くろねこさんの話によれば

くろねこが思ったこと、考えたことを記すだけの日記なのだと思う。たぶん。

風が強い日には

2017年04月25日 23時35分13秒 | 短文集
風が強く吹く日には、家から出ないことも一つの手だ。弱っている時に傷つかないことは、時にすごく重要なことです。

それから、あえて外に出ることも一つの手だ。そこでしか感じられないことや得られないことがきっとあるから。タフさを身につけるということは、長丁場の人生にあっては大きな支えになります。背骨がしゃっきりとします。

向かい風に走っていければ、すごく良いですよね。それだけの筋力と体力があるということだから。でも、それで風邪を引いた時には、素直に家で休むのが良い。

風が強く吹く日には胸が痛む
そのわけは
君が生きている
君が生きている
君が生きているから
(エルレガーデン「 insane」)

生きるってことは、それだけで大きいことなんだと、むー、思いませんか?

会いたい人がいるということ

2017年04月25日 23時05分38秒 | 比較的短文ではない文章
そもそも人見知りで恥ずかしがり屋で、出不精な僕は、あまり会いたい人がいない。ほかの人だって特段会いたい人はいないのかもしれないけれど、ええと、うーむ、どうなんだろう。

いずれにせよ、僕の場合は「億劫」だったりします。世界に対して開いていないのね、ふーん、と思われても仕方がない。それが僕という人間です。むぅ。

それでも、例えば友人から「子どもが生まれました」なんて報告があれば、会いに行きたいなんて思うのです。顔は似ているんだろうかとか、(もちろん)その友人は元気にやっているんだろうかとか、思うのです。新しいフェーズに入るということがどういうことか、ちょっと見てみたい気もする。

それから、ある女性から「お久しぶりです」なんて便りが届くと、すごく嬉しくなって、会いたくなります。会って抱きしめたくなります。私情が絡みすぎね、ふーん、なんて思われても仕方がない。そう思ってしまうんだもの。ふむ。

僕が暮らす街には、遅まきながら春が訪れて、いまは桜が満開です。遠くの山並みにはまだ雪が残っているから、そのコントラストはなかなか見事なものです。とても綺麗です。

あるいはそうやって、何がしかの感動や感じたことを、分かち合いたいということなのかもしれません。誰かといたいということは。その方が楽しいし、嬉しいもの。

あるいは、僕がこうやって何かを書くことも、つまりはそういうことなんでしょう。こうやって「あなた」と何かを分かち合いたいと、そう思っているのでしょう。