出雲への旅行を前に下調べ。
関連する本を読み漁っている。
その中で出てきたお話。
「国引き神話」というのがある。
その昔、出雲の国は狭い言うて、
ある神様が他所から4つの土地を
綱で引っ張ってきて継ぎ足した。
それが今の島根半島やねんて。
引っ張る時に綱を掛けたんが
大山と三瓶山で、綱は弓ヶ浜と
薗の長浜になったゆう話や。
字面で読んでもピンと来んけど、
地図で見るとなるほどなぁて思う。
見出しの写真もその図にしてん。
ようできた話やて思うやん。
そやけど、この国引き神話。
「出雲国風土記」に書かれてある。
出雲国風土記は天平5年(733年)
に完成されたんやて。
今みたいな地図もなかったやろ。
航空写真やグーグルマップも。
どうやって思いついたんやろ?
ナスカの地上絵なんかもそやけど。
地面を歩いてる人は思いつかんで。
話そのものよりも、そっちの方が
不思議な気がするなぁ。