今現実世界で起きているウクライナ戦争に関して、僕が個人的に興味を持った記事・写真を、備忘録的に集めていきます。
将来的に、自分自身の思想形成に役立ちそうな記事。あるいは狂人的と思える記事であっても、「どう発想すればこの様な狂人的考えが生まれるのか?」それを考察する際には重要な資料になります。
融雪剤が撒かれた丘 : 雪解けを早めるために融雪剤を撒く季節になりましたが…ウクライナ戦争の終結を早める特効薬は見つからないですね!
撮影:Kent Shiraishi 現像:Ryo Iwasaki
先ず多くの世界の人達が、
狂った独裁者で人殺しと感じている、ロシアのプーチン大統領ですが…「明らかに彼の意志で自ら侵略戦争を起こし、今現在も一般市民の多くを殺している!」、多くの人達がそう考えています。この意見は現実的に起こっている事を見るならば、間違いなく正しいと思います。何故なら、プーチンが一言「停戦する!」、そのように言えばこの戦争は終わるからです。
しかし一方で、「ウクライナの真実を知ってください!」、「プーチン大統領だけが悪いのではありません!」という趣旨で展開される諸説があります。
その様な説を広めている中心人物の一人が、華々しい経歴に包まれた、駐ウクライナ兼モルドバ大使だった「馬渕睦夫-まぶちむつお」氏です。
下記動画2本を見て頂ければ、その思想がおよそ分かると思います。
興味深いので、僕も拝見させて頂き、色々学びました。
★2022年2月24日
【桜無門関】馬渕睦夫×水島総 第36回「『危機』を取り巻く諸勢力~ネオコンに進駐されたウクライナ、トルコで懲りたNATO、残り時間が気になるバイデンと習近平」[桜R4/2/24]
★2020年3月21日
「ひとりがたり馬渕睦夫」#40 ゲスト:篠原常一郎 vol.5 ロシアとウクライナの真実・それを知れば世界がわかる・日本のメディアが伝えない理由
当然ですが、
馬渕睦夫氏の諸説に反論する方も多数います。その一人が書いた最近の文章が次です。
★2022年3月4日
「プーチンさんを悪く言わないで!」という”陰謀論”動画の正体
また「ウクライナ陰謀論」的な情報に踊らされる人達に警鐘をならす方もいます。
下で紹介した記事を書かれた佐々木 俊尚氏は、間違った情報に騙されない秘訣を説かれていて、大変勉強になりました!
例えば、
『反原発・反コロナワクチン・ロシアプロパガンダの人達は、けっこうメンバーが共通している様に見える』。僕も実はそう感じていました。
また『「ウクライナ政府が新ロシア住民を虐殺した」といった怪しいニュースを盛んに流している元外交官が、「真実」、「正体」、「ディープステート」などの陰謀用語がタイトルにちりばめられた本を大量に刊行しているが、こういう人物に近づいてはいけない』。その様にも書かれております。この元外交官は、おそらく上で書いた「馬渕睦夫氏」の事だと思われます。いずれにせよ一読の価値は十分あります。
★2022年3月5日
ウクライナ侵攻「正しい情報」見抜くプロの読む力
「陰謀論、間違った情報」にだまされない秘訣
日本人として、
恥ずかしいと感じたのは、平和ボケの代表とも言える元総理。(2022年3月1日)
下記の様に「虐殺」発言をするなら、きちんとその根拠を示さないといけません。そうでなければ「ロシアのニセ情報を信じる日本の元総理と言われる」。日本人として恥ずかしいです!
★ 「鳩山由紀夫元首相がゼレンスキー大統領を批判。自国のドネツク、ルガンスクに住む親露派住民を『テロリストだから絶対に会わない』として虐殺までしてきたことを悔い改めるべきだ」
多分上で鳩山氏が語っている「虐殺」は、下記サイト「長周新聞」に書かれている「…よくニュースに出てくる「ミンスク合意」というのが、この内戦状態を終わらせるための停戦合意(ウクライナ、ロシア、フランス、ドイツの4者合意)で、そこにはドンバス2州(ドネツク州、ルガンスク州)の「特別自治権」を認め、それをウクライナ憲法に明記することが約束されていた。だが、その約束は果たされず、逆に外国人部隊を含む極右ネオナチ武装組織などによる住民弾圧や虐殺行為が続いた」。さらに「2015年からのドンバスの戦闘で、国連は3400人の民間人が死亡したと報告している。ロシア側からすれば、助けを求める親ロシア派住民を見殺しにできないという事情もある。だが親欧米派のポロシェンコ大統領の後を引き継いだゼレンスキー大統領は「2州の代表はテロリストだ」として面会さえ拒否。ミンスク合意は水泡に帰した。』この個所を指しているのだと思われます。
★長周新聞(2022年3月8日)
『非武装中立化に早期停戦の道筋 火を付けて逃げた米国 国際社会がとるべき対応とは ウクライナ問題めぐる記者座談会』
しかし…もし100歩いや1万歩譲って、書かれている様な一部の武装勢力による「虐殺」が行われていたと仮定しても…
プーチン大統領は、ドンバス2州(ドネツク州、ルガンスク州)の平和維持活動だと宣言し、軍事作戦を行うと言ったのに、結果としてウクライナ全土を攻撃し、一般市民を殺し、主権国家であるウクライナを自分の支配下に置こうとする、2枚舌を使い軍事侵略するという暴挙が許されるはずがない。プーチンが狂った行動を始めた誘因を研究するのは結構ですが、根本的にスターリンもそうでしたが、ロシア帝国を夢見る狂気の独裁者であることは間違いない。21世紀に出現したこの様な人殺しの独裁者を絶対に許すべきではない。少なくとも僕はそう考えています。
そもそも近代世界は、米ソの影響力で分断されてきたわけです。
朝鮮半島・ベトナム・ドイツ、多くの国が二つに分かれた原因・誘因は米ソにあると言っても過言ではないはず。ウクライナ国内のネオナチ武装勢力と親ロシア派が、それぞれ米ソから支援・援助を受けていたとしても当然、何も驚く事ではありません。元々一つの国が二つに分かれて殺しあう。それを繰り返してきたのが歴史です。しかし21世紀になって、大国のTopが堂々と軍事力で市民を殺す。女子供であろうと平気で殺すとは、極道のやくざ者より劣るまさに外道です。
★「河東哲夫-かわとうあきお」氏(2022年3月1日)
同じ元外交官、大使経験者でも、上で紹介した馬淵氏とは全く違うお話が聞けます。
「ウクライナを非ナチス化する!」と言ったプーチン大統領の事を「お前がナチスだろ!」と言い切っています!!
『河東哲夫×神保哲生:ウクライナへの合理性を欠いた軍事侵攻はプーチンが追い詰められていることの裏返しだ』
次は500万回以上再生された放送!(2022年3月6日)
色々考えさせられる良い番組だと思います。
ただ「ひろゆき氏」の出演は必要なかったと僕は思います。単に視聴率を稼ぐためでしょうが…どうも日本のこの手の番組は、内容の質で勝負せず、視聴率を重視する物が多く残念です。
番組制作サイドは、500万越えの再生で大喜びしていて、今後もひろゆき氏を登場させるでしょうが…場違いな質問・発言をして、司会者に注意される場面もありました。今回はしっかりした司会・進行者だった事が、良い番組に繋がったと思われます。
★「帰国したら逮捕される」 「母はネット情報を信じない」ロシア人はウクライナ侵攻をどう見る?家族で分断も?プーチンのメディア戦略」
★2022年3月14日
日本の著名人の安易な「降伏しろ!」発言に対して…
『ウクライナへ「降伏しろ」発言の愚かさ 露の隣国ジョージア人が激白 日本の著名人による発信に軽々しく言うな!』
今後どんどんここに、色々な発想・諸説を追加していきます。
自分の思想を確立するため学ぶには、資料が必要です。しかも役立つのは、好き嫌いで判断するのではなく、重要な諸説を説く、その中心的人物が書いた・話した資料。
それが正しいかどうか?
それを判断するためにも、まずは資料を集める。そして自分の頭で整理することが必要です。
平和な中で自由な発言・行動が出来る。
そういう意味でも、平和な日本に住んでいる我々はとても幸せです。
この様な状況で暮らせることに感謝しながら、しっかり学んでいきたいですね!
ただ…ウクライナで起きてる現実:普通の一般市民や子供が殺されている!
この現実から目をそらした議論や諸説は、少なくとも僕には到底受け入れられません。それはいくら高尚なレベルで語っていると本人は自負されていても、酒飲みながら、風呂入りながら、「自分達はウクライナ人でなくて良かったね!」。そう言ってるのと同じ次元・レベルの会話です。自己陶酔しているだけに過ぎません!
古今東西、学者と言われるような人達が、ミサイルや核爆弾と言った強力な武器の製造、あるいは戦争に勝つための戦略的助言をされる事は多々あったわけですが…戦争に真っ向から反対して行動した方は、どれくらいいたのでしょうか?
今のロシアでも同じでしょうが、その多くは、プーチンの侵略戦争に加担する人たちなのでは? 声を上げず、文章で語らず、心で戦争反対を思っていたと言われても…それはプーチンの人殺しに賛成している事になるはずです。
自国で考えても、過去に日本が戦争していた時に、戦争反対を政府に進言した学者はどれほどいたのか?
我々は、同じ失敗を繰り返さないためにも、
資料を集め、整理して、しっかり自分の頭で「平和維持」を考える必要があると思います。
SNSが広がるこの時代故、
資料集めは容易です。
大切な事は、けして鵜呑みにしない事だと思います。
大衆は騙されやすい!
これは真実だと思います。
僕達はけして騙されないようにしましょう。
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Kent Shiraishi is a Photo Producer and SAMURAI Photographer.
When it comes to art and design, the hottest thing out of chilly Hokkaido is photographer Kent Shiraishi. Mac enthusiasts working on the Apple operating system probably already have one of his simple yet arresting photographs – “Blue Pond and First Snow” – as wallpaper on their laptop screens. The Blue Pond, which Shiraishi has captured in every season, is fed from a volcanic hot spring, so its hyper-natural turquoise color can be partially explained by the presence of minerals.
Apple WWDC 2012 - MacBook Pro with Retina Display Introduction
(Blue Pond in Biei,Hokkaido)
Kent Shiraishi's "Blue Pond & First Snow" is chosen by Apple as one of its desktop backgrounds,now.
The Blue Pond in Hokkaido Changes Colors Depending on the Weather
Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
Kent Shiraishi Photography Workshop & Hotel
Kent.Shiraishi
Kent Shiraishi Photography
★Photo Site 500px
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