本当に冤罪ですか? 高知バス×白バイ衝突死亡事故について考えるBLOG

偶然たどりつた掲示板で「あれ?!」と思った事故について。高知の今を考えるBLOGです。

冤罪ではない!

2008-05-18 00:02:23 | 冤罪ではない!
私が、高知バス×白バイ衝突死亡事故についてネットをみて感じたことは・・・。
・・・運転手支援者は、とても言葉巧みで、ネットの活動もすごい、ということです。

新聞記事では、高知白バイ衝突死事故となっているのに

運転手支援BLOGなどでは一貫して、高知白バイ事故=冤罪事件進行中のようなタイトルになっています。

の一文字が抜けています。
意図的に抜かしているように思えてなりません。

また、簡単に冤罪といいますが、
冤罪の意味は、罪がないのに、疑われたり罰を受けたりすること。無実の罪。ぬれぎぬ。
「―をこうむる」と辞書にあります。
周防正行監督の映画「それでもボクはやってない」のようなケースが冤罪なのです。

この事件に冤罪という言葉を使うのは変です。
スクールバスが国道56号の交差点を右折しようとしたところ、警官1名が乗った白バイと衝突し、白バイに乗っていた高知県交通機動隊の巡査長(当時26歳)が死亡した事故です。

ひとひとり死んでいるんですよ!
それなのに、ハンドルを握っていた当事者が自分はまったく知らない、自分はまったく悪くない。
冤罪(まったく罪がない)と言っているんです。

事故の当事者が冤罪(まったく罪がない)を声高に叫ぶってどうなんでしょうか?
私は、冤罪ではない、死亡事故だと思います。

高知白バイ衝突死事故の死をのぞき、冤罪をタイトルにする。
そんなバス運転手支援者のHPやBLOG、私にはその感覚が信じられません。

本当に自分のことだけでなく、亡くなった人のことまで考えているなら「死」をぬかしたりしないと思います。
免罪なんて言葉は使わないと思います。
冥福を祈る言葉もそらぞらしく聞こえました。
いいふりこきで遺族を気遣う言葉もありましたが・・・。
このバス運転手支援者の冤罪(まったくの無罪)主張活動が原因で、亡くなった警察官の遺族はネットで不当に攻撃されたりしてるようです。
巨大掲示板にスレッドも立てられ酷い目にあっていたようです。

私は偶然掲示板を読んでこの事件を知った一高知市民ですが、この事件は絶対に冤罪ではないと思います。
そんなことを言われる亡くなった青年とその遺族が気の毒でなりません。

バス運転手は自分の好きなことを自由に何でも言えるけれど。
亡くなった青年は、もう何も言えないのですから・・・。