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Landscape Seascape

神奈川県三浦市に住んで20余年。三浦の海、畑、空、そして伝統行事などカメラに収めています。時々旅日誌も書いています。

イギリス 8日間の旅 ( 第5日目 カンタベリー )

2013-11-06 11:19:39 | フォト日記


5日目は巡礼の街カンタべりーと、石畳の坂道が印象に残る街ライへ。












朝7:00にホテルを出発。




しかし途中、渋滞に巻き込まれ予定より大分時間がかかってしまいました。
渋滞中のバスの中。雨も降り始めて。






10時ちかくにカンタベリー到着。



到着時には、雨も上がりました。
土産物屋などが並ぶ通りに沿って進み、大聖堂を目指します。

日本の様に案内板などは無く、途中に2回も道を間違えてしまいました。







カンタベリー大聖堂の外観は、写真の如く歴史を刻んだ古い建物で
入口に立つだけで厳粛な気持ちになります。





教会で頂いた案内書にはこう書いてありました。


カンタベリー大聖堂はイギリス国教会の総本山として今日でも活動を続ける教会で、
毎日礼拝(多くは世界で名高い聖歌隊による礼拝) が行われています。
世界中の何百万人ものイギリス国教徒にとつて、カンタベリー大聖堂は
その母教会となっています






中に、入るとすぐ右手に身廊がありました。

先の案内書によると

14世紀の垂直式ゴシック様式の建築。
天空に向けて伸びる柱が林立しています。
中世期、身廊は巡礼者が自由に集う場所としての役割をもち、
より正式な礼拝はクワイヤ(聖歌隊席)で行われるのが普通でした。

現在、身廊では主要なイベント期間中
及び夏季の日曜日の聖餐式や数多くの特別な礼拝、
コンサートなどが実施されます。









高く天空に伸びる柱に圧倒されてしまう身廊







見上げた身廊の天井








ベルハリータワーへの入口付近






英国王紋章と美しいステンドガラスが見えました。







そして殉教の場へ









『剣先の祭壇』にはトーマス・ベケット大司教刺殺に使われた、とされる剣が祀られていました。




カンタベリー大聖堂の案内書から説明文を引用しておきます。

カンタベリー大聖堂は1170年に起こった著名な大司教トマス・ベケットの暗殺事件と密接に関連し
ヨーロッパで最も重要な巡礼地のひとつになっています。
当時イングランドでは長い間、王家と教会が激しく対立していました。
そしてついに国王ヘンリー2世が「誰かこの厄介者の司教を削除してくれるか?」
と発言したのを真に受けた4人の騎士が
ベケットを暗殺したのが大聖堂内で現在マータダム(殉教)と呼ばれている場所です。








マータダム殉教の場
左手の窓には見事なステンドガラス。






北側の出入り口から外に出て、中庭を眺めてみました。


教会内は、精緻な装飾と厳かな雰囲気に包まれていますが
庭の眺めも、変色し朽ちている石柱や苔むしたアーチ型の柱など
静かな佇まいに歴史を感じます。

聖堂内部とはまた違う魅力にしばらく見入りました。















トリニティ礼拝堂内


再び案内書の説明を引用します:

トリニティ礼拝堂にはヘンリー4世の墓が安置され、
「ブラックプリンス」として名高い勇者エドワード王子も眠っている。
12世紀の美しいステンドグラスには
聖トーマスにまつわる奇跡、物語が描かれている。

















クワイヤ(聖歌隊席)へ上ってきました。



非常に厳かな雰囲気に気持ちが引き締まる思いがしました。
人影はまばらで、静まり返っていました。











天井は、下から見る限り、照明器具が見えません。
窓からの彩光だけで天井のアーチ部分が明るく見えます。









カンタベリー大聖堂で気持ちを清められて、次の訪問地へ。

チャペルダウン・ワイナリー訪問とライ散策です。








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