「空も飛べるはず」は8枚目のシングルとして1994年4月に発売されました。
アルバムは「空の飛び方」(1994年9月発売)です。
ドラマ「白線流し」の主題歌として有名ですが、Wikiを見たら、なんと違うドラマの
主題歌として依頼を受け、シナリオを読んで書き下ろしたとあります。
そうですか。知らなかった。
その依頼を受けたドラマが何かわかりませんので、この曲について云々いうのはどうかなという
気もしますが、難解な歌詞ですので取り組んでみたいと思います。
また、Wikiにはデモバージョン「めざめ」のことも触れてありまして、二度びっくりです。
「CYCLE HIT」も早速買わなければなりません。
曲のテーマとしては恋の歌、恋をすることのすばらしさを歌っていると思います。
恋をする喜びは自分を解き放してくれる、何でもできそうな気にさせてくれる。
空も飛べるさ、きっと。
つまり、空を飛ぶには恋することだと。以上、おしまいですな。
それはそうかもしれませんが、何分、そのまま読んでも意味が通じないところがありますので、
少し自分なりにほぐしてみたいと思います。
まず、君と僕の間柄はどうでしょう。片思いのようにも見えますが、
おそらく好き同士で、心が既に通じ合っていると思います。
「幼い微熱」は、まだ大人になり切れていない自分の恋心。
恋って流行り病みたいなものですから、みんなかかりますが、
時間がたてばたいてい治ります。つまり恋心も冷めてしまうわけです。
しかし3年たっても治らなかったら、恋から愛に昇格したかもしれません。
「神様の影」って何でしょう。好きになった人とうまくいくのか、
運命はどうなるの、という不安な気持ち?
そういう不安定な気持ちの僕を、君は明るく勇気づけてくれた。
君への気持ちが揺らいだりすることがあるけど、
ふたりで生き生きと輝けるような生き方を探していこう。
悲しいことがあっても、たくさんの涙を流せば忘れられる。
君がずっとそばにいて笑っていてくれたら。
「切り札にしてた~深い眠りから覚めて」は、ストーリー性、ドラマ性を強く感じるところで、
それゆえに元ネタ(主題歌となるはずだったドラマ)と深いかかわりがあるように思えて、
残念ながら自分のイメージを喚起することができませんでした。
「ゴミできらめく世界が 僕たちを拒んでも」のところは、生きていくのも大変な
汚れた世の中だけど、君がいれば大丈夫、ということではないでしょうか。
君の笑顔が僕に生きる力を与えてくれると。
最後に、恋する以外の空を飛ぶ方法を2つ。
おしまい