小川忠市のきまぐれ日記帳と雑感

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福祉タクシー

2009年06月26日 | 雑 感 ~喜・怒・哀・楽~
加東市福祉タクシーの利用券の受付交付が始まりました。
これまでの該当者の枠を大幅に拡充したものです。
対象者は
①加東市住民登録者
②身体障害者1級、2級の方
③療育手帳A判定の方
④精神障害者保健福祉手帳1級の方
⑤75歳以上の方
以上に該当する方で、市民税非課税または均等割のみ課税の方が対象になります。
タクシーを利用する場合に初乗り運賃(630円)を1ヵ月あたり2枚、年間24枚交付し補助するものです。

これまでの制度では、上記①から⑤までの該当条件は同一ですが、市民税所得割非課税の世帯別で判定しており、例えば息子さんが課税されていたら上記に該当してもその対象から外れておりました。
今年度からは、世帯判定ではなくその個人での判定に変わり、対象者の枠が拡大されました。
これにより、昼間等に交通手段が無い高齢者や障害者の移動手段の手助けになるのではないかと思います。
多くの方が利用されたらと思います。
(申請方法などは、「広報かとう」4月号と6月号に詳しく掲載されております。)

この問題は、私の友人の両親の話から、19年6月議会、20年6月議会で一般質問で取上げました。2年越しの思いが通じました。
19年議会では、「予算の都合上無理です!」とのあっさりとした返事でしたが、20年6月議会で再度の質問には「次年度は何らかの対策を講ずる」との返事を頂き、21年度は、前年度比約10倍の予算措置をしていただきました。
市街地と遠隔地が同額では不公平があるとの意見もお聞きしております。
しかし、対象者の枠が広がったことは、評価すべきと思います。

早速、私の母(77歳)の手続きに行ってまいります。
近所にも同年齢の方が多くいらしゃいますのでお知らせしたいと思います。

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