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えんじゃけん

笠森観音

今日は笠森観音へ行ってきた。

少し前に話題になったトリップアドバイザーというところを見て選びました。

あまり混んでいっるところはいやだし、あまり趣味でないところもいやだと

いうことで探していて、この笠森観音が面白そうということで、決めました。

この笠森観音ですが、正式名称を「天台宗・別格大本山笠森寺」というのだそうです。

延暦3年(784)伝教大師最澄上人が楠の霊木で十一面観世音菩薩を刻み、

三条に安置し、開基されたと伝えられているんだそうです。

観音堂は長元元年(1028)後一條天皇の勅願により建立され、

その建築様式は日本唯一の「四方懸造」として明治41年(1908)「国宝」に、

その後昭和25年(1950)「文化財保護法」の制定により「国指定重要文化財」

となっているそうです。

周辺の山々は「県立笠森鶴舞自然公園」に指定されており、特に、観音山は

昭和45年(1970)「国指定天然記念物笠森寺自然林」として保護されています。

また笠森寺は「坂東三十三観音札所」の三十一番目の札所として古来より巡礼の

霊場となっているそうです。

ふもとに無料駐車場があります。

そこにバイクを停めて、いざ寺へ。

木々に囲まれた階段を上がっていきます。

趣がありますね。

三本杉が途中あります。

二本杉はよくあるそうですが、三本杉は珍しいのだとか。

そして、子授楠。

この木の穴をまずは男が、そのあと女がくぐると子宝を授かるご利益があるのだとか。

穴をのぞいてみると、

子授観音さまが見えました。

いい感じですね。

少し行くと二天門があります。

この門の中には風神、雷神、閻魔様などいろいろいるのですが、

とりあえず、風神、雷神を載せておきます。

迫力ですね。

下から見る者に目線が合うようにされているのですね。

さて、二天門をくぐるとありました。

四方懸造の観音堂。

京都の清水寺も懸造なんだそうですけど、

この笠森寺のように四方は日本唯一っていうんだから、貴重ですね。

横から、

左後ろから、

右後ろから。

残念ながら、横一面は立ち入り禁止になっていて、そちらからの撮影はできませんでした。

スリッパに履き替えて観音堂に上がっていきます。

あがりきったところで、拝観料を払う芭蕉があります。

大人200円でした。

お堂の中は撮影は禁止になっています。

床はギシギシきしみます。

そして、よく見ると板と板の間から下の岩が見えてるし・・・!

これ、多くの人が一気に入ったら床が抜けるんじゃないか?と不安になりました。

板一枚なんですよ、本当。

周りにはずっと廊下があり、ぐるりと一周できます。

上から下を眺めるとこんな感じ。

結構高いのが伝わるでしょうか?

階段も結構急なんですよ。

しかし、こんな不安定な場所に、こんな高い建物、それも木造で・・・

昔の人の技術の高さには驚かされます。

こんな感じで建物のの足場は本当にでこぼこです。

その上に床が水平になるように、柱を調整して立てるんだから、驚きですよね。

今の建築だと、この岩を取り除いて建てるって発想なんだろうね。

敷地内には、六角堂があったり、鐘楼堂があったりします。

鐘は打っていいようになっていたので打ってきました。

いい音でした。

あ、今気づきましたが、二天文以外に仁王門があったようです。

そこはきっと仁王様がいたのかな?

次回行くことがあれば仁王門もしっかり見てこようと思います。

そのあとは、周りが自然公園だということなので、散策しました。

近くに展望台があるとのことだったので、そこへ向かいました。

こちらも古い感じでちょっと怖かったです。

周りの木が成長したせいか、景色がよく見えるのは、この一か所のみでした。

笠森寺が見えるのかな?と期待していたのですが、残念ながら見えず。

二天文のすぐ近くにお土産屋さんがあるのですが、結構ここにぎわってます。

というのも、ここの黒の招き猫が結構有名らしく。

お店の方がすごくその猫のすごさやご利益について、

また遠方はるばるこの猫を飼うためだけに来る人の話やら、

遠くから注文を受け付けていることやら、

ご利益で子を授かったり、結婚したり、宝くじに当たったりなどなど、

丁寧にお話ししてくださいました。

その人が、人柄がいいからかあまり嫌な感じがしなくて、

その人の話を聞いて思わす買おうかという気にさせられる感じ。

値段が2体セットで1000円とのことで、そのくらいなら買ってもいいかという

気持ちにさせられ・・・買いました。

さっそく部屋に飾っています。

そのお店のおじさんは、とっても有名で・・・と話していたのですが、

ネット検索すると、おじさんに教えられて・・って人が大半を占めてました。

なんで2体でセットかと申しますと、手を挙げている向きが違うんです。

右手を挙げている猫は金運を招き、左手を挙げている猫は人を招くとされるそうですよ。

願いがかなうといいなぁ。

 

なかなか面白い旅となりました!

ありがとう、トリップアドバイザー!!

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