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ウィル・リー新作 ボーカルも力強く

2013-10-20 06:23:04 | 日記

 米国人ベース奏者、ウィル・リー=写真=がソロ作「ラヴ、グラティテュード・アンド・アザー・ディストラクションズ」(キング)を出した。
 矢野顕子トリオで毎年来日し、多くのフュージョン作に関わる名手だが、歌手の母親の影響で歌も好き。16年間欠かさず訓練したという力強いボーカルを、10曲中7曲で披露している。「自分はベーシストという意識がない。僕にとってはベース奏者は、マーカス・ミラー、スタンリー・クラーク、ジャコ・パストリアス、チャック・レイニーたちだよ」と話す。
 「サハラ」は「中東的な響きにしようと弦楽も入れた。無秩序な感じから、サビで解放された気分になるところが気に入っている」と話す。変則的なベースの演奏を見せる「パポーネット・ライド」は、「高速道路で激しく上下する義理の父の運転を表現した。命を預ける思いだよ」と笑う。
 多彩な楽曲は「別々の料理の鍋を同時に火にかける料理人のように、3、4曲を同時期に制作し、色合いの違う曲ができた。人生も、同時進行で色んなことをやって未完成のものばかりだよ」と話す。
 1952年生まれ。歌手、バリー・マニロウの「コパカバーナ」なども演奏し、フュージョンではブレッカー・ブラザーズとも共演した。「あの頃の作品は、宇宙時代のハーモニーと究極のグルーブの出合い。僕はたまたま空いていて参加しただけだよ」
 「グラティテュード」には人気ギタリスト、パット・メセニーが参加。「契約上、クレジット表記できないのに『誰が聴いても僕だと分かっちゃうから』と言って弾いてくれたよ」と喜ぶ。Yaff.showAffTag({'disp':'li','iseven':'','irakuten':'','w':'','t':'','a':'','m':'','p':'','seven':'','rakuten':'','isbn':'B00CWGYCQS'});
(2013年10月10日
読売新聞)


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