小川忠市のきまぐれ日記帳と雑感

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振り込め詐欺

2008年10月16日 | 雑 感 ~喜・怒・哀・楽~

昨日、銀行に行くと制服警官が2名立たれていました。
一瞬、ギョっとなりましたが、「振り込め詐欺」の防止とか。
銀行に来られた高齢者の方に「通帳記帳ですか?」「引き出しですか?」「振込みですか?」などと尋ね、振り込め詐欺防止のチラシを配布していました。

新聞によると兵庫県内では1月から8月までの振り込め詐欺被害は約550件。
刑法犯が減少する中でこの被害は増加傾向あるとのことです。

警視庁が被害者の方(429人)から取ったアンケートによると
◆「振り込め詐欺は知っていた」・・100%
◆「自分が被害に遭うとは思っていなかった」・・86%
◆上記の内「警戒はしていた」・・・10%
◆詐欺を信用した理由=「親族の声に似ていた」・・82%
◆銀行員の忠告や制止があったのにも関わらず振り込んだ・・30%
この様に、この詐欺は知ってても警戒してても被害に遭うようです。
そのくらい功名で卑劣な手口なんでしょうね。
特に、息子や孫などを騙り「会社の金の使い込みがバレた」「人妻に手をつけた」などと他人には相談できない身内の恥話で騙し、子や孫を思う親心や祖父母心を巧みに利用するなど卑劣を極める犯行です。絶対許せませんよね。
このような犯人は「中村主水」にお願いして成敗して欲しいくらいです。
私は言いたい!「あなた達は、人を騙したお金を使う事に対し良心が痛みません?一生重い十字架を背負って生きなければならない。それでもいいの?」

このような犯罪が起きてしまう一因には、核家族化が進み子や孫たちとのコミュニケーション不足があると思います。
同じ屋根の下で同居し、常日頃から会話等があれば少しは防げるのではないでしょうか?
また、近所付合いが希薄化してしまい相談事を打ち明けられない環境もあるのでしょう。悲しいことです。

西脇では郵便局の職員の方の気転で危うく振り込め詐欺の被害を防止して警察から感謝状が送られていました。
振り込め詐欺被害の防止にも地域や金融機関等の協力が必要ですね。

ちなみに、我が家にも高齢の母がおりますので心配です。
常に、「訳のわからない電話は切りよ~」って言ってますが・・・
でも、私が電話をかけ「オレやオレや」と言っても「オレオレ詐欺だ」と言って全く信用しないくらいですから大丈夫でしょう。
(息子の声も分らんかぁ~?)
安心なようで不安なような・・・です。(苦笑)


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