2001年
旧職を辞し、 広島に帰ってきた頃のお話です。
ある会社の採用試験を受けていた私の前に、 得意分野である 「漢字の読み書き」問題が。
当然、 「全問正解♪」 と、高をくくった その刹那・・・
目に飛び込んできた
伯 耆
の文字。
なんじゃ、 こりゃ・・・。

「伯耆」って、 たしか、 鳥取県の旧国名だったよな~。
因幡と伯耆。
因幡「いなば」は読めるけど、 こっち(伯耆)は・・・ なんて読むんじゃろ??
む~~~、 なんで わざわざ鳥取県やねん!

出題者が、鳥取出身なのかな???

全然、わからん!
しかし、 空白のまま提出するのはまずい!!
さんざん考えた挙句に、 私が書いた解答は ・・・・・
とっても小さな文字で・・・
は く ち ょ

はくちょ って・・
ハクチョン大魔王かよ~


後日、 学生時代からの友人、 Jくんと飲んでる時、
手帳に 「伯耆」 と書いて 読んでもらったところ
とても 小さな声で
「はくちょ?」
と 答えた。
やはり 持つべきものは 友・・・

ほうき[はうき] 【伯耆】
旧国名の一。 鳥取県西部に当たる。 伯州。
(大辞林より)