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過失

2025-08-04 03:17:17 | 呟き

 産経新聞(電子版)に掲載の記事
警備員死亡の辺野古ダンプ事故、抗議女性の立件検討 重過失致死容疑 沖縄県警
を興味深く読んだ。

 同記事の内容を再構成すると、
  ① 令和6年6月28日に沖縄県名護市で、Aが運転するダンプカーが、警備員Bの誘導に従い徐行運転中、抗議活動をしていたCがダンプカーの前に出た。
  ② 警備員Dが、Cを制止しようとダンプカーとCの間に割って入った。
  ③ CとDがダンプカーに巻き込まれて、Cが負傷し、Dが死亡した。
との事実関係であるようだ。

 上記事実関係を前提に、Cの過失行為によってDが死亡した、と刑法学的に言えるだろうか?

 同記事には、「捜査では、危険性を具体的に予見できたか(予見可能性)、必要な措置を講じれば結果は避けられたか(結果回避可能性)―が焦点になるとみられる。」とある。しかし、自分の見解は異なる。

 刑法学的観点では、本件で「焦点になる」のは、予見可能性でも結果回避可能性でもなく、Cの過失行為とDの死亡という結果との因果関係だと考える。さらに言えば、そもそもCの過失行為とは何か?が、本件の出発点であり、終着点であると考える。

 法学者たちは、過失犯(重過失犯も基本は同じ)とは何か?について、神学論争を延々と続けている。やれ予見可能性だ、結果回避可能性だ、因果関係の相当性だ、と熱心なことで。そして、判例が出るたびに、我が学説が最高裁判所に採用された!と、法学者の一派が勝利宣言する。何をやってるんですかね。

 で、裁判所は裁判所で、法学者たちの神学論争とは無関係に、ケースバイケースで過失犯の成否を判断している。何だこの状況は。

 話を戻すと、Dの死亡についてCに過失致死罪(ここでは重過失致死罪を含めて考える)が成立するか否かは、それこそケースバイケースの判断になる。一般論では答えが出ない。捜査に時間がかかるのも理解できる。

 個人的には、Cを過失致死罪で有罪とするのは、難しいと思う。仮定の話だが、Aがブレーキを踏めばDは死ななかったとしたら、因果関係は成立しない(Dの死亡はCのせいではない)。逆に言えば、Aがブレーキを踏んでも結果的にDが死亡したか否か、捜査を尽くす必要がある。

 Cにおいて過失致死罪が成立するとの結論を導くためには、結局のところ、Cの過失行為とは何か?に行き着くと思う。Cがダンプカーの前に出る行為が、この日のこの場所では、誰かが死亡するという結果を招く危険な行為である(ので、Cはダンプカーの前に出てはならなかった)(にもかかわらず、Cがダンプカーの前に出たせいで、Dが死亡した)と言えるか否かが、本件の「焦点」であると考える。

 本件で誰の何の刑事責任が問われるのか、自分にはわからない。沖縄における反基地の抗議活動には、理解できる面もある。

 Dがまだ47歳の若さで警備員として勤務中に亡くなられたのは、非常に痛ましい。あってはならない事だ。

 本件が政治的に論じられるのは、仕方がないのかもしれない。それでも、本件の真相解明と再発防止が絶対に必要であることについては、異論はないと信じたい。


ディール

2025-07-24 02:59:52 | 呟き

 ドナルド・トランプ大統領が主張する a massive deal with Japan が何を意味するのか、半日経っても詳細が公表されないのが謎。

 550 十億ドルを誰が支払うのか? その支払いの収益の9割がアメリカに帰属するのなら、それは投資ではない。では何なのか?

 意味がわからない。


民意

2025-07-22 00:08:58 | 呟き

 何とは言わないが、お怒りの人が多いようで。

 バカがバカに投票した、みたいに罵倒するのは、論評の範囲内であれば自由。それこそ自由にしたらいい。

 だが自分はそうしない。罵倒は全く建設的ではなく、むしろ分断を深めるだけと考えるから。

 民意は示された。有権者が選挙で示した選択を認めないのなら、民主主義を否定しているのは誰なのか。

 反科学? 豊洲の地下水だの汚染水だのと騒ぐのは、科学的態度か?

 排外主義? 共生社会とやらを唱える皆さんは、疑問や異論を述べる人に対して寛容だったか?

 いずれにせよ、現時点での民意は示された。有権者の選択を認めたくなければ、なおさら、次の選挙までに何をするかが問われる。さて、バカは誰だろうか。


批判

2025-07-17 01:00:51 | 呟き

 参院選、盛り上がってるみたいですね(棒読み)。やれフェイクだ、ファクトだ、干渉だ、と賑やかなことで。

 有権者が日本の現状と課題について認識を深めて、未来を選択する。なんてのは絵空事らしい。

 与党連合が国民各層の期待に応えていないのは確か。鈍感力には感心するしかない。

 だったら政権を叩けば得票できるのか? まだ投票前なのでこれ以上は論じないけど、まあそういうことです。これ以上は今は自重。

 批判は自由だし、必要で重要でもある。しかし、建設的な批判というものをとんと見かけなくなった。批判のための批判か、ただの鬱憤晴らし。そこに危機感を抱いている。真の脅威はそこだと思う。

 能登の復興が遅い!知事の怠慢!とお怒りの人はネットにたくさんいる。でも、国頭村の復興が遅い!知事の怠慢!は、自分は見たことがない。マスコミの続報も絶えた。畑も鶏舎も泥に埋まったと聞くが、その後どうなったのか心配。

 もっと書きたいけど、投票が終了した後に。


ブルーインパルス

2025-07-14 02:13:17 | 呟き

 ブルーインパルスの大阪における展示飛行を日本のマスコミが好意的に報じるの、ちょっと皮肉な感じで見ている。

 時代は変わった。戦車が特車と呼ばれていた時代を覚えていますか?

 阪神大震災は、未曽有の大災害であり、戦後の日本の政治の転換点でもあったと思う。被災地ご訪問は、皇室に対する世論の認識を間違いなく根本的に変えた。災害派遣は、形而上的な論争に現実を突きつけた。

 ここはもっと論じたいけど、いつか別の機会に。今は、個人的な思いを綴りたい。

 2020年東京オリンピック開会式に際してのブルーインパルスの展示飛行は、我が家の上空でも見えた。率直に言って、怖いと感じた。

 戦闘機は速い。視界に入った時は、もう真上にいる。自分の生活圏で戦闘機が飛ぶのを実際に目撃する体験は、想像とは全く違っていた。

 (T-4は練習機であって戦闘機でないのは知ってます。16MCVが戦車じゃないのもわかってます。お構いなく。)

 最初に先導機が見えた時、高部正樹氏の著書の記述を思い出した。僚機が来る。隠れて、息をひそめて見つからないように祈るしかない。

 怖かった。写真は撮りましたけど。平和の尊さを実感した。

 日本周辺の安全保障環境が戦後最も厳しい今、参院選で示されるであろう国民の選択に注目している。

 余談だけど、T-4の後継機はどうなるのかしら。続報が待たれる。