アジア映画巡礼

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第15回大阪アジアン映画祭無事閉幕

2020-03-15 | アジア映画全般

新型コロナウィルス肺炎の影響で、規模を縮小して実施された第15回大阪アジアン映画祭が、本日無事に閉幕を迎えました。この間、共催企画やイベントを取りやめたり、舞台挨拶をすべてなくしたり、審査委員が来日できなくなって交替したり(コンペティション部門国際審査委員のジェイド・カストロ監督、キム・ボラ監督の来日が不可となり、宇田川幸洋氏に交替)と、実に大変な、苦悩の運営が続いたようです。関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。各賞の受賞結果は次の通りです。

★グランプリ(最優秀作品賞)
『ハッピー・オールド・イヤー』(Happy Old Year)タイ
 監督:ナワポン・タムロンラタナリット (Nawapol THAMRONGRATTANARIT)

★来るべき才能賞
パク・ソンジュ(PARK Sun-joo) 韓国
 『家に帰る道』(Way Back Home)監督

★最優秀男優賞
間瀬英正(MASE Hidemasa) 日本
 『コントラ』(Kontora)主演男優

★ABCテレビ賞
『愛について書く』(Write about Love) フィリピン
 監督:クリッサント・アキーノ(Crisanto AQUINO)

★薬師真珠賞
レオン・ダイ(Leon DAI) 台湾
 『君の心に刻んだ名前』(Your Name Engraved Herein)助演男優

★JAPAN CUTS Award
『ある殺人、落葉のころに』(The Murders of Oiso) 日本・香港・韓国
 監督:三澤拓哉(MISAWA Takuya)

★芳泉短編賞
『Hammock』 日本
 監督:岸建太朗(KISHI Kentaro)

★観客賞
『少年の君』(Better Days) 中国・香港
 監督:デレク・ツァン(Derek TSANG)

上映作品のラインアップと予告編は、こちらでご覧になれます。また、第15回大阪アジアン映画祭の公式サイトはこちらです。来年は、例年通りゆったりと映画上映や各種イベントを楽しめる映画祭が戻るといいですね。今回、私もせっかく日本にいるので行きたかったのですが、海外旅行をキャンセルしたため先払いした宿泊費(安い料金になっているのですが、予約即料金支払いで、キャンセルしても返ってこないシステム)やインド国内航空券等で12万円ぐらい損失を出してしまい、大阪行きはあきらめました。本当に、早く収束してほしいぞ、COVID-19!

 

 

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