珍健二の部屋

感動の名文句を浅く分析する日記

トルストイの民話集

2008-11-22 | Weblog
気がついたら、2008年も残り40日ほど。
いま、振り返ってみると、自分の至らなさばかりが、土石流のように押しよせてきます。

おまえは、個人としての幸福を求めず、人のために「愛」を出しきったか?
そう、自分に問うと、力不足というか、まったく、お恥ずかしい限り。 
穴があったら挿入したい。おもいっきし。

「あなたの愛なんかいらないし。プッ」
そう言われてしまえば、ジ・エンドですが。


「もし、上着を剥ぎ盗られたら、ズボンも差し出そう」
たとえば僕は、そのくらいの心構えでいたいと考えます。
後日、犯人の家を探し出して、窓にレンガをブチ込むようなマネは控えたい。
現在の、邪悪な物欲まみれの心を捨て、悪を赦し、愛する心をもつ。

人生において、富も名誉も地位も学歴も、たいした意味はもたないでしょう。
大切なのは、自分を捨て去り、他人の幸福を願い、行動できる人間であること。

自分を棚に上げての高慢な言いぐさは十分わきまえておりますが、そんな行動のできる、ささやかな人間こそ、イチローにも負けないほどの、一流のプロフェッショナルな人間だと考える今日この頃です。



さて、途方もない精神論はともかく、読書の秋ということで、トルストイの民話集をおすすめします。
昔、学校の図書館などで読んだ記憶があるかと思いますが、きっと、新しい、素晴らしい発見があると思いますよ。

11月12日

2008-11-13 | Weblog
fukaさん、Eちゃんと高崎の「だるま大使」へ。
豚骨の有名店ということで、期待に胸を膨らませて入店した。
平日にもかかわらず、店内は結構な賑わいをみせていた。
10分ほど待ち、テーブル席に案内された。
まず、fukaさんが着席。
次に、fukaさんの隣にEちゃんが着席。
その次に、Eちゃんの隣に僕が着席。
長方形のテーブルに対し、横一線で3人が並んだ。
対面が、がら空きになった。
みな、同じ方向をみつめて座っている。この並びかたは、おかしいだろうと言う事で、僕とEちゃんがfukaさんの対面に移動した。
結局僕がEちゃんに対し、心理学で言う主導権を握るポジションについた。

3人とも「だるまラーメン、バリカタ」を注文した。
それほど待たずにラーメンが運ばれてきた。
まず、スープを一口飲んで、ノドを暖めた。
うあちぃ!
僕は猫舌なので、スープはぬるいほうがいい。
ラーメン通の人達にはお叱りを受けるかもしれないけど、正直、スープは人肌くらいがちょうどいい。
そんなことで、少しづつ食べていたら、Eちゃんが早くも替え玉を注文していた。
ささやかな驚愕。
fukaさんも替え玉をたのんだ。みんな食べるのが早い。
僕も、つけ麺だったら食べるスピードに自信がある。誰にも負けない。
計ったことはないけど、ほとんど光の速さで食べることができる。


その後、蓄えたカロリーを消費するために、歌川町パークレーンへ。
記憶によると、たしかパークレーンはこのあたりだ。
ひらめいた僕は右折のウインカーを出し、愛車のクラゥンを小道に滑り込ませた。

驚いた。
ガチの小道で、車一台ギリギリ通れるだけの狭さ。42条二項道路。
せり出した垣根の枝が、バチバチおもいっきし、クラゥンの側面を擦った。
まさにプロの小道。迷宮ラビリンスの入り口のようだ。
しかし、この程度の迷宮ごときで慌てふためいてはいけない。
これくらいは、あの勇敢なる「ドン・キホーテ・デ・ラマンチャ」の、機知に富んだ数々の冒険に比べたら、屁みたいなものである。
冒険野郎の血が騒いだ。
愛車のハンドルを真綿で首を絞めるように操り、生卵がペダルの下に入っているかのごとく慎重にアクセルを踏み込み、野良ドックか野良キャットくらいの速度でラビリンスを巡回した。

麗しのEちゃんが助手席で不安そうな顔をしている。
不安がビンビン伝わってくる。
「スゴイ運転テクニックですね~」 とか言ってるけど、僕を疑い始めているのは確実である。(本当にこの道? 到着できるの? わたし、帰りますよ!)
そんな心の叫びが聞こえた。
実際、僕も自分を疑い始めていた。
(おまえさん、いったい何処を走っているんだい?解ってんのか、おお!?)
もう1人の自分が、僕に追い込みをかけた。
しかし、それほど時間のロスもなく到着してしまえば、訳の解らん小道に入り込んだチョットしたミスなどは、トイレでコウンを流すかのごとく、あっさりと人間の記憶から打ち消せるのである。

何の考えもなくブーンと走っていたら、奇跡的に抜け出し、最終的にカンで目的地に到着した。

禁煙について

2008-11-11 | Weblog
ニコチネルパッチなどを試しながら、ここしばらく禁煙にチャレンジしてきた。
その努力が今、まさに実を結び、素晴らしい成果をもたらしている。
僕は今まで、ラーク1メンソールのロングを1日20本くらい吸っていた。
それが、努力の甲斐あって、ラーク1メンソールの「ショート」に変えることができた。
吸う本数は20本くらいで、以前と変わらないけど、長いタバコが短くなったのである。
この輝かしい成果を胸に、これからも堂々たる喫煙道を歩んでいきたい。

・・まぁ、ぶっちゃけ禁煙の失敗であり、自分の意思の弱さに若干、感動している。
こんな恥を日記に曝す必要は、さらさら無く、墓場までもっていく秘密であることは十分わきまえているけれど、これから禁煙にチャレンジする人には、こんなブザマな事にならないよう、是非、頑張ってもらいたいと思っている。
そこで、何故、僕が失敗してしまったか、参考までに原因をいくつかあげたい。

○鈴木君の結婚式の2次会
やっぱり酒を飲むとタバコが吸いたくなるんだね。
伝ちゃんが悪魔のような顔してタバコを勧めるもんだから、つい。
楽しい2次会でした!ご結婚おめでとう!
○コンビニ
コンビニで弁当などを買うときに、うっかりタバコも買ってしまった。
吸うつもりはなく、保険として買ったのが間違いだった。
すぐその後、立て続けに3本吸ってしまった。
○お客さまの勧め
お客様に葉巻を勧められて、断るのも失礼なので、つい手が伸びた。
今、振り返ると、あの1本の葉巻が、失敗のターニングポイントだったような気がする。強烈なニコチンとタールが、すべての努力を吹き飛ばした。

酒を飲みにも行かず、コンビニにも立ち寄らず、お客さまにも会わなければ、禁煙に成功していた。つまり、すべて環境が悪い。


喫煙

2008-11-08 | Weblog
ニコチネルパッチのおかげで、1日に吸うタバコの本数を3~4本まで減らすことができた。
ここまでくれば、もはや禁煙に成功したといっても過言ではない。
1日にタバコ3~4本ということは、無駄なタバコを吸っていないという事である。
以前は、吸いたくもないのに無意識のうちにフィルターを咥えていた。
完全なる禁煙はムリだとしても、これからの僕は無駄なタバコは一切吸わない。
たとえ麻雀で、リーヅモタンヤオ3カンツ3暗刻ドラ24という数え役満を上がったとしても、嬉しさまぎれにタバコを咥えることはない。
大三元字一色四暗刻という、スーパーグレイト超役満をテンパったとしても、緊張を隠すためにタバコを咥えるようなマネはしない。
タバコを吸う時は、心の底からタバコが吸いたいと思った時だけ。
タメてタメて打つ。何事も、それが気持ちいい。

今日、お客様の家で葉巻を勧められた。
なんでも渋谷まで買い付けに行くという、高級葉巻だそうで。
別に葉巻なんか吸いたくないけど、何事にも柔軟に対応できなければ世間というものは渡って行けない。
1本頂戴して火をつけた。
うまいっ!すばらしい高貴な香り!
まるで、ラーク20本咥えて火をつけたような煙の濃密さ!
映画で見たマフィアか何かが自分と重なり、偉くなったような錯覚におちいり、背もたれの無い椅子に座っているにもかかわらず、ふんぞり返ってハッと息を呑んでしまうほどの優越感!

10分間ほど楽しんでから、灰皿に揉み消した。
口の中、ヤニだらけになった。
普通のタバコではありえない、圧倒的なヤニの量に驚いた。