアルが本日披露されました。まずはご覧下さい。そして、本作のデータも付けておきます。

©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.

『RRR』 公式サイト 
2021年/インド/テルグ語、英語、ほか/原題:RRR(アールアールアール)
 監督・脚本:S.S.ラージャマウリ 
   原案:V.ヴィジャエーンドラ・プラサード 
 音楽:M.M.キーラヴァ―二
 出演:NTR Jr.、ラーム・チャラン
    配給:ツイン
10月21日(金)より全国公開

字幕翻訳はもちろん藤井美佳さん、テルグ語監修はもちろん山田桂子先生です。上のメインビジュアルでは、左側に弓を引くラーマ役のラーム・チャラン、右側に槍をかまえるビーム役のNTR Jr.が配されています。『RRR』にはクライマックスと言えるシーンが複数あるのですが、その一つ森の中での戦いのシーンから取られた主人公2人の姿で、まさにインド神話物語「ラーマーヤナ」の主人公ラーマが乗り移ったような元警官のラーマと、こちらも神話物語「マハーバーラタ」のビーマセーナのごときゴーンド族の勇士ビームとが天空に舞っています。中央の動物たちは...これは謎にしておきましょう。でもちょっとバラすと、いずれもCGで登場してくる動物たちなので、戦いのシーンでも「動物虐待」の恐れはまったくありません。キャッチコピーは「友情か? 使命か?」なんですが、これも映画を見ていただくとよーくわかっていただけます。

「バーフバリ」監督最新作「RRR」10月21日公開 インド映画史上最高製作費をかけた豪華絢爛な映像とアクション

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時代の設定は1920年で、インド大反乱を制圧したイギリスがインドを正式に植民地にした1858年から約60年が経った頃、また、1911年にカルカッタ(現コルカタ)からデリーに首都が移されてからは10年近くが経った頃が舞台となります。でも、そんなインド近代史は知らなくても、2人の若者の活躍する映画として楽しんでいただける作品ですので、乞うご期待。最後に、今日リリースされた予告編を付けておきますので、本編を想像して楽しんでくださいね!

映画『RRR』本予告 10/21(金)公開

 

 


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2 コメント

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STORY FIRE WATER  (もののはじめのiina)
2022-11-01 11:05:59
> インド神話物語「ラーマーヤナ」の主人公ラーマが乗り移ったような元警官のラーマと、こちらも神話物語「マハーバーラタ」のビーマセーナのごときゴーンド族の勇士ビーム
インド神話物語iに主人公たちの名を借りていたのですね😃

滅茶苦茶—ハチャメチャに面白かったですね。アッという間の3時間でした
iina様 (cinetama)
2022-11-01 23:52:02
コメントをありがとうございました。
ブログも覗かせていただいて、お名前は「iina」様でいいのだな、と思ってタイトルにしたのですが、OKでしたでしょうか。
「インドの神話物語に主人公たちの名を借りていたのですね」と書いて下さっていますが、正確に言うと、『RRR』の主人公にはモデルとなった実在の人物がそれぞれいまして、彼らの名前、Alluri Sitarama Raju と Komram Bheemが劇中でもそのまま使われています。その実在の人物たちの名前の一部は、おそらくインドの古典叙事詩「ラーマーヤナ」と「マハーバーラタ」に由来したものでしょう。現在でも、「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」の登場人物の名前は人名によく使われています。

作品自体はおっしゃる通り、「アッという間の3時間」ですねー。途中だれることなく、3時間見せ切る、というのはすごいパワーだと思います。

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