重慶ひょうたん

中国の重慶で単身赴任中に始めたこのブログ。 既に本帰国しましたが、気まぐれで更新していきます。

長江を泳ぐ

2015年06月01日 | 旅行・キャンプ
重慶を流れる長江には「珊瑚壩」という中州があって、ずっと前から気になっていました、

地図上では、赤矢印のとおり完全に川の中に取り残されているのですが、最近の渇水で左岸から歩いていける状態になっています。


毎度のことながら急に思い立ち、珊瑚壩へキャンプに行ってみることにしました。 中州とはいえ、重慶市街のど真ん中でもあります。 少し心配だったので、いつものK君に今から中州へキャンプに行かないかとダメ元で打診すると、まさかのOK。 世の中に果たして、「今から」「中州へ」「キャンプに」行こうと誘われ、快諾してくれる人が如何程いるでしょうか。 しかも重慶という異国の地で・・・。 誠に有難い存在です。

前置きはさておき、思い立ってから数時間後に現地到着、設営完了。


めいめいにテントを張り、間をスノーピークのペンタで連結。
長江で泳いでいた人たちが声をかけてきます。


この日は快晴、気温31度。 あまりにも暑いので我々も負けじと長江を泳ぐことにしました。 長江と言えば汚いイメージがありますよね。 確かに汚いのですが、泳いでみると意外と心地よいものです。


とは言え、泳いだ後はお清めが必要。 ペットボトルの蓋に穴をあけ、即席シャワーにします。 水は6リットル持ってきたので十分です。


夜の帳がおりました。 両岸は数百万人の大都会ですが、気にせず焚火をします。 しばしK君と語り合います。


一夜明けました。 珊瑚壩の全貌を把握すべく朝のお散歩へ。 中州を一周してみると3kmほどある感じでした。 途中、まさかのソロキャンパーに遭遇。 酔狂な人はどこにでもいるものですね。 私もですが。


本日も朝から30度越えの快晴。
唯一の日陰であるタープの下で読書をしつつのんびり過ごします。


タープからは長江を行き交う船の姿が見えます。


暑くなれば長江でひと泳ぎ→ミネラルウォーターでお清め→読書→長江→お清め→読書のサイクルを何度か繰り返します。 昼過ぎに熱さに耐え兼ね、撤収。


結論。
長江の水は綺麗ではないものの、泳いでみると意外と心地よい。 ただしお清めの水は必要。


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