無事に台南のホテルにチェックインし、夕食は台南のお味見参といくことにしました。
ホテルのフロントに「おいしい店を教えてください」とお願いしたところ、運河のほうに、日本料理も含むいろいろな国の料理を食べられるレストランがあり、おいしいからおすすめと言われた。ただし、ホテルから歩いて行くのは無理なので、タクシーで行くようにと言われました。
どうせタクシーを使うなら、ガイドブックに載っているお店に行ってみようということで、まずは、教えてもらった店は万一のために押さえておき、ガイドブックにあった蝦仁肉圓に行くことにした。
ちょうどホテルに入ってきたタクシーをつかまえたが、日本語も英語も通じない。おまけに他の場所から客を乗せてきたタクシーで地元のタクシーではないので、ガイドブックの地図を見せても番地を言ってもまったく要領を得ない。と、即座にホテルのドアボーイが出てきて、「ここの店に連れて行ってくれ」と、道順までタクシーの運ちゃんに教え、タクシーの運ちゃんはナビに電話番号を入れておおよその値段を出して、ドアボーイが私たちに値段を伝え、これでようやく出発。
タクシーは、お店の真ん前で下ろしてくれた。タクシー代はNT$100もしない。
雄茂蝦仁肉圓 がある界隈は食べ物屋街で、「どこから出てきたんだ~」と絶叫するぐらい大量のスクーターがどこからともなく集結し、そしておのおの、おめあての店に入っていく。人によってはお店を覗いて食べたいものがあるか品定めしてから食事する場所を決めている。若い男女のカップルが多い。
ひととおりお店を覗いてから、おめあての雄茂蝦仁肉圓に入る。
注文はみどり姫だ。
ガイドブックの写真を指し示して注文する。数は指を立てて表示。
まずは看板のお品、蝦仁肉圓。う、うまい~。皮がつるつるぷりぷりしていて食べやすく、いくらでもはいりそう。トッピングの香菜が、これまた絶妙な分量。たまらんですわ。
タロ芋をマッシュして肉と一緒に固めた芋粿を。なかなかのボリューム。そりゃそーだ。イモだもの。
ちょっとのどが渇いたので、モツのスープ四神湯を。こちらはあっさりしていました。
あー、うまい。あっという間に食してしまい、蝦仁肉圓と四神湯を、もう1個ずつ追加!
しめてNT$185。日本円にしたら600円弱ぐらいかな。私たちが「うめ~」と絶叫しながらゆっくり食べている間にも、男性の一人客や女性の二人組が来て、大量にお持ち帰りになったり、1個の蝦仁肉圓を二人でシェアして食べたりしていきました。
ま、疲れていることだし、あまり食べ過ぎない方が良いだろうと、腹八分目にして退散。
次は、お隣にあったジューススタンド。タクシーを降りたときから気になっていたのです。
身振り手振りで注文して絞りたてのパイナップルジュース緑茶割りをゲット。注文を受けてから奥で作っています。この後、カップにフィルム状の蓋を圧着して手でシェイクしてレジ袋に入れて渡してくれます。
蓋が完全に密閉されているので横にしてもこぼれません。とっても便利。
以前に台湾に来たときに食べたデザートの「何か」にまた巡り会うことができました。相変わらず何なのかは不明です。ゲル状なので、何かの実でをふやかしたものでしょうか。
15年前ぐらいに来たときは、宴の席でデザートとして出ました。思わず「○○○の卵みたいだね」と、口に出してならぬことを口走ってしまい、周囲をどん引きさせてしまいました。もちろん、周囲がどん引いている間に残らずいただきましたとも。
注文するときは「小紫蘇」と頼むと、このつぶつぶ入りがきます。
帰りは少し歩きました。途中にあった日本雑貨店。
【追記】「小紫蘇」を調べてみたら、山粉圓でバジルシードのことらしいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます