『学城』第15号で西林文子(さいりん・ぶんじ)さんという著者が『哲学以前』や出隆について論考している。
記載の内容からは、どうやら私と同世代のようだ。
私の哲学に対する関心は中学生の頃の父親との会話からだったが、出隆の『哲学以前』という本の存在を知ったのは間違いなく高校生のときに読んだ南郷さんの「武道講義」であった。
このサイリンさんと同じように私も齢を重ねた今なら、それもインターネットを駆使できる今なら十代の頃とは違った理解を『哲学以前』に対して出来そうな気がする。
ただ、南郷さんの論説に乗っかっているサイリンさんとは当然の如くに見解の相違が生じているが、それも南郷学派からは距離が遠のいて正当アカデミアに近づくことを意味するのだろうから致し方ない。
結局、『出隆著作集』を購入してしまった。
記載の内容からは、どうやら私と同世代のようだ。
私の哲学に対する関心は中学生の頃の父親との会話からだったが、出隆の『哲学以前』という本の存在を知ったのは間違いなく高校生のときに読んだ南郷さんの「武道講義」であった。
このサイリンさんと同じように私も齢を重ねた今なら、それもインターネットを駆使できる今なら十代の頃とは違った理解を『哲学以前』に対して出来そうな気がする。
ただ、南郷さんの論説に乗っかっているサイリンさんとは当然の如くに見解の相違が生じているが、それも南郷学派からは距離が遠のいて正当アカデミアに近づくことを意味するのだろうから致し方ない。
結局、『出隆著作集』を購入してしまった。