◆店長の【つらもん】ブログ~too love more~

◇丹心窯★WEB店長の日々感じた事を赤裸々に綴った独り言ブログ◇

窯焚きと冷や汗!

2005年11月05日 | おしごと
今日は窯焚き(いわゆる本焼き・本窯焼成)の日。
(素焼きの生地に絵付け、釉薬をかけて約1,300℃になるまで焼成する事、約13~14時間)

窯に火を入れる時間は午前3時。(丹心窯では)
最近は冷え込みが増して、起きるのもちょっとキツくなってきたかな~

うちではだいたい周1回のペースで本焼きをやってます。

朝早い時間は工場の中も周りも静かで、ゆっくりと日々の自分を見つめ直す時間でもあるかな
(・・・なんて言ってみただけ

今日は福岡のお客様が先週頼まれた商品を取りに来られるんだ。

その依頼というのが、結婚式のお二人の記念写真を焼付けたお皿が、棚から落ちて割れちゃったのでなんとか修理できないだろうかっていう相談でした。

幸い写真の部分だけキレイに残っていたので、切り取ってウチのお皿に貼り付ければ可能かな~って考えて、OKしたんです。

が、引き受けては見たものの写真部分以外の破片を、上手にそれも丸く切るのって難しい事だって後からわかりました。

特殊なカッター(ダイヤモンドカッター)で丹念に少しづつ切るのは根気のいる作業です。
県の窯業センターに勤めてる近所の小林さん(地区の青年会のリーダーでもある頼もしい存在)に頼むしか方法はない

さすが小林さん、二日間かけて見事にカットしてくれました。(これからは『ニイやん』と呼ばせていただきやす

後はウチの水晶彫りのお皿に接着させて、見事に出来あがり。

お客さんの喜ばれるお顔が目に浮かぶな~

というわけで、汗かき店長の冷や汗コラムの巻でした。

ありがとう、ニイやん




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