三宅裕二率いる劇団スーパーエキセントリックシアターの沖縄公演「ニライカナイ錬金王伝説」が昨日23日に沖縄市民会館大ホールで行われたので昼の部を行ってきた。10月から東京、大阪と行われてきて、ここ沖縄で公演のフィナーレをむかえたが、ストーリーがストーリーだけに、沖縄でむかえる楽はまた感慨もひとしお。
三宅裕二氏と小倉久寛氏の”間”は長年培われてきた「あ・うん」の呼吸で、ちょっと長いかなと思われたかけあいでもとても面白く仕上がっていたと思う。
この話ってとりようによってはかなり真剣な話になってしまうけれど
そういった、負の要因をうまく織り交ぜて、シニカルな面からセリフを切り込んでいく演出力には脱帽いたしました。 つきつめて考えると長年沖縄が抱えている問題を取り上げて、対応方法なども提案していたりするのだけれど
不思議と今まで見えていなかった「本当の沖縄の姿」なるものが
現在自分が居住しているという事実とあいまって
ものすごいノスタルジーを感じえてしまったのでした。フィナーレの
エイサーまじりの独特な歌と踊りは悲しくない涙をさそうのに十分であり
沖縄が日本の一部でよかったなぁってナイチャーの私でさえもつくづくそう思いましたね。
感心したのは、出演者は沖縄の地元の人って少なかったはずなのに、市長役の方の完璧な方言指導によってか、劇団員がすごく方言が上手(イントネーションとかね)だったのでかなり驚きました。 劇団員って才能ありますよね。
SETって再演をしないことで有名らしいですが
個人的にも非常に好感のもてる、三宅裕二さんを
今回の公演でさらに尊敬しました。
来週あたりOTVで特集やるかもしれませんね。
それにしてもひとつ残念だったのは
あれだけ立派な後援がついていたのにもかかわらず
信じられないことに空席がいくつもあったこと。
架空の島とはいえ沖縄を舞台にしているのだから
立ち見がでてもよさそうだったのにとてももったいないことだったと
思います。もっと宣伝の方法があっただろうに・・
あ~あ 本当にもったいない! その分私が2回見たかった・・
劇評
三宅裕二氏と小倉久寛氏の”間”は長年培われてきた「あ・うん」の呼吸で、ちょっと長いかなと思われたかけあいでもとても面白く仕上がっていたと思う。
この話ってとりようによってはかなり真剣な話になってしまうけれど
そういった、負の要因をうまく織り交ぜて、シニカルな面からセリフを切り込んでいく演出力には脱帽いたしました。 つきつめて考えると長年沖縄が抱えている問題を取り上げて、対応方法なども提案していたりするのだけれど
不思議と今まで見えていなかった「本当の沖縄の姿」なるものが
現在自分が居住しているという事実とあいまって
ものすごいノスタルジーを感じえてしまったのでした。フィナーレの
エイサーまじりの独特な歌と踊りは悲しくない涙をさそうのに十分であり
沖縄が日本の一部でよかったなぁってナイチャーの私でさえもつくづくそう思いましたね。
感心したのは、出演者は沖縄の地元の人って少なかったはずなのに、市長役の方の完璧な方言指導によってか、劇団員がすごく方言が上手(イントネーションとかね)だったのでかなり驚きました。 劇団員って才能ありますよね。
SETって再演をしないことで有名らしいですが
個人的にも非常に好感のもてる、三宅裕二さんを
今回の公演でさらに尊敬しました。

来週あたりOTVで特集やるかもしれませんね。

それにしてもひとつ残念だったのは
あれだけ立派な後援がついていたのにもかかわらず
信じられないことに空席がいくつもあったこと。
架空の島とはいえ沖縄を舞台にしているのだから
立ち見がでてもよさそうだったのにとてももったいないことだったと
思います。もっと宣伝の方法があっただろうに・・
あ~あ 本当にもったいない! その分私が2回見たかった・・
劇評
三宅さんと小倉さんの掛け合いは、いつ観ても抱腹絶倒ものですね。
かなり前に、ふたりだけのコント集のような舞台を観たことがありますが、息が苦しくなるほど笑わせてもらいました。
それに、あの掛け合いは、どこまでがセリフなのかわからないところがまた面白いんですよ。
小倉さんが三谷作品に客演したとき、まったくアドリブのない舞台なので驚いたと言っていたので、三宅さんは本来それが当たり前なんだよ!!と笑ってやったというエピソードがあるぐらい。
その三谷さんの作品で、東京ヴォードヴィルショー「竜馬の妻とその夫と愛人」を明日観に行きます。
今後もとても期待できそうです。是非また沖縄に来てほしいですね